国民年金は、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する“みんなの年金”です。
自営業の人はもちろん、学生やフリーランスの方も対象になります。
年金を満額(=月69,308円)で受け取るには、40年間(480ヶ月)の保険料納付が必要ですが、原則10年以上加入していれば受給資格が得られます。
すでに公表されている令和7年度(2025年度)の国民年金額から、老後にいくら受け取れるのかを確認してみましょう。
令和7年度の老齢基礎年金は月69,308円(満額)

厚生労働省の発表によると、
2025年度の老齢基礎年金(満額支給)は、月額69,308円となりました。(昭和31年4月2日以降生まれの人)
これは40年間(20歳〜60歳)しっかり保険料を納めた人が受け取れる金額です。
年間にすると831,696円となり、夫婦2人分であれば年160万円以上が支給されることになります。
2025年度の老齢基礎年金(満額支給)は、月額69,308円となりました。(昭和31年4月2日以降生まれの人)
これは40年間(20歳〜60歳)しっかり保険料を納めた人が受け取れる金額です。
年間にすると831,696円となり、夫婦2人分であれば年160万円以上が支給されることになります。
65歳から85歳まで20年間もらうと…?
仮に、満額を65歳から85歳まで20年間受け取ったとしたら、その総額は――
831,696円 × 20年= 約1,663万円
つまり、老齢基礎年金だけでも約1,663万円という“老後の資産”になります。
「毎月6~7万円」という印象より、こうして“生涯総額”で見ると、年金の価値がより具体的に感じられるかもしれません。
831,696円 × 20年= 約1,663万円
つまり、老齢基礎年金だけでも約1,663万円という“老後の資産”になります。
「毎月6~7万円」という印象より、こうして“生涯総額”で見ると、年金の価値がより具体的に感じられるかもしれません。

一方で、令和7年度の保険料は月17,510円

今回は「いくらもらえるのか?」だけではなく、「いくら払うのか?」という点にも着目します。
受け取る年金額と同じ様に、支払う保険料も実は毎年少しずつ変化しているのです。
令和7年度の国民年金保険料は、月額17,510円。前年度より少し増えています。
さらに、令和8年度(2026年度)は月額17,920円となる予定です。
ここ数年、保険料は少しずつ上がっており、今後もこの傾向は続く可能性があります。
受け取る年金額と同じ様に、支払う保険料も実は毎年少しずつ変化しているのです。
令和7年度の国民年金保険料は、月額17,510円。前年度より少し増えています。
さらに、令和8年度(2026年度)は月額17,920円となる予定です。
ここ数年、保険料は少しずつ上がっており、今後もこの傾向は続く可能性があります。
家計に余裕があれば「前納」も視野に入れてみて
国民年金の保険料は基本的に毎月支払うものですが、実は「前納」すると割引があることをご存じですか?
前納は「6ヶ月」や「1年」「2年」が選択可能で、まとめて支払うことで、数千円単位の割引が受けられます。
現金納付もできますが、口座振替にすると割引額がさらに増えるんです。
前納制度の利用には所定の手続きが必要なので、気になる方はお近くの年金事務所にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
保険料の負担は年々上がる傾向にあるため、もし家計に余裕があれば、前納のほうが結果的にお得になる可能性がありますよ。
前納は「6ヶ月」や「1年」「2年」が選択可能で、まとめて支払うことで、数千円単位の割引が受けられます。
現金納付もできますが、口座振替にすると割引額がさらに増えるんです。
前納制度の利用には所定の手続きが必要なので、気になる方はお近くの年金事務所にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
保険料の負担は年々上がる傾向にあるため、もし家計に余裕があれば、前納のほうが結果的にお得になる可能性がありますよ。

まとめ:年金制度は「もらう・払う」をセットで見よう
この記事では…
・老齢基礎年金(令和7年度)は月69,308円(満額)
・65歳から20年受け取れば、総額は約1,663万円
・国民年金保険料は令和7年度で月17,510円、令和8年度は月17,920円に
・家計に余裕があるなら、前納も視野に
ということをお伝えしました。
毎年の金額の変化を知ることは、将来の安心につながります。
「なんとなく払っている」「どうせもらえない」と思わずに、具体的な数字を見ると、人生プランも立てやすくなりますね。
・老齢基礎年金(令和7年度)は月69,308円(満額)
・65歳から20年受け取れば、総額は約1,663万円
・国民年金保険料は令和7年度で月17,510円、令和8年度は月17,920円に
・家計に余裕があるなら、前納も視野に
ということをお伝えしました。
毎年の金額の変化を知ることは、将来の安心につながります。
「なんとなく払っている」「どうせもらえない」と思わずに、具体的な数字を見ると、人生プランも立てやすくなりますね。
令和7年度の老齢基礎年金は月69,308円(満額)

