2021.1.18

おでかけ

大自然のど真ん中!静寂に包まれた古民家の宿Solii(ソリィ)聞こえるのは野鳥のさえずりだけ

上坂由香

エディター


2019年10月にオープンした『古民家の宿Solii(ソリィ)』は、明治43年に建てられた"100年以上の歴史"がある農家のお家を、当時の趣きを残しながらリノベーションした一棟貸し切り型の宿泊施設。
母屋と馬小屋だった納屋に耐震補強を施し、エアコンや床暖房を完備しているので、季節を選ばず快適に過ごせます。
野鳥のさえずりしか聞こえない静かな山々に囲まれた一棟貸しの宿は、まわりに気兼ねすることなく、自然を満喫しながら贅沢な時間をゆっくりエンジョイできますね。
「…デジタルな世の中から少し離れて、思いっきり深呼吸したーい」
しっとりと落ち着いた古民家の宿は、そんな現代人の「心のオアシス」&「おとなの隠れ家」なのです。



 

札幌から車で約1時間。
石狩市の高岡地区は、国道からゆるやかな丘陵を上がった先にある田園地帯。時々エゾシカやキタキツネなどの野生動物にも出会える「農村」という言葉がぴったりの場所です。Soliiからもう少し山側に足を伸ばすと、なんと石狩油田の跡地があり、今でもポコポコと石油が湧いている場所もあるくらい"秘境"なんです。
Soliiの建物は明治時代にサケ漁で財を成し、この地で農業を始めた大農家:旧山谷家の母屋と、馬小屋にしていた納屋の2棟を、母屋を「yama」、納屋を「tani」として改装しました。
冬は雪深い高岡地区ですが、重厚な日本家屋に白い雪のコラボも風情があって絵になりますよね。

母屋の「yama」は古き良き時代のレイアウトそのままに

「むかしの家屋はここで冠婚葬祭ができるよう、建具でしきられていました。これだけの大きな差鴨居(さしかもい)はもう作ることができないものですよ」とオーナーの江崎幹夫さん。

天井が高く広々とした空間に、100年ものの大きな差鴨居(さしかもい)が、圧倒的な存在感で目を見張ります。どれだけの人々がここを見上げたのだろうと、当時の暮らしぶりや歴史を感じ取ることができますよ。
また、今では北海道の住宅でなかなかお目にかかれない"縁側"もあるので、気候の穏やかな季節は、景色を見ながら風を感じたり満天の星空を眺めたりしてもいいですね。

古民家といっても、バスルームなどのアメニティ設備はホテルスタンダード。Wi-Fiもあるので、リモートワークもできちゃいます。
本当は仕事を忘れて…といいたいところですが、キッチンや冷蔵庫、洗濯機まで完備しているので、じっくり仕事に打ち込みたい人にもオススメです。
「yama」「tani」いずれの棟もベッドルームが2部屋あり、1棟4名まで宿泊可。Soliiベッドはすべてふかふかのセミダブルなので、寝ている時もゆったりできますね。

雪原にポツン…「何にもない」のが最大の魅力です

新緑の春はすぐそばの小川がせせらぎ、夏には水がはられた田んぼに囲まれ、秋には黄金色の稲穂がこうべを垂れて風によそぐ…。裏山が色鮮やかに紅葉する季節は、古民家の宿も美しい風景にとけ込んでいきます。
そんな四季折々の、違った景色が楽しめるのも魅力のひとつではないでしょうか。
高岡地区は3月下旬から4月にかけて、ハクチョウが飛来します。タイミングがあえば、落穂をついばみながら羽を休めるフォトジェニックなシーンに出合えるかも。

上空からみた古民家の宿Solii *手前の建物(ドローン撮影)

古民家を拠点に体験型の旅が人気


提供写真:古民家の宿Solii

古民家の宿Soliiでは、季節に応じた体験型のアクティビティも楽しめます。
夏は宿からほど近い農園で行われている、甘くておいしいブランドミニトマト「Ishikari De Chu!!」の収穫体験プランが人気。農家さんから作物を育てるお話も聞けちゃいます。

冬期は農業のオフシーズン。たっぷりと降り積もった白銀を疾走するスノーモービル試乗体験や、のんびりと野山を歩くスノーシュー体験など、雪と友だちになれるチャンス!宿泊予約の際にどんな農村体験をやっているか確認してみて。







 

提供写真:古民家の宿Solii 

石狩の郷土料理や農園カフェでランチも味わえます


提供写真:古民家の宿Solii (わがまま農園)

海や山の自然の恵みがいっぱいの石狩高岡地区には、4月中旬から秋にかけて、移住組みの農家さんが営む「わがまま農園カフェ」がオープン。Soliiを拠点にして地元のおいしい食材を味わうグルメ旅も堪能できます。

そのほか、通年営業している「おかずの駅 ほっ」は、日替わりランチが好評。あったか~い家庭料理でお腹いっぱいになりますよ。石狩といえば「本場の石狩鍋!」という方は、石狩鍋発祥の店、明治13年創業「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」の石狩鍋をぜひ味わってみて。
*食事処の詳細はいしかり古民家ツーリズムで確認できます

 
2021年が始まり、人々の暮らし方やライフスタイルが変わってきました。旅のプログラムも、よりいっそう広々とした場所へと気持ちが向かうかもしれません。
そんな時にぴったりなのが、静寂に包まれた農村の古民家宿。おいしい空気を胸いっぱい吸って、リフレッシュするには最高ですよね。日本の原風景ともいえるノスタルジックな世界に、身をゆだねてみませんか。




古民家の宿Solii(ソリィ)

