2023.2.25

ライフスタイル

「小学校のプリント問題」現役ママの収納アドバイザーが教える"コレなら出来る"整頓テク

こんにちは! 整理収納アドバイザーの川村あゆみです。
ペーパーレス化が進み、情報はメールやデータで閲覧するのが当たり前になってきましたが、小学校からのお知らせは今でもプリント配布が主流です。毎日のように学校から届くおたよりは管理を怠るとあっという間にリビングに溢れてしまいます。

学校からのおたよりには、返信が必要なものや大切な連絡も含まれています。忘れ物や提出期限を過ぎることがないようにしたいですね。
とはいえ、複雑な管理は続かない…今回は、子どもと一緒に楽に続くプリント管理方法をお伝えします!

子どもが主役のプリント整理

学校のプリントは親だけが頑張っていても続きません。
プリント管理の主役は子ども! 学年別に練習しそれぞれの達人になっていきましょう。

 

【低学年は配られたプリントを全部持ってくる達人になろう】

配られたプリントをキレイに持って帰ってくる。これだけでも低学年の子どもにとっては大仕事なんです。プリント類は朝の会、授業中、帰りの会など別々に配られるため管理が難しいことがあります。

クリアファイルにキレイに入っていなくてもいいのです!
先ずは全て持ち帰る練習をしましょう。

【中学年は種類分けの達人になろう】

親に渡す、先生に渡す、人別の分け方は先ず覚えましょう!
配布された時点で分けてから持って帰る練習をしましょう。
写真のように、2ポケットのクリアファイルがおすすめ。

この場合には、左に親に渡すプリントを入れます。親に渡すのは左側のプリントです。親から先生に渡す紙(参加の可否など)は右側に入れます。
このようなルールが習慣化すると親も子も紙に振り回されなくなります!

返却された宿題プリント以外に委員会など紙が増えてくる学年です。
自宅でとっておくものも種類分けを覚えていきましょう。
ただし、細かく分けすぎると続きませんので子どもの意見を聞きその子に合わせた
分け方を一緒に考えていきましょう。
蛇腹ファイルや個別フォルダは使いにくい年代ですので、挟むだけのクリアファイルや数段の書類ケースなど、わかりやすい収納道具を使いましょう。

【高学年はプリント管理の達人になろう】

高学年は、親や先生に渡すおたよりの他、テストや資料など自分で管理する紙も増えてきます。今までは親に管理してもらっていた紙も自分でできるように練習しましょう。
そして、プリントの要不要も自分で判断してみましょう。

返却テストは各家庭のルールで決めることが多いようですが、教科書は学校の方針もあるようなので確認してください。
いるかな? いらないかな? と迷った時は、今と未来の自分は必要とするかを考えてみてくださいね。高学年になると思い出の品(友達との手紙)なども溜まっている年代かと思います。卒業までに一度整理してみましょう。

共通ミッションは指定場所に全部出すこと

低学年~高学年、全てに共通するのは「親にプリントを渡す」こと。
そのために親はプリント提出の定位置を用意しましょう。
100円均一ショップにあるA4サイズが入るケースが一番簡単です。

写真のような引き出しタイプはインテリアにも合わせやすいです。
長く続くものですからお気に入りのものを用意するのもいいですね。
リビングまたはキッチンなどお互いがわかりやすい場所を定位置とします。

定位置が決まったら基本は動かしません。あちらこちらにケースがいかないようにしましょう。兄弟姉妹がいる場合には、ひとり1ケース専用を用意しましょう。

プリント提出ができるようになるために親ができること

ファイルも用意した、定位置も作った、ケースも買った、準備万端!
でも肝心のプリント提出が三日坊主~なのは良くあること。
うちの子はできないのでは…と心配になるかもしれませんが、継続が身に付くには時間がかかるものです。

してくれない場合に私たち親ができることは優しい声掛けです!
「学校のプリントはまだ?早く出して?」焦らせる声掛けは我慢して、
「学校のプリント出してくれたら助かるな~嬉しいな~」の方がお互い気持ちが良いです。
身内、特に子どもにはきつくなりがちなので、私はママ友に言わない言葉は子どもにも言わないと決めています。

子どもには子どものペースがありますので信じて待つ練習を私たちは頑張りましょう。
プリントが出せたら当たり前ではなく「褒める」ことも忘れずにしてください。
忘れていたら、フォローするように声掛けができるのは理想ですね!

