2025.4.29

ライフスタイル

マヨネーズどうしまっている?ケチャップの保存は上向き?下向き?意外と知らない“楽ワザ”

 身近なことすぎて、実は意外と知らない正しい家事のやり方。こうすればもっと楽になるかも!そんなテクニックを集めてみました。調味料の保存の仕方・今が旬の春野菜の保存方法からお風呂のカビ予防、洗濯物のたたみかたまで、おすすめのテクニックを紹介します。

 料理に欠かせない調味料・マヨネーズ。冷蔵庫に入れるとき、何となく下向きにしておいていませんか?

 実はこれ、マヨネーズでおなじみのキユーピーもおすすめしている保存テクニックなんです。下向きに置くことでマヨネーズが下に落ちて、次回使いやすくなる方法です。
 続いて、マヨネーズと同じくらいよく使うケチャップ。

 保存をするとき、上向き?下向き?どちらが正しい置き方でしょう。
 正解は…。
 
 上向き!

 カゴメによると、ケチャップは長い間放置しておくと液体部分が分離してしまうため、下向きで保存していると水分が漏れて冷蔵庫を汚してしまうことがあるんだそう。

 そのため、上向きの保存をおすすめしているんですって。
 続いては野菜の保存方法。

 札幌・円山で80年以上続く老舗ローカルスーパー「フーズバラエティすぎはら」の3代目杉原俊明社長に、春野菜にまつわるテクニックを聞きました。

 杉原社長は野菜ソムリエの資格を持っているんですよ。
 今おすすめの北海道の野菜は「アスパラガス」。 

 杉原社長によると「アスパラガスは天に向かって立って生えているので、立てて貯蔵するとうま味が逃げにくい」とのこと。
 ただ、コップに水を入れて立てて保存するのはNG。

 水を吸いすぎてしまい、パリパリに固くなってしまうんですって。
 アスパラガスを保存するときは、キッチンペーパーや新聞紙に巻き、パッケージの袋に入れて保存した方がいいそうです。
 例えば牛乳パックなどに立てて、冷蔵庫のドアポケットなどに入れるのもオススメ。

 アスパラガスは比較的寒さに強い野菜なので、野菜室ではなく、ドアポケットでも保存ができるそうですよ。
 
 次はタマネギ。秋に収穫した茶色い皮のものから、この時期にしか味わえない新タマネギも。冷蔵と常温、保存するならどちらがいいかというと…。

 秋に収穫したものは常温。今とれている新タマネギは冷蔵保存が向いています。

 新タマネギは収穫したてで、水分量が多くやわらかいのでデリケートで傷みやすいんですって。
 
 冷蔵庫で保存するときは、ひとつひとつキッチンペーパーなどで包むか、紙袋に入れて保存するといいですよ。

 ちなみに秋収穫のタマネギは表皮が乾いているため、腐りにくく湿気が苦手なので常温保存向き。でも気温が上がると芽が出てしまうので、4月下旬頃からは冷蔵保存に変更するのがオススメなのだそう。
 続いてはお風呂場に関するテクニック。

 この時期のお風呂はキレイに掃除していても、急にカビが生えているなんてことありますよね…。
 大手生活用品メーカー「ライオン」のリビングケアマイスター・吉井和美さんに、お風呂のカビについてのテクニックを聞いてみました。
 
 「カビは温度、湿度、栄養(汚れ)が揃うと増殖するため、この3つの条件が揃わないようにすることがカビを防ぐ第1ステップ」と吉井さん。

 カビ予防に大切なのは「掃除」と「換気」なんです。
 お風呂の換気をする上で大切なことは?

 浴室の扉を開ける?それとも浴室の扉を閉める?

 正解は「扉を閉める」。
 換気には、効率的に空気の出入りができる換気口が必須。

 窓や扉を開けると効率の良い流れがうまくできないので、扉などは閉めておいた方がいいそうです。しかも、浴室の扉を開けておくと、脱衣所に湿気が入りカビが生えてしまう可能性も。
 また、浴室の扉にはガラリと呼ばれる通気口がついているので、換気扇をつけると自然に空気が取り入れられて、より効率的に換気ができるんです。

 ガラリに埃がたまると、換気の効率が大幅にダウンするので、時々掃除をしてあげると換気効率がアップします。
 あとは汚れが残らないように、お風呂上がりに壁や床をすすぎ流すのがいいのだそう。

 38度から40度ぐらいのお湯で流すことで、ついたばかりの皮脂や汚れが落ち、さらにしっかり換気をすることで早く水分が蒸発され、水跡が残りにくいそうです。

 また、市販の防カビ剤を使えばもっとカビができにくなって、キレイが長持ちしますよ。
 最後は、洗濯物にまつわるテクニック。

 厚手のニットや冬服はきちんとたたんでもかさばるし、衣替えのときもスペースを使うし、何かと大変ですよね。
 街の皆さんのたたみ方を見てみると、袖を内側に折りたたんでから、二つ折り、三つ折りにしている様子。厚さを測ってみると、7センチ。

 一方に偏った形になっていて、上に服を重ねづらくなっています。

 でもちょっとたたみ方を変えるだけで、なんと2センチも厚さが減り、ぺったんこに!
 コンパクトにたためるたたみ方は、最初に袖をたたむ方法。

 ポイントは、袖をたたむとき、袖同士を絶対に重ねないこと!

 
 後は、袖ごと両サイドをたたんで、最後に二つ折りをすれば完成。

 コンパクトに洗濯物を折りたたむことができました!
 平らになり重ねても安定感があります。
 
 重なり合う部分が最小限なので、分厚くならないんですね!
 