住所:石狩市八幡町高岡103-3
FAX:011-783-5442 
直接の予約・問い合わせ: 080-3234-1387 
予約サイト:https://solii.jp/
E-mail:solii.ishikari@gmail.com
 

金大亭の石狩鍋

札幌から車で約1時間。
石狩市の高岡地区は、国道からゆるやかな丘陵を上がった先にある田園地帯。時々エゾシカやキタキツネなどの野生動物にも出会える「農村」という言葉がぴったりの場所です。Soliiからもう少し山側に足を伸ばすと、なんと石狩油田の跡地があり、今でもポコポコと石油が湧いている場所もあるくらい"秘境"なんです。
Soliiの建物は明治時代にサケ漁で財を成し、この地で農業を始めた大農家:旧山谷家の母屋と、馬小屋にしていた納屋の2棟を、母屋を「yama」、納屋を「tani」として改装しました。
冬は雪深い高岡地区ですが、重厚な日本家屋に白い雪のコラボも風情があって絵になりますよね。

母屋の「yama」は古き良き時代のレイアウトそのままに

「むかしの家屋はここで冠婚葬祭ができるよう、建具でしきられていました。これだけの大きな差鴨居(さしかもい)はもう作ることができないものですよ」とオーナーの江崎幹夫さん。

天井が高く広々とした空間に、100年ものの大きな差鴨居(さしかもい)が、圧倒的な存在感で目を見張ります。どれだけの人々がここを見上げたのだろうと、当時の暮らしぶりや歴史を感じ取ることができますよ。
また、今では北海道の住宅でなかなかお目にかかれない"縁側"もあるので、気候の穏やかな季節は、景色を見ながら風を感じたり満天の星空を眺めたりしてもいいですね。

古民家といっても、バスルームなどのアメニティ設備はホテルスタンダード。Wi-Fiもあるので、リモートワークもできちゃいます。
本当は仕事を忘れて…といいたいところですが、キッチンや冷蔵庫、洗濯機まで完備しているので、じっくり仕事に打ち込みたい人にもオススメです。
「yama」「tani」いずれの棟もベッドルームが2部屋あり、1棟4名まで宿泊可。Soliiベッドはすべてふかふかのセミダブルなので、寝ている時もゆったりできますね。

雪原にポツン…「何にもない」のが最大の魅力です


上空からみた古民家の宿Solii *手前の建物(ドローン撮影)

新緑の春はすぐそばの小川がせせらぎ、夏には水がはられた田んぼに囲まれ、秋には黄金色の稲穂がこうべを垂れて風によそぐ…。裏山が色鮮やかに紅葉する季節は、古民家の宿も美しい風景にとけ込んでいきます。
そんな四季折々の、違った景色が楽しめるのも魅力のひとつではないでしょうか。
高岡地区は3月下旬から4月にかけて、ハクチョウが飛来します。タイミングがあえば、落穂をついばみながら羽を休めるフォトジェニックなシーンに出合えるかも。

古民家を拠点に体験型の旅が人気


提供写真:古民家の宿Solii

古民家の宿Soliiでは、季節に応じた体験型のアクティビティも楽しめます。
夏は宿からほど近い農園で行われている、甘くておいしいブランドミニトマト「Ishikari De Chu!!」の収穫体験プランが人気。農家さんから作物を育てるお話も聞けちゃいます。

冬期は農業のオフシーズン。たっぷりと降り積もった白銀を疾走するスノーモービル試乗体験や、のんびりと野山を歩くスノーシュー体験など、雪と友だちになれるチャンス!宿泊予約の際にどんな農村体験をやっているか確認してみて。







 

提供写真:古民家の宿Solii 

石狩の郷土料理や農園カフェでランチも味わえます


提供写真:古民家の宿Solii (わがまま農園)

海や山の自然の恵みがいっぱいの石狩高岡地区には、4月中旬から秋にかけて、移住組みの農家さんが営む「わがまま農園カフェ」がオープン。Soliiを拠点にして地元のおいしい食材を味わうグルメ旅も堪能できます。

そのほか、通年営業している「おかずの駅 ほっ」は、日替わりランチが好評。あったか~い家庭料理でお腹いっぱいになりますよ。石狩といえば「本場の石狩鍋!」という方は、石狩鍋発祥の店、明治13年創業「元祖鮭鱒料理 割烹 金大亭」の石狩鍋をぜひ味わってみて。
*食事処の詳細はいしかり古民家ツーリズムで確認できます

 

金大亭の石狩鍋

2021年が始まり、人々の暮らし方やライフスタイルが変わってきました。旅のプログラムも、よりいっそう広々とした場所へと気持ちが向かうかもしれません。
そんな時にぴったりなのが、静寂に包まれた農村の古民家宿。おいしい空気を胸いっぱい吸って、リフレッシュするには最高ですよね。日本の原風景ともいえるノスタルジックな世界に、身をゆだねてみませんか。




古民家の宿Solii(ソリィ)

住所:石狩市八幡町高岡103-3
FAX:011-783-5442 
直接の予約・問い合わせ: 080-3234-1387 
予約サイト:https://solii.jp/
E-mail:solii.ishikari@gmail.com
 

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上坂由香

エディター

札幌市生まれ。中央競馬所属のトウショウシロッコに魅せられ、2007年から競馬を始める。馬に関する著述を各種媒体で行うほか、観光Webサイトのライターも手掛ける。2010年に引退したトウショウシロッコを引き取り、警視庁騎馬隊へ譲渡後、引退馬支援のボランティア活動を開始。第6回週刊Gallopエッセイ大賞受賞。