2020.5.18

お金&ライフスタイル

北海道のみなさん!10万円の『特別定額給付金』給付!申請方法は?マイナンバーカードは必要?使い道は?

川部紀子

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士

ファイナンシャルプランナーで社会保険労務士の川部紀子です。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って、1人10万円受け取れるという「特別定額給付金」。申請の受付は自治体単位で、早いところでは5月1日に開始していますが、準備状況によりまだ受付を開始していない市区町村も。

札幌市では5月18日より発送が始まる予定とのことですので、実際に振り込まれるのは5月下旬以降となりそうですね。今回は、この特別定額給付金の基礎から応用までをお伝えしていきます。

●基礎編~特別定額給付金カンタン解説~

【給付内容】
ズバリ全国民に1人10万円が振り込まれます!
2020年4月27日時点で住民票のある(住民基本台帳に記載されている)人です。日本人でも外国人であっても、住民票があれば対象で、住民票がない人は対象ではありません。
【手続き】
郵送かマイナンバーカードによるオンライン申請

・郵送:住民票のある市区町村から世帯全員の氏名が記載された申請書と返信用封筒が送られてきます。これは、1人ひとり宛てではなく、世帯主宛てです。そこに振り込み希望の口座情報を記入し、通帳のコピー、申請者を確認できる運転免許証の写しなどとともに返送します。

※うっかり氏名の右の「希望しない」という欄にチェックを入れると受け取れないので注意しましょう。

オンラインの場合の手続き方法

・オンライン:ICチップの情報を確認できるマイナンバーカードを発行済みであれば、「マイナポータル」というサイトで、スマートフォン(ICカードの読み取り可能な機種)によるオンライン申請ができます。
パソコンの場合は、別売りのICリーダライターが必要です。 申請手続き完了後に、世帯全員分の給付金がまとめて口座に振り込まれます。

※現時点でマイナンバーカードを持っていない場合は郵送で申請しましょう。
※別居や離婚調停中など、さまざまな理由で世帯主に自分の分が振り込まれることが望ましくない場合、早急にお住まいの市区町村に連絡し相談しましょう。

【締め切り】3カ月
市区町村ごとの申請開始日から3カ月以内なので、住民票のある地域により異なります。
※意外と短いので注意しましょう。

●応用編①~マイナンバーカードを申請する~

特別定額給付金の申請に関しては、現時点でマイナンバーカードを持っていない場合は即座にあきらめるべきです。理由は、特別定額給付には3カ月というタイムリミットがあります。
現在、マイナンバーカードを申請して受け取るまでには約2カ月、混み具合や自身で受け取りに出向くタイミングによってはもっとかかるから、もしかしたら間に合わなくなる可能性があるからです。
でも、マイナンバーカードの申請を検討するきっかけには時期と筆者は考えています。その目的は、9月から始まる政府の「マイナポイント事業」へのスタンバイです。
この制度は、①マイナンバーカードを持っていること、②キャッシュレス決済を活用すること、2つを必須条件に最大5000円分の「マイナポイント」を受け取れるというもの。

5000円分のポイントを受け取れるなら、マイナンバーカード取得への重い腰を上げる価値があるのではないでしょうか。そろそろ交付申請をすれば9月にはバッチリ間に合いそうですね!
また、今後は便利に使えることが増えてくる見込みです。

筆者の友人は、今海外におり、新型コロナウイルス感染症の影響で帰国できない状況なのですが、マイナンバーカードを持っていたために、今回の特別定額給付金をオンラインで申請できたと喜んでいましたよ。
もちろん、現在マイナンバーカードを申請するもしないも個人の自由です。9月からのマイナポイント事業に参加するか、今後の活用期待など、ご自身なりに考えてみてはいかがでしょう。

●応用編②~意思を持って10万円に思いを乗せる~

さて、10万円の特別定額給付金はどのように使いますか?何も意識しなければ、振り込まれたまま、クレジットカードや基本生活費の自動引き落としで支払われたり、普段通りにATMで引き出したりして消えてしまうこともあり得るでしょう。
そこで、この10万円の意味合いを考えてみてほしいのです。

総務省のHPには、特別定額給付金の目的が次のように書かれています。

"「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う。
(総務省ホームページより抜粋)

