今年も8月15日・16日に石狩市で行われる「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO」。音楽ステージとは別に、会場内でライブペインティングが行われていることをご存知でしょうか。
今回、RISING SUN ROCK FESTIVALのgreentope内でライブペインティングを行う、アーティストの相川みつぐさんにインタビューを行いました。
目標は60歳までに100壁「なんか見たことがある!」を増やしたい

これまでに数々の作品を生み出してきた相川さんですが、中でも力を入れて取り組んでいるのが壁画の制作です。「60歳までに100壁描く」という目標を掲げているのだそうです。
BiVi新さっぽろや南区役所など、札幌市内のあちこちで相川さんの作品を目にする機会があり「なんか見たことがある!」と思った方もいるのではないでしょうか。
BiVi新さっぽろや南区役所など、札幌市内のあちこちで相川さんの作品を目にする機会があり「なんか見たことがある!」と思った方もいるのではないでしょうか。
相川さんが初めて壁画を手がけたのは、2008年ごろのこと。友人に頼まれて、スープカレー店の外壁に描いたのがはじまりでした。
壁画の魅力について、相川さんは「大きい作品を描くときは、キャンバスに描くのとはまたちょっと違う感覚。大きく体を動かしながら絵を描くのは、すごく楽しいです」と話します。
長い間同じ場所に残り続ける壁画は、多くの人の目に触れ、作品を広く知ってもらう機会にもなるところが魅力だと言います。
「今後も、より多くの人が通る場所に大きな絵を描けたらうれしいですね。『なんか見たことがある!』を、もっともっと増やしていきたいです」
壁画の魅力について、相川さんは「大きい作品を描くときは、キャンバスに描くのとはまたちょっと違う感覚。大きく体を動かしながら絵を描くのは、すごく楽しいです」と話します。
長い間同じ場所に残り続ける壁画は、多くの人の目に触れ、作品を広く知ってもらう機会にもなるところが魅力だと言います。
「今後も、より多くの人が通る場所に大きな絵を描けたらうれしいですね。『なんか見たことがある!』を、もっともっと増やしていきたいです」

釧路市内のカレー店「ガルガンチュワ」(現在は閉店しています)
「ストペロピンクス」や「ゲソ似顔絵」など、多彩な作風も魅力

相川さんの作品には「ストペロピンクス」や「ゲソ似顔絵」など、壁画とは異なるタッチのものもあります。
「ストペロピンクス」は、ポップな色使いが特徴のストレスが大好物のピンクの恐竜。みんなのストレスを食べてくれるという設定が受け、子どものみならず大人からも人気があります。絵本も販売され、誕生から10年以上経つ今もなお支持されています。
「ストペロピンクス」は、ポップな色使いが特徴のストレスが大好物のピンクの恐竜。みんなのストレスを食べてくれるという設定が受け、子どものみならず大人からも人気があります。絵本も販売され、誕生から10年以上経つ今もなお支持されています。
そして、口から飛び出したゲソがなんともシュールな「ゲソ似顔絵」。なぜゲソなのか疑問に思いますが、相川さんによると特に深い意味はないのだと言います。
「あらゆることに意味を求める時代において、意味のないもの、こと、時間こそが、人間にとって大切な『余白』だと考えています。だからこそ、一見意味を見出しにくいこのような表現アートが、実は多くの人に求められ、楽しまれているのかもしれませんね」
ゲソ似顔絵は、根強いファンも多い作品のひとつでもあります。イベント時に描いてもらえるほか、オーダーすることも可能です。過去には、結婚のお祝いとしてオーダーを受けたこともあるのだとか。
11月に中央区の「TO OV cafe」のギャラリーで開催予定の個展でも、ゲソ似顔絵が体験できるそうですよ。
「あらゆることに意味を求める時代において、意味のないもの、こと、時間こそが、人間にとって大切な『余白』だと考えています。だからこそ、一見意味を見出しにくいこのような表現アートが、実は多くの人に求められ、楽しまれているのかもしれませんね」
ゲソ似顔絵は、根強いファンも多い作品のひとつでもあります。イベント時に描いてもらえるほか、オーダーすることも可能です。過去には、結婚のお祝いとしてオーダーを受けたこともあるのだとか。
11月に中央区の「TO OV cafe」のギャラリーで開催予定の個展でも、ゲソ似顔絵が体験できるそうですよ。

