2021.10.8

お金&ライフスタイル

未経験者は「今さら聞けない」ツウは年中お得…【ふるさと納税の付き合い方】~解説編~

川部紀子

ファイナンシャルプランナー
・社会保険労務士

ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。

「ふるさと納税」制度が始まって13年が経ちました。
一時のブームが過ぎた気もしますが、総務省が公表した2020年度のふるさと納税の額は過去最高を記録しています。

上手に活用している人にとっては年中ルーティンになっていますし、やっていない人にとっては今さら聞けないものになりつつあります。

未経験の方で税金を納めているのであれば、検討に値する制度なので読み進めてみてくださいね!

ふるさと納税とは「寄付」です!

ふるさと納税とは、ズバリ「寄付」の制度。
例えば、生まれ故郷や災害に遭った場所など、貢献したい地域に自分のお金を簡単に寄付できる仕組みです。

高級な牛肉やフルーツを思い浮かべている人も多いと思いますが、ふるさと納税はカタログギフトではないので「買う」「頼む」ものではありません。
 
通常、国と住民票がある地域に「税金」を納めますが、そのお金の一部を自分の選んだ都道府県・市区町村地域への「寄付」に変えることができるのです。

国や住んでいる地域に税金として納めたい!という意思を持っているのであれば、もちろんふるさと納税をやらない選択肢も有りです。
でも、よくわからない、面倒そうなどの理由であれば、家計にとっての魅力が大きいので挑戦する価値は十分です。

もしも3万円寄付をしたら?

例えば、「生まれ故郷が災害に遭って大変なので3万円寄付しよう!」と考えました。

単に3万円を届ければそれまでですが、ふるさと納税として3万円を寄付すると、税金が約2万8,000円少なくなる仕組みが法律で整っています。

つまり、自分の収支としてはマイナス2,000円程度で済む(※)のに、3万円を寄付できたことになるのです。

これは5万円寄付してもマイナス2,000円程度で済むので、収入によってはできるだけ多く貢献したいと考えることも自然ですよね。

また、自分が寄付したお金の使い道も「災害復興」「子育て支援」「おまかせ」など地域ごとに指定することができます。

ふるさと納税がお得な理由

一般の家計にとってうれしいのが寄付のお礼です。
お礼を辞退して純粋な寄付で終えることもできますが、地域の特産物などを「自分で選べるお礼」として受け取ることができます。

生まれ故郷などにかかわらずどの地域でも自由に選べますし、自慢の特産物を掲げて寄付を募ったり地域のPRをしている側面もあるので、遠慮せずに選ぶことができます。
 
お礼の品(返礼品)が自分の負担した金額2,000円以上のものであれば、その時点で収支がプラスに転じます。

例えば、12万円寄付をして毎月11キロのお米を受け取っている家計上手が存在します。一旦は寄付額12万円が支出となりますが、約11万8,000円の税金が少なくなるので、実際はマイナス2,000円程度です。2,000円で1年分の家族のお米をまかなっているわけですから、お得としか言いようがありません。
 
※マイナス2,000円程度で済む寄付の上限額が決まっているので下記リンクから各自確認しましょう。ただし、多少であれば上限額を超えても大きなマイナスにはならないので、あまり神経質になる必要はありません。(仮に負担が5万円を超えても、11キロ×12か月分のお米を買うよりは安いため)
全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安(総務省)

家計上手のコツは「地味なセレクト」


出典:北海道羅臼町

返礼品で家計面への貢献を考えるのであれば、「どっちにしろ買うもの」を選ぶのが家計上手のコツです。

そりゃ、ブランド牛やフルーツは2,000円では買えないという意味で魅力的ですが、無くても生きていけるものであり、本来であれば買わないものではありませんか?

家計収支の改善を目指すのであれば、上のお米が良い例ですね。その他、トイレットペーパーやシャンプーなどの生活必需品や、嗜好品であっても普段からビールを箱買いしているならビールの返礼品という選択肢もあります。

家計面で余裕がある方なら、せっかくの機会なので豪華なものを選ぶのもいいですね。
 
筆者の新刊『得する会社員 損する会社員 ~手取りを活かすお金の超基本~』にもふるさと納税をはじめ、家計上手のコツが満載です。こちらも読んでみてくださいね。

ふるさと納税とは「寄付」です!

