ファイターズの2軍本拠地が千葉県鎌ケ谷市から北海道に移転することが決まりました。他球団の最新の2軍球場を取材するとファイターズが目指すビジョンが見えてきましたよ。
栗山CBOが語る「世界一の施設」とは?

「本当の意味で育成できる拠点を北海道に作らせてもらいたい。すべてに対してどこにもない世界一の施設を作るようお願いはします」と話すのは、北海道日本ファイターズ 栗山英樹CBO。
5,000席の屋外球場に練習場や選手寮、住居、商業施設と、まるでボールパークのようなイメージ図に北海道内は湧いています。

札幌圏の自治体で“誘致合戦”が盛んに

すでに情報交換を進めているのが江別市から苫小牧市にかけての6つの自治体で、誘致合戦が盛んに行われています。
札幌圏の自治体でいち早く誘致へ向けて動いてきた江別市の期成会は、会議やオンラインによる署名活動を続けてきました。
2軍誘致へ向けて期成会を立ち上げた恵庭市も市長に移転の要望書を提出するなど、積極的な姿勢を見せています。
2軍誘致へ向けて期成会を立ち上げた恵庭市も市長に移転の要望書を提出するなど、積極的な姿勢を見せています。

ジャイアンツの2軍球場にみる“理想の形”

2軍球場は、北海道にどんな効果をもたらしてくれるのか。2025年3月に誕生したジャイアンツの2軍球場を取材すると、ファイターズが目指すビジョンが見えてきましたよ。
東京都心から電車で30分。2025年3月に開業したジャイアンツの2軍球場「ジャイアンツタウンスタジアム」。
座席数は2900席、「選手とファンの近さ」にこだわった最新の2軍球場です。
座席数は2900席、「選手とファンの近さ」にこだわった最新の2軍球場です。


試合がない日も入場可能で、散歩がてら長嶋茂雄さんや王貞治さんといったジャイアンツのかつてのスター選手の歴史に触れることもできます。
「実はこれよく見てみると坂本選手は61番の背番号をつけている。2軍で練習している時の若いころの姿です」と話すのは、読売巨人軍の山本さん。
スターになっていくその過程を表現したのだそう。
「実はこれよく見てみると坂本選手は61番の背番号をつけている。2軍で練習している時の若いころの姿です」と話すのは、読売巨人軍の山本さん。
スターになっていくその過程を表現したのだそう。
こちらは、外野の立ち見席。すぐそばにライトの選手。好きな人にとってはたまらない距離感です。
黄色いカバーは東京ドームの外野フェンスの高さと同じなのだそう。
黄色いカバーは東京ドームの外野フェンスの高さと同じなのだそう。


球場だけに留まらず、外野席側では水族館の建設が進んでいます。屋上テラスから熱帯魚やアシカを眺めながら野球観戦をすることができるんですって。
さらに、球場の向かいには飲食施設、周辺は宅地造成が進んでいて、球場周辺の人口は今後2倍の5000人ほどに増えることが想定されてるそうです。
さらに、球場の向かいには飲食施設、周辺は宅地造成が進んでいて、球場周辺の人口は今後2倍の5000人ほどに増えることが想定されてるそうです。
ボールパークのような複合的な開発を進めるジャイアンツ。
読売巨人軍の山本さんは「2軍球場というのは鍛錬の場であり、新しいスターが育っていく場。これはもうずっと変わらない。野球の試合がない日にはどういうふうに活用していくのか、それが野球なのかスポーツなのかそれ以外なのか、スポーツとエンタメが融合した施設になっていくんじゃないか」と話します。
読売巨人軍の山本さんは「2軍球場というのは鍛錬の場であり、新しいスターが育っていく場。これはもうずっと変わらない。野球の試合がない日にはどういうふうに活用していくのか、それが野球なのかスポーツなのかそれ以外なのか、スポーツとエンタメが融合した施設になっていくんじゃないか」と話します。

長沼町では斎藤佑樹さんが“少年少女のボールパーク構想”を実現中

北広島市の隣、長沼町。ここでも新しい球場づくりが始まっています。
ファイターズOBの斎藤佑樹さんは、1年ほど前に少年野球専用の「はらっぱスタジアム」を作り始めました。
ファイターズOBの斎藤佑樹さんは、1年ほど前に少年野球専用の「はらっぱスタジアム」を作り始めました。
外野フェンスの設置や天然芝の敷設、ベンチまで、地元企業などの協力も得ながら自分たちで手掛けています。背景には、人々が集える場所を作りたいという思いがありました。
斎藤佑樹さんは「(はらっぱスタジアムを)ボールパークのようなそんな場所にしたい。街となって野球だけではない場所を盛り上げていく。野球界がこれから叶えていく課題だと思いますし、人が集ってコミュニティーが生まれてくる」と話します。
斎藤佑樹さんは「(はらっぱスタジアムを)ボールパークのようなそんな場所にしたい。街となって野球だけではない場所を盛り上げていく。野球界がこれから叶えていく課題だと思いますし、人が集ってコミュニティーが生まれてくる」と話します。


斎藤さんは現役生活の後半はケガの影響で、2軍の鎌ケ谷での生活が長く続きました。だからこそ2軍球場への特別な思いがあります。
「ルーキーから見守っている選手たちが、ファンの方たちと育っていくってすごく素敵。ファイターズらしい他の球場にはない、さすがファイターズだねって言われるような場所になっていってほしい」と話していました。
「ルーキーから見守っている選手たちが、ファンの方たちと育っていくってすごく素敵。ファイターズらしい他の球場にはない、さすがファイターズだねって言われるような場所になっていってほしい」と話していました。
ファイターズ2軍の新たな本拠地、どんな街づくりの拠点になるのか楽しみですね!
みんテレ7月14日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
みんテレ7月14日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

栗山CBOが語る「世界一の施設」とは?