目の前で描き上げる「RISING SUN ROCK FESTIVAL」でのライブペインティング

2024年のライブペインティングの作品
今年も8月15日・16日の2日間で開催される「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO」。相川さんは、2017年から会場内でライブペインティングを行っています。
ライブペインティングが行われるのは、「greentope」と呼ばれるエリア。ステージの合間に休憩する人々の憩いの場でもあります。

greentope

観客の前で絵を描き上げるライブペインティング。どのようなところが大変なのか伺ってみると「大変な部分は、野外なのでやはり天候ですね」と相川さんは話します。それでも、作品を見て楽しんでいる方々の姿を見ると、大きなやりがいを感じるのだそう。
最後に、アートの楽しみ方を伺うと「自由に見て、感じてもらうのが一番。アートに馴染みがない方にも『素敵だな』とか、『かっこいいな』『面白いな』といった感情をひとつでも持ってもらえるような作品を、今後も作っていきたいです」と今後の創作活動への熱い思いを語ってくれました。
「身近なアートは、日常をほんの少し豊かにすると考えています。アートを通じて、癒しや刺激、あるいは心が温まるような『小さな幸せ』を感じる時間を過ごしてもらえたら、と願っています」
最後に、アートの楽しみ方を伺うと「自由に見て、感じてもらうのが一番。アートに馴染みがない方にも『素敵だな』とか、『かっこいいな』『面白いな』といった感情をひとつでも持ってもらえるような作品を、今後も作っていきたいです」と今後の創作活動への熱い思いを語ってくれました。
「身近なアートは、日常をほんの少し豊かにすると考えています。アートを通じて、癒しや刺激、あるいは心が温まるような『小さな幸せ』を感じる時間を過ごしてもらえたら、と願っています」
相川みつぐさん
Instagram:@aikawamitsugu
HP:https://aikawamitsugu.com/
【今後のイベント情報】
飛生芸術祭2025
期間:2025年9月6日(土)〜14日(日)
会場:飛生アートコミュニティー
HP:https://tobiu.com
(上記の情報は記事作成時点でのものです)
Instagram:@aikawamitsugu
HP:https://aikawamitsugu.com/
【今後のイベント情報】
飛生芸術祭2025
期間:2025年9月6日(土)〜14日(日)
会場:飛生アートコミュニティー
HP:https://tobiu.com
(上記の情報は記事作成時点でのものです)

サーフショップ ナミシダイ制作時
目標は60歳までに100壁「なんか見たことがある!」を増やしたい

これまでに数々の作品を生み出してきた相川さんですが、中でも力を入れて取り組んでいるのが壁画の制作です。「60歳までに100壁描く」という目標を掲げているのだそうです。
BiVi新さっぽろや南区役所など、札幌市内のあちこちで相川さんの作品を目にする機会があり「なんか見たことがある!」と思った方もいるのではないでしょうか。
BiVi新さっぽろや南区役所など、札幌市内のあちこちで相川さんの作品を目にする機会があり「なんか見たことがある!」と思った方もいるのではないでしょうか。

釧路市内のカレー店「ガルガンチュワ」(現在は閉店しています)
相川さんが初めて壁画を手がけたのは、2008年ごろのこと。友人に頼まれて、スープカレー店の外壁に描いたのがはじまりでした。
壁画の魅力について、相川さんは「大きい作品を描くときは、キャンバスに描くのとはまたちょっと違う感覚。大きく体を動かしながら絵を描くのは、すごく楽しいです」と話します。
長い間同じ場所に残り続ける壁画は、多くの人の目に触れ、作品を広く知ってもらう機会にもなるところが魅力だと言います。
「今後も、より多くの人が通る場所に大きな絵を描けたらうれしいですね。『なんか見たことがある!』を、もっともっと増やしていきたいです」
壁画の魅力について、相川さんは「大きい作品を描くときは、キャンバスに描くのとはまたちょっと違う感覚。大きく体を動かしながら絵を描くのは、すごく楽しいです」と話します。
長い間同じ場所に残り続ける壁画は、多くの人の目に触れ、作品を広く知ってもらう機会にもなるところが魅力だと言います。
「今後も、より多くの人が通る場所に大きな絵を描けたらうれしいですね。『なんか見たことがある!』を、もっともっと増やしていきたいです」
「ストペロピンクス」や「ゲソ似顔絵」など、多彩な作風も魅力