厚生労働省の発表によると、
2025年度の老齢基礎年金(満額支給)は、月額69,308円となりました。(昭和31年4月2日以降生まれの人)
これは40年間(20歳〜60歳)しっかり保険料を納めた人が受け取れる金額です。
年間にすると831,696円となり、夫婦2人分であれば年160万円以上が支給されることになります。
2025年度の老齢基礎年金(満額支給)は、月額69,308円となりました。(昭和31年4月2日以降生まれの人)
これは40年間(20歳〜60歳)しっかり保険料を納めた人が受け取れる金額です。
年間にすると831,696円となり、夫婦2人分であれば年160万円以上が支給されることになります。
65歳から85歳まで20年間もらうと…?

仮に、満額を65歳から85歳まで20年間受け取ったとしたら、その総額は――
831,696円 × 20年= 約1,663万円
つまり、老齢基礎年金だけでも約1,663万円という“老後の資産”になります。
「毎月6~7万円」という印象より、こうして“生涯総額”で見ると、年金の価値がより具体的に感じられるかもしれません。
831,696円 × 20年= 約1,663万円
つまり、老齢基礎年金だけでも約1,663万円という“老後の資産”になります。
「毎月6~7万円」という印象より、こうして“生涯総額”で見ると、年金の価値がより具体的に感じられるかもしれません。
一方で、令和7年度の保険料は月17,510円

今回は「いくらもらえるのか?」だけではなく、「いくら払うのか?」という点にも着目します。
受け取る年金額と同じ様に、支払う保険料も実は毎年少しずつ変化しているのです。
令和7年度の国民年金保険料は、月額17,510円。前年度より少し増えています。
さらに、令和8年度(2026年度)は月額17,920円となる予定です。
ここ数年、保険料は少しずつ上がっており、今後もこの傾向は続く可能性があります。
受け取る年金額と同じ様に、支払う保険料も実は毎年少しずつ変化しているのです。
令和7年度の国民年金保険料は、月額17,510円。前年度より少し増えています。
さらに、令和8年度(2026年度)は月額17,920円となる予定です。
ここ数年、保険料は少しずつ上がっており、今後もこの傾向は続く可能性があります。
家計に余裕があれば「前納」も視野に入れてみて

国民年金の保険料は基本的に毎月支払うものですが、実は「前納」すると割引があることをご存じですか?
前納は「6ヶ月」や「1年」「2年」が選択可能で、まとめて支払うことで、数千円単位の割引が受けられます。
現金納付もできますが、口座振替にすると割引額がさらに増えるんです。
前納制度の利用には所定の手続きが必要なので、気になる方はお近くの年金事務所にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
保険料の負担は年々上がる傾向にあるため、もし家計に余裕があれば、前納のほうが結果的にお得になる可能性がありますよ。
前納は「6ヶ月」や「1年」「2年」が選択可能で、まとめて支払うことで、数千円単位の割引が受けられます。
現金納付もできますが、口座振替にすると割引額がさらに増えるんです。
前納制度の利用には所定の手続きが必要なので、気になる方はお近くの年金事務所にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。
保険料の負担は年々上がる傾向にあるため、もし家計に余裕があれば、前納のほうが結果的にお得になる可能性がありますよ。
まとめ:年金制度は「もらう・払う」をセットで見よう
この記事では…
・老齢基礎年金(令和7年度)は月69,308円(満額)
・65歳から20年受け取れば、総額は約1,663万円
・国民年金保険料は令和7年度で月17,510円、令和8年度は月17,920円に
・家計に余裕があるなら、前納も視野に
ということをお伝えしました。
毎年の金額の変化を知ることは、将来の安心につながります。
「なんとなく払っている」「どうせもらえない」と思わずに、具体的な数字を見ると、人生プランも立てやすくなりますね。
・老齢基礎年金(令和7年度)は月69,308円(満額)
・65歳から20年受け取れば、総額は約1,663万円
・国民年金保険料は令和7年度で月17,510円、令和8年度は月17,920円に
・家計に余裕があるなら、前納も視野に
ということをお伝えしました。
毎年の金額の変化を知ることは、将来の安心につながります。
「なんとなく払っている」「どうせもらえない」と思わずに、具体的な数字を見ると、人生プランも立てやすくなりますね。
川西菜都美
社会保険労務士
結喜(ゆき)社会保険労務士事務所 代表 人と人とを喜びでつなげられるような活動をしたいという思いを込めた事務所名です。私自身も3人の子を持つ母親なので、特に働くママや子育て家庭に役立つ情報を届けることに力を入れています。SASARUでも、人事労務やお金のことなど、暮らしに役立つ情報を発信。 自分の足で景色や空気が変わっていく瞬間が好きで、マラソンが趣味です。