親のプリント管理方法

子どもから受け取ったプリントをどう管理したらよいのか3ステップで紹介します。

ステップ1 いらないプリントは即処分
不要なプリントは即処分することで後の仕分け作業の負担を減らすことが出来ます。

ステップ2 返信が必要なものはすぐやる
教育相談日程や参観日の参加の可否などもらった日にわかるようであればすぐ記入して子どもに渡してしまいましょう。締め切りを守ろうとすると忘れてしまうことありませんか。
締め切りは守らないですぐ提出!を私は意識しています。

ステップ3 スマホはアプリではなくLINEを使おう
最近ではスマホでプリント管理する方も増えたのではないでしょうか。
便利なプリント管理アプリがたくさんありますが使いこなせない声も良く聞きます。
だからといって写真で保管すると日々の写真と混ざってしまい肝心な時に見つからない・・・。私のおすすめはLINEでデジタル管理です!

まず、LINEの「友だち」のグループで「グループ作成」をします。
誰も相手を選ばず、グループ名(例:学校おたより)を決めたら作成。
自分だけの学校おたよりグループが出来上がります!
一か所に情報が集められるので写真で保管するより簡単に見つけることが出来ます。

LINEならば操作方法も慣れている方も多いでしょうし、家族との共有も簡単です。
デジタルの良いところは出先でも確認できるところです。
私は学校指定のノートを購入する際にスマホに入っているおかげでフラッと寄った書店で購入することが出来ました。昔は用紙を忘れて後悔したことも…改めて買いに行かなくてもよくなり時間も浮きました!

家庭内のプリント問題は、子どもがひとりでできるようにサポートを親である私たちは意識したいものですね! ルールを考えながら、続ける力を育んでいきましょう。

子どもが主役のプリント整理

学校のプリントは親だけが頑張っていても続きません。
プリント管理の主役は子ども! 学年別に練習しそれぞれの達人になっていきましょう。

 

【低学年は配られたプリントを全部持ってくる達人になろう】

配られたプリントをキレイに持って帰ってくる。これだけでも低学年の子どもにとっては大仕事なんです。プリント類は朝の会、授業中、帰りの会など別々に配られるため管理が難しいことがあります。

クリアファイルにキレイに入っていなくてもいいのです!
先ずは全て持ち帰る練習をしましょう。

【中学年は種類分けの達人になろう】

親に渡す、先生に渡す、人別の分け方は先ず覚えましょう!
配布された時点で分けてから持って帰る練習をしましょう。
写真のように、2ポケットのクリアファイルがおすすめ。

この場合には、左に親に渡すプリントを入れます。親に渡すのは左側のプリントです。親から先生に渡す紙(参加の可否など)は右側に入れます。
このようなルールが習慣化すると親も子も紙に振り回されなくなります!

返却された宿題プリント以外に委員会など紙が増えてくる学年です。
自宅でとっておくものも種類分けを覚えていきましょう。
ただし、細かく分けすぎると続きませんので子どもの意見を聞きその子に合わせた
分け方を一緒に考えていきましょう。
蛇腹ファイルや個別フォルダは使いにくい年代ですので、挟むだけのクリアファイルや数段の書類ケースなど、わかりやすい収納道具を使いましょう。

【高学年はプリント管理の達人になろう】

高学年は、親や先生に渡すおたよりの他、テストや資料など自分で管理する紙も増えてきます。今までは親に管理してもらっていた紙も自分でできるように練習しましょう。
そして、プリントの要不要も自分で判断してみましょう。