相川さんの作品には「ストペロピンクス」や「ゲソ似顔絵」など、壁画とは異なるタッチのものもあります。
「ストペロピンクス」は、ポップな色使いが特徴のストレスが大好物のピンクの恐竜。みんなのストレスを食べてくれるという設定が受け、子どものみならず大人からも人気があります。絵本も販売され、誕生から10年以上経つ今もなお支持されています。
「ストペロピンクス」は、ポップな色使いが特徴のストレスが大好物のピンクの恐竜。みんなのストレスを食べてくれるという設定が受け、子どものみならず大人からも人気があります。絵本も販売され、誕生から10年以上経つ今もなお支持されています。

そして、口から飛び出したゲソがなんともシュールな「ゲソ似顔絵」。なぜゲソなのか疑問に思いますが、相川さんによると特に深い意味はないのだと言います。
「あらゆることに意味を求める時代において、意味のないもの、こと、時間こそが、人間にとって大切な『余白』だと考えています。だからこそ、一見意味を見出しにくいこのような表現アートが、実は多くの人に求められ、楽しまれているのかもしれませんね」
ゲソ似顔絵は、根強いファンも多い作品のひとつでもあります。イベント時に描いてもらえるほか、オーダーすることも可能です。過去には、結婚のお祝いとしてオーダーを受けたこともあるのだとか。
11月に中央区の「TO OV cafe」のギャラリーで開催予定の個展でも、ゲソ似顔絵が体験できるそうですよ。
「あらゆることに意味を求める時代において、意味のないもの、こと、時間こそが、人間にとって大切な『余白』だと考えています。だからこそ、一見意味を見出しにくいこのような表現アートが、実は多くの人に求められ、楽しまれているのかもしれませんね」
ゲソ似顔絵は、根強いファンも多い作品のひとつでもあります。イベント時に描いてもらえるほか、オーダーすることも可能です。過去には、結婚のお祝いとしてオーダーを受けたこともあるのだとか。
11月に中央区の「TO OV cafe」のギャラリーで開催予定の個展でも、ゲソ似顔絵が体験できるそうですよ。
目の前で描き上げる「RISING SUN ROCK FESTIVAL」でのライブペインティング

2024年のライブペインティングの作品
今年も8月15日・16日の2日間で開催される「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO」。相川さんは、2017年から会場内でライブペインティングを行っています。

greentope
ライブペインティングが行われるのは、「greentope」と呼ばれるエリア。ステージの合間に休憩する人々の憩いの場でもあります。

観客の前で絵を描き上げるライブペインティング。どのようなところが大変なのか伺ってみると「大変な部分は、野外なのでやはり天候ですね」と相川さんは話します。それでも、作品を見て楽しんでいる方々の姿を見ると、大きなやりがいを感じるのだそう。
最後に、アートの楽しみ方を伺うと「自由に見て、感じてもらうのが一番。アートに馴染みがない方にも『素敵だな』とか、『かっこいいな』『面白いな』といった感情をひとつでも持ってもらえるような作品を、今後も作っていきたいです」と今後の創作活動への熱い思いを語ってくれました。
「身近なアートは、日常をほんの少し豊かにすると考えています。アートを通じて、癒しや刺激、あるいは心が温まるような『小さな幸せ』を感じる時間を過ごしてもらえたら、と願っています」
最後に、アートの楽しみ方を伺うと「自由に見て、感じてもらうのが一番。アートに馴染みがない方にも『素敵だな』とか、『かっこいいな』『面白いな』といった感情をひとつでも持ってもらえるような作品を、今後も作っていきたいです」と今後の創作活動への熱い思いを語ってくれました。
「身近なアートは、日常をほんの少し豊かにすると考えています。アートを通じて、癒しや刺激、あるいは心が温まるような『小さな幸せ』を感じる時間を過ごしてもらえたら、と願っています」

サーフショップ ナミシダイ制作時
相川みつぐさん
Instagram:@aikawamitsugu
HP:https://aikawamitsugu.com/
【今後のイベント情報】
飛生芸術祭2025
期間:2025年9月6日(土)〜14日(日)
会場:飛生アートコミュニティー
HP:https://tobiu.com
(上記の情報は記事作成時点でのものです)
Instagram:@aikawamitsugu
HP:https://aikawamitsugu.com/
【今後のイベント情報】
飛生芸術祭2025
期間:2025年9月6日(土)〜14日(日)
会場:飛生アートコミュニティー
HP:https://tobiu.com
(上記の情報は記事作成時点でのものです)
村瀬真央
ママライター
業務スーパーが大好きな2児の母。石狩市を中心に、ママ目線で北海道の魅力をお伝えします!