2025.3.1

ライフスタイル

【家事の裏ワザを徹底比較】どっちが楽ちん?主婦必見!時短テクニック検証

 カレーでベタベタになったプラスチックの保存容器をあっという間にツルツルピカピカにするには?厚手のバスタオルを素早く乾かす干し方は?ちまたで噂の家事の裏ワザを徹底検証。どれが一番楽なのか、調べてみましたよ。

 まず最初はおでんや煮物、寒い季節にひっぱりだこな大根の裏ワザ。

 しっかり煮込んだつもりでも、中まで味が染み込んでいなかったということ、ありますよね?

 そこで、大根を簡単に「しみしみ」にする裏ワザ2つを比較しました。
 まず最初の裏ワザは電子レンジを使うもの。

 大根と水少々を耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱します。その後、調味液に入れ、鍋で15分煮込み5分放置。

 普通にゆでるよりも短時間で火が通り、味が染み込みやすいと、レシピサイトで人気の裏ワザです。
 もうひとつの裏ワザで使うのが、冷凍した大根。冷凍大根を解凍せずにそのままゆでる調理方法です。

 冷凍のまま、電子レンジの時と同じく調味液に入れ15分煮込み、5分放置しました。

 冷凍することで大根の細胞などが壊れ、味が染み込みやすくなる家事ハックです。
 比較のために15分下ゆでした大根も用意して、どれが一番味が染み込んでいるのかチェックしてみましたよ!
 まずは通常通りに煮たもの。箸を入れるのにちょっと力がいります。側面を見てみても、中まであまり染みていません。

 下ゆでを合わせて30分煮込んだものの、かたく生煮え状態でした。
 続いて、電子レンジで下ゆでした大根。

 こちらはやわらかく、すっとお箸が入っていきました。しかも中までみずみずしく透明な感じ。

 一見すると、通常通りに煮たものと調味液の染み込み具合は変わらない感じがしますが、食べてみるとやわらかくほっくり煮えて、しっかり味が染みていました。
 最後は冷凍大根を検証。

 箸を入れた瞬間から全然違う!すごくやわらかくて調味液がジュワッと染み出てきました!

 食べてみると、味はしみしみ。かむほどにだしの味がします。冷凍したものをそのまま入れるだけでこんなに変わるなんて、驚きです。
 それぞれの断面を見比べてみるとこんな感じ。

 検証してみた結果、冷凍大根が一番味が染み込んでいました。

 大根を買ってきたら冷凍庫にストックしておくと便利ですね!
 次の検証は、カレーライスなどを保存した容器の汚れ落としの裏ワザ。油っぽいものを入れたプラスチックの保存容器は、1度洗ったくらいでは落ちないほど頑固な汚れですよね…。
 
 そこで、SNSで発見した油汚れを落とす2つの裏ワザを検証します。
 まずは重曹を使う裏ワザから。

 小さじ2杯分の重曹を入れて、そこに40度くらいのお湯を8分目ほど注ぎます。あとはふたを閉めて2分間シェイクするだけ。
 次はキッチンペーパーを使う裏ワザ。こちらも簡単ですよ。

 保存容器に少量の水と食器用洗剤を2プッシュ入れたら、キッチンペーパー1枚分をちぎって入れるだけ。調理に使ったものを代用しても大丈夫です。

 あとはふたを閉じ、2分間シェイクすればOK。
 
 軽く汚れを取ったカレー入り保存容器を使って検証しました。
 
 まずは重曹から。振っている最中から汚れが浮いてきました。これはかなりキレイになっている予感。

 中の水を捨ててみると…若干、油残りはありますがだいたい汚れが落ち、うっすらと油が残っている状態でした。
 続いては、キッチンペーパー。30秒ほど振っただけで、もう側面の汚れがなくなりました!