返却テストは各家庭のルールで決めることが多いようですが、教科書は学校の方針もあるようなので確認してください。
いるかな? いらないかな? と迷った時は、今と未来の自分は必要とするかを考えてみてくださいね。高学年になると思い出の品(友達との手紙)なども溜まっている年代かと思います。卒業までに一度整理してみましょう。

共通ミッションは指定場所に全部出すこと

低学年~高学年、全てに共通するのは「親にプリントを渡す」こと。
そのために親はプリント提出の定位置を用意しましょう。
100円均一ショップにあるA4サイズが入るケースが一番簡単です。

写真のような引き出しタイプはインテリアにも合わせやすいです。
長く続くものですからお気に入りのものを用意するのもいいですね。
リビングまたはキッチンなどお互いがわかりやすい場所を定位置とします。

定位置が決まったら基本は動かしません。あちらこちらにケースがいかないようにしましょう。兄弟姉妹がいる場合には、ひとり1ケース専用を用意しましょう。

プリント提出ができるようになるために親ができること

ファイルも用意した、定位置も作った、ケースも買った、準備万端!
でも肝心のプリント提出が三日坊主~なのは良くあること。
うちの子はできないのでは…と心配になるかもしれませんが、継続が身に付くには時間がかかるものです。

してくれない場合に私たち親ができることは優しい声掛けです!
「学校のプリントはまだ?早く出して?」焦らせる声掛けは我慢して、
「学校のプリント出してくれたら助かるな~嬉しいな~」の方がお互い気持ちが良いです。
身内、特に子どもにはきつくなりがちなので、私はママ友に言わない言葉は子どもにも言わないと決めています。

子どもには子どものペースがありますので信じて待つ練習を私たちは頑張りましょう。
プリントが出せたら当たり前ではなく「褒める」ことも忘れずにしてください。
忘れていたら、フォローするように声掛けができるのは理想ですね!

親のプリント管理方法

子どもから受け取ったプリントをどう管理したらよいのか3ステップで紹介します。

ステップ1 いらないプリントは即処分
不要なプリントは即処分することで後の仕分け作業の負担を減らすことが出来ます。

ステップ2 返信が必要なものはすぐやる
教育相談日程や参観日の参加の可否などもらった日にわかるようであればすぐ記入して子どもに渡してしまいましょう。締め切りを守ろうとすると忘れてしまうことありませんか。
締め切りは守らないですぐ提出!を私は意識しています。

ステップ3 スマホはアプリではなくLINEを使おう
最近ではスマホでプリント管理する方も増えたのではないでしょうか。
便利なプリント管理アプリがたくさんありますが使いこなせない声も良く聞きます。
だからといって写真で保管すると日々の写真と混ざってしまい肝心な時に見つからない・・・。私のおすすめはLINEでデジタル管理です!

まず、LINEの「友だち」のグループで「グループ作成」をします。
誰も相手を選ばず、グループ名(例:学校おたより)を決めたら作成。
自分だけの学校おたよりグループが出来上がります!
一か所に情報が集められるので写真で保管するより簡単に見つけることが出来ます。

LINEならば操作方法も慣れている方も多いでしょうし、家族との共有も簡単です。
デジタルの良いところは出先でも確認できるところです。
私は学校指定のノートを購入する際にスマホに入っているおかげでフラッと寄った書店で購入することが出来ました。昔は用紙を忘れて後悔したことも…改めて買いに行かなくてもよくなり時間も浮きました!

家庭内のプリント問題は、子どもがひとりでできるようにサポートを親である私たちは意識したいものですね! ルールを考えながら、続ける力を育んでいきましょう。

川村あゆみ

整理収納アドバイザー

小さい頃からお部屋の模様替えが大好き、しかし物が捨てられない思い出やさんでした。「整理収納アドバイザー」の資格と出会い、2013年独立。自宅の収納公開付き講座をはじめ、企業での外部講座も行う。訪問サービスでは、1人1人に合わせた整理方法とオーダーメイド収納をご提案、リバウンドなしと好評。物が多くてもスッキリした見た目が叶う、扉を開けると心が躍る「うっとり収納」を得意としている。コラムの執筆、TV/ラジオ出演多数。

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