2025.12.27

ニュース / 札幌

忘年会「行きたい20代」と「行きたくない50代」が多いワケは?札幌の会社員に聞く忘年会事情

師走の忙しさのなか、世間は忘年会シーズン真っ只中。会社の忘年会が行われ、同僚と集った方も多いのでは?

街中で「忘年会、参加したい派?したくない派?」という質問をすると、意外にも20代のほうが忘年会を楽しみにする声が。

一方で消極的な意見が多かったのが、40代以上の世代。その真意を聞いてきましたよ。

「仲良くなりたい」関係構築をメリットに考える若者層

IT業界に勤める20代の男性は、忘年会について「僕は行きたいですね」と即答。

「関係の幅を広げられるのがメリット。誘ってほしいし、自分から誘いたいくらい」と、忘年会に対して好意的でした。
一方で、こちらのホテル関係の会社に勤める20代男性からは「(忘年会には)多分行かない」という声が。

「仲のいい人なら良いと思うし、行って楽しいと思えるなら…」と乗り気ではない様子がにじみ出ていましたよ。
同じホテル関係の会社に勤める上司に聞くと、「(行きたがらない部下がいても)それはそれでいいかな」と一言。

「昔は行って当たり前という風潮だった。今は友達同士で忘年会をやるとかもあると思うので、参加・不参加は本人の意向でいい」と続けていました。
続いて、忘年会に“参加したい派”というこちらの20代の女性は「会社の人のことが好きなので、仲良くなりたい」と話します。

忘年会は自費ということで、みんなで5千円ほど出し合って割り勘するんだそうですよ。

会社の人との交流を楽しむ機会として、忘年会を楽しみにする若者の声が聞けました。

上の世代は気疲れ?消極的なワケ

続いて、40代以上の世代にも話を聞きました。

申し訳なさそうに「(忘年会に)参加しなくていいなら、したくないですけど…」と話すこちらの女性。

幹事をしてくれてありがとう、楽しいよ、と表すようにしているといい「気を使わせない気づかい」を心がけているといいます。
「私は行きたいですね」と話すのは、会社員の50代男性。

「若いころ(忘年会で)仕事のことを上司にさんざん言われて、へこんだりした。今それをやるとハラスメントになるし、自分がイヤな思いをしたぶん気を付けている」と、下の世代に気を使っているようです。
建設業で会社役員をしている70代男性は、忘年会について「めんどくさい!」とハッキリ。

「みんな気を使って飲むから飲んだ気がしない。年配の人はお金も使うし、気も使うし、体も使う。挙句の果てにハラスメントだとか言われる」とぼやきます。
しかし、スタッフが「20代は70%が忘年会に行きたいというデータが」と伝えると、「そんな良い坊やなら うちの会社に欲しい」と満面の笑みが。

本心では忘年会を気楽に楽しみたいが、そうはいかないもどかしさが見て取れました。
建設業を経営する60代男性は、部下が参加しやすいよう心がけていることがあるんだとか。

「もちろん会費は会社持ち。全額ね。席も決めずに、仲が良いもの同士が座れるようにして、気持ちよく来ていただけるようにしている」と、社員へ気を配っているようですよ。

幹事に気を使い、若い時に上司にされたイヤだったことをしないようにして、ハラスメントにならないように気を付けて……と、40代以上はとにかく気を使っている印象でした。

20代と50代でこんなにちがう「忘年会事情」

Job総研調べの“2025忘年会意識調査”によると、「今年職場の忘年会に参加したいか」という質問に対し20代は71%が「参加したい」と答えたといいます。

参加したい理由については、「関係構築」「つながりを感じたい」「飲みの席だけの話を楽しみたい」ということがあげられるんだそう。
反対に、50代は51.7%と過半数が「参加したくない」と回答しました。