目的は、経済復興ではなく、家計支援ということが分かります。また、外出自粛の必要性、医療現場等への敬意などに触れています。
そこで、こういった目的も考えた上で、自分なりの10万円の使い道を意識してはいかがでしょうか。
そこで、次の2つの角度から考えてみましょう。

①家計の状況:コロナの影響で家計がピンチなのか、変わりないのか、余裕があるのか。

②コロナ禍でたたえたい相手:自粛など協力している自分か、感謝したい他者か。
何が良い悪いというわけではありません。家計の状況は今置かれている「現実」ですし、たたえたい相手は自分の「考え方」ですから、 人それぞれで当たり前なのです。
そこで、①コロナ禍で家計がピンチです。②休業して協力した自分をほめたい。という場合は、支払うべき家賃やライフラインの支払いなどの基本生活費に充てるべきです。
一方、①コロナの影響もなく余裕があるかも。②自分はストレスすらほぼないので、今大変な業種に敬意を。という場合は、寄付という方法があります。

両者の中間かな?という場合は、10万円のうちの一部を寄付してもいいですね。寄付の種類によっては、「寄付金控除」の対象となり、一定額が所得税の還付や来年の住民税減額に姿を変えて戻ってきますので、自分の税金面での効果もあります。
北海道で考えられる新型コロナ関連の寄付先で寄付金控除の対象になるものを下記にあげておきますのでご参考にどうぞ。

【医療支援】
北海道 
札幌市 

【給食・観光・外食産業・花きなど】
ふるさとチョイス 
さとふる 

まとめ

政府から10万円もの金額が給付されるなど、かつてない特別な事態です。
そんな10万円ですから、無事に申請手続きをしたら、マイナンバーカードの申請や、意思を持った使い道を考える、ここまで発想を展開していけたら素晴らしいですね。
これが、お金に関する次なる段階へのステップアップをお手伝いしたい筆者からの提案です。

●基礎編~特別定額給付金カンタン解説~

【給付内容】
ズバリ全国民に1人10万円が振り込まれます!
2020年4月27日時点で住民票のある(住民基本台帳に記載されている)人です。日本人でも外国人であっても、住民票があれば対象で、住民票がない人は対象ではありません。
【手続き】
郵送かマイナンバーカードによるオンライン申請

・郵送:住民票のある市区町村から世帯全員の氏名が記載された申請書と返信用封筒が送られてきます。これは、1人ひとり宛てではなく、世帯主宛てです。そこに振り込み希望の口座情報を記入し、通帳のコピー、申請者を確認できる運転免許証の写しなどとともに返送します。

※うっかり氏名の右の「希望しない」という欄にチェックを入れると受け取れないので注意しましょう。

オンラインの場合の手続き方法

・オンライン:ICチップの情報を確認できるマイナンバーカードを発行済みであれば、「マイナポータル」というサイトで、スマートフォン(ICカードの読み取り可能な機種)によるオンライン申請ができます。
パソコンの場合は、別売りのICリーダライターが必要です。 申請手続き完了後に、世帯全員分の給付金がまとめて口座に振り込まれます。

※現時点でマイナンバーカードを持っていない場合は郵送で申請しましょう。
※別居や離婚調停中など、さまざまな理由で世帯主に自分の分が振り込まれることが望ましくない場合、早急にお住まいの市区町村に連絡し相談しましょう。

【締め切り】3カ月
市区町村ごとの申請開始日から3カ月以内なので、住民票のある地域により異なります。
※意外と短いので注意しましょう。

●応用編①~マイナンバーカードを申請する~

特別定額給付金の申請に関しては、現時点でマイナンバーカードを持っていない場合は即座にあきらめるべきです。理由は、特別定額給付には3カ月というタイムリミットがあります。
現在、マイナンバーカードを申請して受け取るまでには約2カ月、混み具合や自身で受け取りに出向くタイミングによってはもっとかかるから、もしかしたら間に合わなくなる可能性があるからです。
でも、マイナンバーカードの申請を検討するきっかけには時期と筆者は考えています。その目的は、9月から始まる政府の「マイナポイント事業」へのスタンバイです。
この制度は、①マイナンバーカードを持っていること、②キャッシュレス決済を活用すること、2つを必須条件に最大5000円分の「マイナポイント」を受け取れるというもの。

