2020.10.7

お金&ライフスタイル

あなたはどうしてる?「3年は保管しよう」実は大切!給料明細書

遠藤起予子

特定社会保険労務士

勤務先やアルバイト先からもらう給料明細書。最近はweb明細も増えており、じっくり見る方は少ないようですが、皆さんは保管派ですか?すぐ捨てる派ですか?

給料明細書3年保管のススメ

実は、給料明細書は最低でも3年間は保管することをオススメします。給料明細書があることによって、何かの時に自分自身を守ることができるかもしれません。どうのような時にあったらよいのか解説します。

「しっかり確認!」支給額が正しいかどうか

基本給、手当、交通費等、抜けていないか確認してください。特に、昇給後や家族が増えた場合、引っ越しをして交通費が変わった場合に変更後の額になっているのか確認が必要です。アルバイトの方は、時給が変更になった時、最低賃金が変更になった時に確認するようにしましょう。

「誤りがないかな?」残業代が正しく払われているのか

残業をしているのに全く支払われていない、額が少ないなども、給料明細書で確認ができます。もし、未払い残業代があれば、在職中、退職後に関わらず会社に請求することができます。2020年3月31日までに働いた分の時効は2年でしたが、2020年4月1日以降に働いた分の時効は3年になりました。実際に請求する場合、この給料明細書は大切な証拠書類になります。

「意外と知らない?」控除額にも注目

控除欄にある、社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)や雇用保険料は正しく控除されているでしょうか。特に社会保険料は、今後の給付に関係する大切なものです。誕生月に届くねんきん定期便には、払った額が載っていますので、照らし合わせてみるのも良いでしょう。

退職後の雇用保険にも影響が…

雇用保険に加入していると、退職後に基本手当を受給することができます。退職後の生活を支える基本手当の額は退職する直近6か月の給料の額で決まります。退職後に「雇用保険被保険者離職票-2」という書類が届いたら、保管しておいた給料明細書と相違がないかの確認に、給料明細書が役立ちます。

まとめ

給料明細書の支給額と通帳に振込された額が同じだから安心!ではありません。給料明細書には、さまざまなデータが載っていますので、確認資料として最低でも3年間保管!と覚えてくださいね。

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遠藤起予子

特定社会保険労務士

札幌市で開業している特定社会保険労務士です。就業規則の作成や労働相談、老齢、遺族、障害年金等の請求や年金相談、年金セミナーの他、一般社団法人ワークルールに所属しており、高校生や大学生向けのワークルール講座も行っています。