参加したくない理由を聞くと「プライベートを優先したい」という声が多いほかに「ノリについていけない」「経済的な負担」などの回答が上位に。

お金も気も使う忘年会に消極的な上の世代が多いことがうかがえます。
「会社の忘年会は行かなくてはならない」という時代から移り変わり、社員の意向が尊重される会社が増えた近年。

世代ごとに忘年会事情が変化しているようです。

みんテレ12月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

「仲良くなりたい」関係構築をメリットに考える若者層

IT業界に勤める20代の男性は、忘年会について「僕は行きたいですね」と即答。

「関係の幅を広げられるのがメリット。誘ってほしいし、自分から誘いたいくらい」と、忘年会に対して好意的でした。
一方で、こちらのホテル関係の会社に勤める20代男性からは「(忘年会には)多分行かない」という声が。

「仲のいい人なら良いと思うし、行って楽しいと思えるなら…」と乗り気ではない様子がにじみ出ていましたよ。
同じホテル関係の会社に勤める上司に聞くと、「(行きたがらない部下がいても)それはそれでいいかな」と一言。

「昔は行って当たり前という風潮だった。今は友達同士で忘年会をやるとかもあると思うので、参加・不参加は本人の意向でいい」と続けていました。
続いて、忘年会に“参加したい派”というこちらの20代の女性は「会社の人のことが好きなので、仲良くなりたい」と話します。

忘年会は自費ということで、みんなで5千円ほど出し合って割り勘するんだそうですよ。

会社の人との交流を楽しむ機会として、忘年会を楽しみにする若者の声が聞けました。

上の世代は気疲れ?消極的なワケ

続いて、40代以上の世代にも話を聞きました。

申し訳なさそうに「(忘年会に)参加しなくていいなら、したくないですけど…」と話すこちらの女性。

幹事をしてくれてありがとう、楽しいよ、と表すようにしているといい「気を使わせない気づかい」を心がけているといいます。
「私は行きたいですね」と話すのは、会社員の50代男性。

「若いころ(忘年会で)仕事のことを上司にさんざん言われて、へこんだりした。今それをやるとハラスメントになるし、自分がイヤな思いをしたぶん気を付けている」と、下の世代に気を使っているようです。
建設業で会社役員をしている70代男性は、忘年会について「めんどくさい!」とハッキリ。

「みんな気を使って飲むから飲んだ気がしない。年配の人はお金も使うし、気も使うし、体も使う。挙句の果てにハラスメントだとか言われる」とぼやきます。
しかし、スタッフが「20代は70%が忘年会に行きたいというデータが」と伝えると、「そんな良い坊やなら うちの会社に欲しい」と満面の笑みが。

本心では忘年会を気楽に楽しみたいが、そうはいかないもどかしさが見て取れました。
建設業を経営する60代男性は、部下が参加しやすいよう心がけていることがあるんだとか。

「もちろん会費は会社持ち。全額ね。席も決めずに、仲が良いもの同士が座れるようにして、気持ちよく来ていただけるようにしている」と、社員へ気を配っているようですよ。

幹事に気を使い、若い時に上司にされたイヤだったことをしないようにして、ハラスメントにならないように気を付けて……と、40代以上はとにかく気を使っている印象でした。

20代と50代でこんなにちがう「忘年会事情」

Job総研調べの“2025忘年会意識調査”によると、「今年職場の忘年会に参加したいか」という質問に対し20代は71%が「参加したい」と答えたといいます。

参加したい理由については、「関係構築」「つながりを感じたい」「飲みの席だけの話を楽しみたい」ということがあげられるんだそう。
反対に、50代は51.7%と過半数が「参加したくない」と回答しました。

参加したくない理由を聞くと「プライベートを優先したい」という声が多いほかに「ノリについていけない」「経済的な負担」などの回答が上位に。

お金も気も使う忘年会に消極的な上の世代が多いことがうかがえます。
「会社の忘年会は行かなくてはならない」という時代から移り変わり、社員の意向が尊重される会社が増えた近年。

世代ごとに忘年会事情が変化しているようです。

みんテレ12月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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