富士山・立山と並ぶ日本三名山「白山」を有する石川県白山市。ここに「ひっぱり餅」という名前のちょっと変わったお餅のお菓子があると聞き、取材に行ってきました。
始まりは弁慶が引っぱってこねて作った携行食?
昔々あるところに…源義経と武蔵坊弁慶がおりました。
弁慶は餅をこねては引っぱり、こねては引っぱり、薄く広げて乾燥させ、旅の携行食を作りました。
弁慶は餅をこねては引っぱり、こねては引っぱり、薄く広げて乾燥させ、旅の携行食を作りました。
弁慶が作ったこの「ひっぱり餅」を現代風にアレンジしたのが、能登の観光土産として人気が高い「安田屋製菓」のひっぱり餅です。
昭和37年創業の安田屋製菓株式会社は、観光土産の製造販売を行うお菓子メーカーで、石川県白山市に工場と直営店「雅風堂 本店」を構えています。
ひっぱり餅の製造販売をスタートしたのは昭和40年代。「能登の名物をつくりたい」という地元の声を受けて開発されました。
ひっぱり餅の製造販売をスタートしたのは昭和40年代。「能登の名物をつくりたい」という地元の声を受けて開発されました。
おいしさの秘密は名山の伏流水と、厳選されたお米にあり!
ひっぱり餅のおいしさの秘密は、厳選された三つの素材にあります。
まず1つ目はお米です。適度な粘りとふくよかな食感のある「かぐら米」を「一斗炊き」(一度に一斗=約18リットル分のお米を炊くこと)します。これに水飴を混ぜて飴餅を作ります。
まず1つ目はお米です。適度な粘りとふくよかな食感のある「かぐら米」を「一斗炊き」(一度に一斗=約18リットル分のお米を炊くこと)します。これに水飴を混ぜて飴餅を作ります。
2つ目はお水。富士山、立山と並び、日本三大霊峰のひとつとして名高い白山の伏流水を地下から汲み上げて使用しています。
そして3つ目は、我らが「北海道十勝産」の小豆の甘納豆です。
素材も製造工程もシンプルだからこそ、ごまかしがききません。約半世紀にわたる伝統を守りつつ、最新設備を使用してひっぱり餅を製造しています。
粘りのある飴餅を機械に入れて…
(この作業は勤続年数約40年のベテランスタッフさんが担当していました)
粘りのある飴餅を機械に入れて…
(この作業は勤続年数約40年のベテランスタッフさんが担当していました)
下から薄く引き伸ばされたシート状の餅が出てきます。
2枚の餅の間に甘納豆が挟まり、カットされ…
容器に詰める作業は手作業で。やわらかくて形が崩れやすいので、慎重かつスピーディーな対応が求められます。
パッケージされた後のチェックも人の目で。
機械で包装されて完成です。
いったいどんな食感と味わいなのか?「ひっぱり餅」を実食
それで実際のところ、ひっぱり餅はどのくらい「引っぱれる」のでしょうか。伸び具合と味をチェックすべく実食です。
パッケージには斜めに切れ目が入っているので、写真のように角と角を持って割るとスムーズに取り出すことができます。
パッケージには斜めに切れ目が入っているので、写真のように角と角を持って割るとスムーズに取り出すことができます。
慎重に引っ張ってみると…伸びる伸びる!予想の3倍くらい伸びました。
食べてみると、やわらかさの中にもしっかりとしたコシがあります。甘納豆の食感もよく、やさしい甘さにホッとする味わいです。
食べてみると、やわらかさの中にもしっかりとしたコシがあります。甘納豆の食感もよく、やさしい甘さにホッとする味わいです。
「ひっぱり餅は今回が北海道初上陸!石川県の素材をふんだんに使ったおいしい能登名物を、ぜひ食べてみてください」(安田屋製菓株式会社 常務取締役 安田誠史さん)
モチモチとした食感、ちょうどよく顔をのぞかせる甘納豆、甘すぎず甘くなさすぎない、ちょうどいいバランスのひっぱり餅は、何度でも食べたくなる味です。
「誰がひくやら切れはせぬ」と歌われた縁起のよいお菓子。家族や友人、大切な人たちと一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
安田屋製菓の「ひっぱり餅」は9月13日(金)〜16日(月・祝)開催の「イオン北陸・甲信越フェア」で北海道に初上陸します。ぜひこの機会にお試しください。
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【イオン北陸・甲信越フェア】
開催期間:2024年9月13日(金)〜9月16日(月・祝)まで
全道のイオン・イオンスーパーセンター・マックスバリュ(一部の店舗を除く)の他、
イオン北海道のネットスーパー「ネットで楽宅便」でも開催!
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「誰がひくやら切れはせぬ」と歌われた縁起のよいお菓子。家族や友人、大切な人たちと一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
安田屋製菓の「ひっぱり餅」は9月13日(金)〜16日(月・祝)開催の「イオン北陸・甲信越フェア」で北海道に初上陸します。ぜひこの機会にお試しください。
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【イオン北陸・甲信越フェア】
開催期間:2024年9月13日(金)〜9月16日(月・祝)まで
全道のイオン・イオンスーパーセンター・マックスバリュ(一部の店舗を除く)の他、
イオン北海道のネットスーパー「ネットで楽宅便」でも開催!
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始まりは弁慶が引っぱってこねて作った携行食?