 
 意外と知らない春の家事のテクニック、ぜひ試してみてくださいね。

みんテレ4月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 料理に欠かせない調味料・マヨネーズ。冷蔵庫に入れるとき、何となく下向きにしておいていませんか?

 実はこれ、マヨネーズでおなじみのキユーピーもおすすめしている保存テクニックなんです。下向きに置くことでマヨネーズが下に落ちて、次回使いやすくなる方法です。
 続いて、マヨネーズと同じくらいよく使うケチャップ。

 保存をするとき、上向き?下向き?どちらが正しい置き方でしょう。
 正解は…。
 
 上向き!

 カゴメによると、ケチャップは長い間放置しておくと液体部分が分離してしまうため、下向きで保存していると水分が漏れて冷蔵庫を汚してしまうことがあるんだそう。

 そのため、上向きの保存をおすすめしているんですって。
 続いては野菜の保存方法。

 札幌・円山で80年以上続く老舗ローカルスーパー「フーズバラエティすぎはら」の3代目杉原俊明社長に、春野菜にまつわるテクニックを聞きました。

 杉原社長は野菜ソムリエの資格を持っているんですよ。
 今おすすめの北海道の野菜は「アスパラガス」。 

 杉原社長によると「アスパラガスは天に向かって立って生えているので、立てて貯蔵するとうま味が逃げにくい」とのこと。
 ただ、コップに水を入れて立てて保存するのはNG。

 水を吸いすぎてしまい、パリパリに固くなってしまうんですって。
 アスパラガスを保存するときは、キッチンペーパーや新聞紙に巻き、パッケージの袋に入れて保存した方がいいそうです。
 例えば牛乳パックなどに立てて、冷蔵庫のドアポケットなどに入れるのもオススメ。

 アスパラガスは比較的寒さに強い野菜なので、野菜室ではなく、ドアポケットでも保存ができるそうですよ。
 
 次はタマネギ。秋に収穫した茶色い皮のものから、この時期にしか味わえない新タマネギも。冷蔵と常温、保存するならどちらがいいかというと…。

 秋に収穫したものは常温。今とれている新タマネギは冷蔵保存が向いています。

 新タマネギは収穫したてで、水分量が多くやわらかいのでデリケートで傷みやすいんですって。
 
 冷蔵庫で保存するときは、ひとつひとつキッチンペーパーなどで包むか、紙袋に入れて保存するといいですよ。

 ちなみに秋収穫のタマネギは表皮が乾いているため、腐りにくく湿気が苦手なので常温保存向き。でも気温が上がると芽が出てしまうので、4月下旬頃からは冷蔵保存に変更するのがオススメなのだそう。
 続いてはお風呂場に関するテクニック。

 この時期のお風呂はキレイに掃除していても、急にカビが生えているなんてことありますよね…。
 大手生活用品メーカー「ライオン」のリビングケアマイスター・吉井和美さんに、お風呂のカビについてのテクニックを聞いてみました。
 
 「カビは温度、湿度、栄養(汚れ)が揃うと増殖するため、この3つの条件が揃わないようにすることがカビを防ぐ第1ステップ」と吉井さん。

 カビ予防に大切なのは「掃除」と「換気」なんです。
 お風呂の換気をする上で大切なことは?

 浴室の扉を開ける?それとも浴室の扉を閉める?

 正解は「扉を閉める」。
 換気には、効率的に空気の出入りができる換気口が必須。

 窓や扉を開けると効率の良い流れがうまくできないので、扉などは閉めておいた方がいいそうです。しかも、浴室の扉を開けておくと、脱衣所に湿気が入りカビが生えてしまう可能性も。
 また、浴室の扉にはガラリと呼ばれる通気口がついているので、換気扇をつけると自然に空気が取り入れられて、より効率的に換気ができるんです。

 ガラリに埃がたまると、換気の効率が大幅にダウンするので、時々掃除をしてあげると換気効率がアップします。
 あとは汚れが残らないように、お風呂上がりに壁や床をすすぎ流すのがいいのだそう。

 38度から40度ぐらいのお湯で流すことで、ついたばかりの皮脂や汚れが落ち、さらにしっかり換気をすることで早く水分が蒸発され、水跡が残りにくいそうです。

 また、市販の防カビ剤を使えばもっとカビができにくなって、キレイが長持ちしますよ。
 最後は、洗濯物にまつわるテクニック。

 厚手のニットや冬服はきちんとたたんでもかさばるし、衣替えのときもスペースを使うし、何かと大変ですよね。
 街の皆さんのたたみ方を見てみると、袖を内側に折りたたんでから、二つ折り、三つ折りにしている様子。厚さを測ってみると、7センチ。

 一方に偏った形になっていて、上に服を重ねづらくなっています。

 でもちょっとたたみ方を変えるだけで、なんと2センチも厚さが減り、ぺったんこに!
 コンパクトにたためるたたみ方は、最初に袖をたたむ方法。

 ポイントは、袖をたたむとき、袖同士を絶対に重ねないこと!

 
 後は、袖ごと両サイドをたたんで、最後に二つ折りをすれば完成。

 コンパクトに洗濯物を折りたたむことができました!
 平らになり重ねても安定感があります。
 
 重なり合う部分が最小限なので、分厚くならないんですね!
 
 
 意外と知らない春の家事のテクニック、ぜひ試してみてくださいね。

みんテレ4月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

「働く女性」の帰宅が増える、ごご4時50分から放送!「子育てママ」「働く女性」は、夕方は忙しい!そこで、「みんテレ」は、「耳で観る」=耳で聴くだけで情報がわかる、また夕食の支度で忙しい視聴者にも短時間で情報が分かる、即効性&実用性のある情報をお届けします。

Official SNS 公式SNS

フォローして最新情報を受け取る