 見た感じ、汚れが全然ない!へりの部分にはちょっと汚れが残っていますが、他の部分は油汚れすら見当たりませんでした。
 比べてみると、その差は歴然。

 キッチンペーパーと洗剤、水を入れて振ることで、油汚れの分解と削り取りがいっぺんんにできるんです。汚れをキッチンペーパーがキャッチしてくれるので、軽い油汚れならキレイに取ることができるんですって。
 へりに残った油汚れも、水で流すだけでスッキリ。指でこするとキュキュッと音がするほど汚れがしっかり取れていました。

 より楽に汚れを落とすことができたのは、キッチンペーパー。シェイクするだけなのでスポンジもギトギトにならず、楽ちんですね。
 続いてはバスタオルを干すときの裏ワザ。

 2つ折りにしたり、ちょっとずらして干したり…いろいろな干し方がありますが、どの干し方が一番早く乾かせるのか検証しました。

 使うのは厚手のバスタオル。室温を25度に設定した部屋に干して乾き具合を調べました。
 次の5種類の干し方で検証しましたよ。

A.両端を洗濯ばさみで挟んだ「U字干し」
B.丸く、コの時に干す「囲み干し」
C.蛇のようにくねくね曲げる「蛇腹干し」
D.2つに折りたたんでだらりと垂らす「縦長干し」
E.片側を長めにずらして干す「ずらし干し」

 
 Dの「縦長干し」とEの「ずらし干し」は布が重なっている部分が乾きづらく、ぬれていました。Aの「U字干し」も、中央のたわんでいる部分が乾きにくい状態。

 5種類のうち3種類は、まだ乾いていませんでした。

 では、Bの囲み干しとCの蛇腹干し、どちらが早く乾いたかというと…。
 Bの「囲み干し」でした!

 ライオンのWebメディアによると、同じ環境で干したときに「囲み干し」は6時間30分、「蛇腹干し」は7時間30分で乾ききるとのこと。1時間も差が出ています。

 なぜ、「囲み干し」が早く乾くのかというと「横向き&表面積が広い」から。
 
 お洗濯マイスターで繊維製品品質管理士の大貫和泉さんによると「タオルは縦長よりも横長に干した方が、縦の長さが短くなるので早く乾く。さらに、ぐるりと囲むことによって、布の重なりが少なくなるので風の通り道ができ、空気が全体に循環する」とのことでした。

3つの裏ワザ、ぜひ試してみてください。

みんテレ2月19日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 
 まず最初はおでんや煮物、寒い季節にひっぱりだこな大根の裏ワザ。

 しっかり煮込んだつもりでも、中まで味が染み込んでいなかったということ、ありますよね?

 そこで、大根を簡単に「しみしみ」にする裏ワザ2つを比較しました。
 まず最初の裏ワザは電子レンジを使うもの。

 大根と水少々を耐熱容器に入れてラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱します。その後、調味液に入れ、鍋で15分煮込み5分放置。

 普通にゆでるよりも短時間で火が通り、味が染み込みやすいと、レシピサイトで人気の裏ワザです。
 もうひとつの裏ワザで使うのが、冷凍した大根。冷凍大根を解凍せずにそのままゆでる調理方法です。

 冷凍のまま、電子レンジの時と同じく調味液に入れ15分煮込み、5分放置しました。

 冷凍することで大根の細胞などが壊れ、味が染み込みやすくなる家事ハックです。
 比較のために15分下ゆでした大根も用意して、どれが一番味が染み込んでいるのかチェックしてみましたよ!
 まずは通常通りに煮たもの。箸を入れるのにちょっと力がいります。側面を見てみても、中まであまり染みていません。

 下ゆでを合わせて30分煮込んだものの、かたく生煮え状態でした。
 続いて、電子レンジで下ゆでした大根。

 こちらはやわらかく、すっとお箸が入っていきました。しかも中までみずみずしく透明な感じ。

 一見すると、通常通りに煮たものと調味液の染み込み具合は変わらない感じがしますが、食べてみるとやわらかくほっくり煮えて、しっかり味が染みていました。
 最後は冷凍大根を検証。

 箸を入れた瞬間から全然違う!すごくやわらかくて調味液がジュワッと染み出てきました!