5000円分のポイントを受け取れるなら、マイナンバーカード取得への重い腰を上げる価値があるのではないでしょうか。そろそろ交付申請をすれば9月にはバッチリ間に合いそうですね!
また、今後は便利に使えることが増えてくる見込みです。

筆者の友人は、今海外におり、新型コロナウイルス感染症の影響で帰国できない状況なのですが、マイナンバーカードを持っていたために、今回の特別定額給付金をオンラインで申請できたと喜んでいましたよ。
もちろん、現在マイナンバーカードを申請するもしないも個人の自由です。9月からのマイナポイント事業に参加するか、今後の活用期待など、ご自身なりに考えてみてはいかがでしょう。

●応用編②~意思を持って10万円に思いを乗せる~

さて、10万円の特別定額給付金はどのように使いますか?何も意識しなければ、振り込まれたまま、クレジットカードや基本生活費の自動引き落としで支払われたり、普段通りにATMで引き出したりして消えてしまうこともあり得るでしょう。
そこで、この10万円の意味合いを考えてみてほしいのです。

総務省のHPには、特別定額給付金の目的が次のように書かれています。

"「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」(令和2年4月20日閣議決定)において、「新型インフルエンザ等対策特別措置法の緊急事態宣言の下、生活の維持に必要な場合を除き、外出を自粛し、人と人との接触を最大限削減する必要がある。医療現場をはじめとして全国各地のあらゆる現場で取り組んでおられる方々への敬意と感謝の気持ちを持ち、人々が連帯して一致団結し、見えざる敵との闘いという国難を克服しなければならない」と示され、このため、感染拡大防止に留意しつつ、簡素な仕組みで迅速かつ的確に家計への支援を行う。
(総務省ホームページより抜粋)

目的は、経済復興ではなく、家計支援ということが分かります。また、外出自粛の必要性、医療現場等への敬意などに触れています。
そこで、こういった目的も考えた上で、自分なりの10万円の使い道を意識してはいかがでしょうか。
そこで、次の2つの角度から考えてみましょう。

①家計の状況:コロナの影響で家計がピンチなのか、変わりないのか、余裕があるのか。

②コロナ禍でたたえたい相手:自粛など協力している自分か、感謝したい他者か。
何が良い悪いというわけではありません。家計の状況は今置かれている「現実」ですし、たたえたい相手は自分の「考え方」ですから、 人それぞれで当たり前なのです。
そこで、①コロナ禍で家計がピンチです。②休業して協力した自分をほめたい。という場合は、支払うべき家賃やライフラインの支払いなどの基本生活費に充てるべきです。
一方、①コロナの影響もなく余裕があるかも。②自分はストレスすらほぼないので、今大変な業種に敬意を。という場合は、寄付という方法があります。

両者の中間かな?という場合は、10万円のうちの一部を寄付してもいいですね。寄付の種類によっては、「寄付金控除」の対象となり、一定額が所得税の還付や来年の住民税減額に姿を変えて戻ってきますので、自分の税金面での効果もあります。
北海道で考えられる新型コロナ関連の寄付先で寄付金控除の対象になるものを下記にあげておきますのでご参考にどうぞ。

【医療支援】
北海道 
札幌市 

【給食・観光・外食産業・花きなど】
ふるさとチョイス 
さとふる 

まとめ

政府から10万円もの金額が給付されるなど、かつてない特別な事態です。
そんな10万円ですから、無事に申請手続きをしたら、マイナンバーカードの申請や、意思を持った使い道を考える、ここまで発想を展開していけたら素晴らしいですね。
これが、お金に関する次なる段階へのステップアップをお手伝いしたい筆者からの提案です。

川部紀子

ファイナンシャルプランナー・社会保険労務士

ファイナンシャルプランナー(CFP®、1級FP技能士)社会保険労務士として全国で活動中。講演・セミナー、執筆、相談業務の他、テレビ、ラジオ等メディア出演も多数。初心者にも分かりやすい解説と楽しく飽きさせない語り口に定評があり、「お金」にまつわる講師依頼は年間約200件。受講者は3万人を超えた。近著『まだ間に合う 老後資金4000万円をつくる! お金の貯め方・増やし方』(明日香出版社)も好評発売中。

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