ふるさと納税とは、ズバリ「寄付」の制度。
例えば、生まれ故郷や災害に遭った場所など、貢献したい地域に自分のお金を簡単に寄付できる仕組みです。

高級な牛肉やフルーツを思い浮かべている人も多いと思いますが、ふるさと納税はカタログギフトではないので「買う」「頼む」ものではありません。
 
通常、国と住民票がある地域に「税金」を納めますが、そのお金の一部を自分の選んだ都道府県・市区町村地域への「寄付」に変えることができるのです。

国や住んでいる地域に税金として納めたい!という意思を持っているのであれば、もちろんふるさと納税をやらない選択肢も有りです。
でも、よくわからない、面倒そうなどの理由であれば、家計にとっての魅力が大きいので挑戦する価値は十分です。

もしも3万円寄付をしたら?

例えば、「生まれ故郷が災害に遭って大変なので3万円寄付しよう!」と考えました。

単に3万円を届ければそれまでですが、ふるさと納税として3万円を寄付すると、税金が約2万8,000円少なくなる仕組みが法律で整っています。

つまり、自分の収支としてはマイナス2,000円程度で済む(※)のに、3万円を寄付できたことになるのです。

これは5万円寄付してもマイナス2,000円程度で済むので、収入によってはできるだけ多く貢献したいと考えることも自然ですよね。

また、自分が寄付したお金の使い道も「災害復興」「子育て支援」「おまかせ」など地域ごとに指定することができます。

ふるさと納税がお得な理由

一般の家計にとってうれしいのが寄付のお礼です。
お礼を辞退して純粋な寄付で終えることもできますが、地域の特産物などを「自分で選べるお礼」として受け取ることができます。

生まれ故郷などにかかわらずどの地域でも自由に選べますし、自慢の特産物を掲げて寄付を募ったり地域のPRをしている側面もあるので、遠慮せずに選ぶことができます。
 
お礼の品(返礼品)が自分の負担した金額2,000円以上のものであれば、その時点で収支がプラスに転じます。

例えば、12万円寄付をして毎月11キロのお米を受け取っている家計上手が存在します。一旦は寄付額12万円が支出となりますが、約11万8,000円の税金が少なくなるので、実際はマイナス2,000円程度です。2,000円で1年分の家族のお米をまかなっているわけですから、お得としか言いようがありません。
 
※マイナス2,000円程度で済む寄付の上限額が決まっているので下記リンクから各自確認しましょう。ただし、多少であれば上限額を超えても大きなマイナスにはならないので、あまり神経質になる必要はありません。(仮に負担が5万円を超えても、11キロ×12か月分のお米を買うよりは安いため)
全額控除されるふるさと納税額(年間上限)の目安(総務省)

家計上手のコツは「地味なセレクト」


出典:北海道羅臼町

返礼品で家計面への貢献を考えるのであれば、「どっちにしろ買うもの」を選ぶのが家計上手のコツです。

そりゃ、ブランド牛やフルーツは2,000円では買えないという意味で魅力的ですが、無くても生きていけるものであり、本来であれば買わないものではありませんか?

家計収支の改善を目指すのであれば、上のお米が良い例ですね。その他、トイレットペーパーやシャンプーなどの生活必需品や、嗜好品であっても普段からビールを箱買いしているならビールの返礼品という選択肢もあります。

家計面で余裕がある方なら、せっかくの機会なので豪華なものを選ぶのもいいですね。
 
筆者の新刊『得する会社員 損する会社員 ~手取りを活かすお金の超基本~』にもふるさと納税をはじめ、家計上手のコツが満載です。こちらも読んでみてくださいね。

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川部紀子

ファイナンシャルプランナー
・社会保険労務士

ファイナンシャルプランナー(CFP®、1級FP技能士)社会保険労務士として全国で活動中。講演・セミナー、執筆、相談業務の他、テレビ、ラジオ等メディア出演も多数。初心者にも分かりやすい解説と楽しく飽きさせない語り口に定評があり、「お金」にまつわる講師依頼は年間約200件。受講者は3万人を超えた。近著『まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる! お金の貯め方・増やし方』(明日香出版社)も好評発売中。