 食べてみると、味はしみしみ。かむほどにだしの味がします。冷凍したものをそのまま入れるだけでこんなに変わるなんて、驚きです。
 それぞれの断面を見比べてみるとこんな感じ。

 検証してみた結果、冷凍大根が一番味が染み込んでいました。

 大根を買ってきたら冷凍庫にストックしておくと便利ですね!
 次の検証は、カレーライスなどを保存した容器の汚れ落としの裏ワザ。油っぽいものを入れたプラスチックの保存容器は、1度洗ったくらいでは落ちないほど頑固な汚れですよね…。
 
 そこで、SNSで発見した油汚れを落とす2つの裏ワザを検証します。
 まずは重曹を使う裏ワザから。

 小さじ2杯分の重曹を入れて、そこに40度くらいのお湯を8分目ほど注ぎます。あとはふたを閉めて2分間シェイクするだけ。
 次はキッチンペーパーを使う裏ワザ。こちらも簡単ですよ。

 保存容器に少量の水と食器用洗剤を2プッシュ入れたら、キッチンペーパー1枚分をちぎって入れるだけ。調理に使ったものを代用しても大丈夫です。

 あとはふたを閉じ、2分間シェイクすればOK。
 
 軽く汚れを取ったカレー入り保存容器を使って検証しました。
 
 まずは重曹から。振っている最中から汚れが浮いてきました。これはかなりキレイになっている予感。

 中の水を捨ててみると…若干、油残りはありますがだいたい汚れが落ち、うっすらと油が残っている状態でした。
 続いては、キッチンペーパー。30秒ほど振っただけで、もう側面の汚れがなくなりました!

 見た感じ、汚れが全然ない!へりの部分にはちょっと汚れが残っていますが、他の部分は油汚れすら見当たりませんでした。
 比べてみると、その差は歴然。

 キッチンペーパーと洗剤、水を入れて振ることで、油汚れの分解と削り取りがいっぺんんにできるんです。汚れをキッチンペーパーがキャッチしてくれるので、軽い油汚れならキレイに取ることができるんですって。
 へりに残った油汚れも、水で流すだけでスッキリ。指でこするとキュキュッと音がするほど汚れがしっかり取れていました。

 より楽に汚れを落とすことができたのは、キッチンペーパー。シェイクするだけなのでスポンジもギトギトにならず、楽ちんですね。
 続いてはバスタオルを干すときの裏ワザ。

 2つ折りにしたり、ちょっとずらして干したり…いろいろな干し方がありますが、どの干し方が一番早く乾かせるのか検証しました。

 使うのは厚手のバスタオル。室温を25度に設定した部屋に干して乾き具合を調べました。
 次の5種類の干し方で検証しましたよ。

A.両端を洗濯ばさみで挟んだ「U字干し」
B.丸く、コの時に干す「囲み干し」
C.蛇のようにくねくね曲げる「蛇腹干し」
D.2つに折りたたんでだらりと垂らす「縦長干し」
E.片側を長めにずらして干す「ずらし干し」

 
 Dの「縦長干し」とEの「ずらし干し」は布が重なっている部分が乾きづらく、ぬれていました。Aの「U字干し」も、中央のたわんでいる部分が乾きにくい状態。

 5種類のうち3種類は、まだ乾いていませんでした。

 では、Bの囲み干しとCの蛇腹干し、どちらが早く乾いたかというと…。
 Bの「囲み干し」でした!

 ライオンのWebメディアによると、同じ環境で干したときに「囲み干し」は6時間30分、「蛇腹干し」は7時間30分で乾ききるとのこと。1時間も差が出ています。

 なぜ、「囲み干し」が早く乾くのかというと「横向き&表面積が広い」から。
 
 お洗濯マイスターで繊維製品品質管理士の大貫和泉さんによると「タオルは縦長よりも横長に干した方が、縦の長さが短くなるので早く乾く。さらに、ぐるりと囲むことによって、布の重なりが少なくなるので風の通り道ができ、空気が全体に循環する」とのことでした。

3つの裏ワザ、ぜひ試してみてください。

みんテレ2月19日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

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