昔々あるところに…源義経と武蔵坊弁慶がおりました。
弁慶は餅をこねては引っぱり、こねては引っぱり、薄く広げて乾燥させ、旅の携行食を作りました。
弁慶は餅をこねては引っぱり、こねては引っぱり、薄く広げて乾燥させ、旅の携行食を作りました。
弁慶が作ったこの「ひっぱり餅」を現代風にアレンジしたのが、能登の観光土産として人気が高い「安田屋製菓」のひっぱり餅です。
昭和37年創業の安田屋製菓株式会社は、観光土産の製造販売を行うお菓子メーカーで、石川県白山市に工場と直営店「雅風堂 本店」を構えています。
ひっぱり餅の製造販売をスタートしたのは昭和40年代。「能登の名物をつくりたい」という地元の声を受けて開発されました。
ひっぱり餅の製造販売をスタートしたのは昭和40年代。「能登の名物をつくりたい」という地元の声を受けて開発されました。
おいしさの秘密は名山の伏流水と、厳選されたお米にあり!
ひっぱり餅のおいしさの秘密は、厳選された三つの素材にあります。
まず1つ目はお米です。適度な粘りとふくよかな食感のある「かぐら米」を「一斗炊き」(一度に一斗=約18リットル分のお米を炊くこと)します。これに水飴を混ぜて飴餅を作ります。
まず1つ目はお米です。適度な粘りとふくよかな食感のある「かぐら米」を「一斗炊き」(一度に一斗=約18リットル分のお米を炊くこと)します。これに水飴を混ぜて飴餅を作ります。
2つ目はお水。富士山、立山と並び、日本三大霊峰のひとつとして名高い白山の伏流水を地下から汲み上げて使用しています。
そして3つ目は、我らが「北海道十勝産」の小豆の甘納豆です。
素材も製造工程もシンプルだからこそ、ごまかしがききません。約半世紀にわたる伝統を守りつつ、最新設備を使用してひっぱり餅を製造しています。
粘りのある飴餅を機械に入れて…
(この作業は勤続年数約40年のベテランスタッフさんが担当していました)
粘りのある飴餅を機械に入れて…
(この作業は勤続年数約40年のベテランスタッフさんが担当していました)
下から薄く引き伸ばされたシート状の餅が出てきます。
2枚の餅の間に甘納豆が挟まり、カットされ…
容器に詰める作業は手作業で。やわらかくて形が崩れやすいので、慎重かつスピーディーな対応が求められます。
パッケージされた後のチェックも人の目で。
機械で包装されて完成です。
いったいどんな食感と味わいなのか?「ひっぱり餅」を実食
それで実際のところ、ひっぱり餅はどのくらい「引っぱれる」のでしょうか。伸び具合と味をチェックすべく実食です。
パッケージには斜めに切れ目が入っているので、写真のように角と角を持って割るとスムーズに取り出すことができます。
パッケージには斜めに切れ目が入っているので、写真のように角と角を持って割るとスムーズに取り出すことができます。
慎重に引っ張ってみると…伸びる伸びる!予想の3倍くらい伸びました。
食べてみると、やわらかさの中にもしっかりとしたコシがあります。甘納豆の食感もよく、やさしい甘さにホッとする味わいです。
食べてみると、やわらかさの中にもしっかりとしたコシがあります。甘納豆の食感もよく、やさしい甘さにホッとする味わいです。
「ひっぱり餅は今回が北海道初上陸!石川県の素材をふんだんに使ったおいしい能登名物を、ぜひ食べてみてください」(安田屋製菓株式会社 常務取締役 安田誠史さん)
モチモチとした食感、ちょうどよく顔をのぞかせる甘納豆、甘すぎず甘くなさすぎない、ちょうどいいバランスのひっぱり餅は、何度でも食べたくなる味です。
「誰がひくやら切れはせぬ」と歌われた縁起のよいお菓子。家族や友人、大切な人たちと一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
安田屋製菓の「ひっぱり餅」は9月13日(金)〜16日(月・祝)開催の「イオン北陸・甲信越フェア」で北海道に初上陸します。ぜひこの機会にお試しください。
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【イオン北陸・甲信越フェア】
開催期間:2024年9月13日(金)〜9月16日(月・祝)まで
全道のイオン・イオンスーパーセンター・マックスバリュ(一部の店舗を除く)の他、
イオン北海道のネットスーパー「ネットで楽宅便」でも開催!
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「誰がひくやら切れはせぬ」と歌われた縁起のよいお菓子。家族や友人、大切な人たちと一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
安田屋製菓の「ひっぱり餅」は9月13日(金)〜16日(月・祝)開催の「イオン北陸・甲信越フェア」で北海道に初上陸します。ぜひこの機会にお試しください。
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【イオン北陸・甲信越フェア】
開催期間:2024年9月13日(金)〜9月16日(月・祝)まで
全道のイオン・イオンスーパーセンター・マックスバリュ(一部の店舗を除く)の他、
イオン北海道のネットスーパー「ネットで楽宅便」でも開催!
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笹山浅海
ライター・編集者
十勝出身、札幌在住。2007年より東京都内の編集プロダクションに編集者として勤務し、オールジャンルの書籍やムック本の制作を手がける。 2012年株式会社マニュブックスを設立。 書籍・雑誌・Web・イベントなど、媒体を問わず幅広く企画制作している。