「本当の意味で育成できる拠点を北海道に作らせてもらいたい。すべてに対してどこにもない世界一の施設を作るようお願いはします」と話すのは、北海道日本ファイターズ 栗山英樹CBO。

5,000席の屋外球場に練習場や選手寮、住居、商業施設と、まるでボールパークのようなイメージ図に北海道内は湧いています。
札幌圏の自治体で“誘致合戦”が盛んに

すでに情報交換を進めているのが江別市から苫小牧市にかけての6つの自治体で、誘致合戦が盛んに行われています。

札幌圏の自治体でいち早く誘致へ向けて動いてきた江別市の期成会は、会議やオンラインによる署名活動を続けてきました。
2軍誘致へ向けて期成会を立ち上げた恵庭市も市長に移転の要望書を提出するなど、積極的な姿勢を見せています。
2軍誘致へ向けて期成会を立ち上げた恵庭市も市長に移転の要望書を提出するなど、積極的な姿勢を見せています。
ジャイアンツの2軍球場にみる“理想の形”

2軍球場は、北海道にどんな効果をもたらしてくれるのか。2025年3月に誕生したジャイアンツの2軍球場を取材すると、ファイターズが目指すビジョンが見えてきましたよ。

東京都心から電車で30分。2025年3月に開業したジャイアンツの2軍球場「ジャイアンツタウンスタジアム」。
座席数は2900席、「選手とファンの近さ」にこだわった最新の2軍球場です。
座席数は2900席、「選手とファンの近さ」にこだわった最新の2軍球場です。

試合がない日も入場可能で、散歩がてら長嶋茂雄さんや王貞治さんといったジャイアンツのかつてのスター選手の歴史に触れることもできます。
「実はこれよく見てみると坂本選手は61番の背番号をつけている。2軍で練習している時の若いころの姿です」と話すのは、読売巨人軍の山本さん。
スターになっていくその過程を表現したのだそう。
「実はこれよく見てみると坂本選手は61番の背番号をつけている。2軍で練習している時の若いころの姿です」と話すのは、読売巨人軍の山本さん。
スターになっていくその過程を表現したのだそう。

こちらは、外野の立ち見席。すぐそばにライトの選手。好きな人にとってはたまらない距離感です。
黄色いカバーは東京ドームの外野フェンスの高さと同じなのだそう。
黄色いカバーは東京ドームの外野フェンスの高さと同じなのだそう。

球場だけに留まらず、外野席側では水族館の建設が進んでいます。屋上テラスから熱帯魚やアシカを眺めながら野球観戦をすることができるんですって。
さらに、球場の向かいには飲食施設、周辺は宅地造成が進んでいて、球場周辺の人口は今後2倍の5000人ほどに増えることが想定されてるそうです。
さらに、球場の向かいには飲食施設、周辺は宅地造成が進んでいて、球場周辺の人口は今後2倍の5000人ほどに増えることが想定されてるそうです。

ボールパークのような複合的な開発を進めるジャイアンツ。
読売巨人軍の山本さんは「2軍球場というのは鍛錬の場であり、新しいスターが育っていく場。これはもうずっと変わらない。野球の試合がない日にはどういうふうに活用していくのか、それが野球なのかスポーツなのかそれ以外なのか、スポーツとエンタメが融合した施設になっていくんじゃないか」と話します。
読売巨人軍の山本さんは「2軍球場というのは鍛錬の場であり、新しいスターが育っていく場。これはもうずっと変わらない。野球の試合がない日にはどういうふうに活用していくのか、それが野球なのかスポーツなのかそれ以外なのか、スポーツとエンタメが融合した施設になっていくんじゃないか」と話します。
長沼町では斎藤佑樹さんが“少年少女のボールパーク構想”を実現中

北広島市の隣、長沼町。ここでも新しい球場づくりが始まっています。
ファイターズOBの斎藤佑樹さんは、1年ほど前に少年野球専用の「はらっぱスタジアム」を作り始めました。
ファイターズOBの斎藤佑樹さんは、1年ほど前に少年野球専用の「はらっぱスタジアム」を作り始めました。

外野フェンスの設置や天然芝の敷設、ベンチまで、地元企業などの協力も得ながら自分たちで手掛けています。背景には、人々が集える場所を作りたいという思いがありました。
斎藤佑樹さんは「(はらっぱスタジアムを)ボールパークのようなそんな場所にしたい。街となって野球だけではない場所を盛り上げていく。野球界がこれから叶えていく課題だと思いますし、人が集ってコミュニティーが生まれてくる」と話します。
斎藤佑樹さんは「(はらっぱスタジアムを)ボールパークのようなそんな場所にしたい。街となって野球だけではない場所を盛り上げていく。野球界がこれから叶えていく課題だと思いますし、人が集ってコミュニティーが生まれてくる」と話します。

斎藤さんは現役生活の後半はケガの影響で、2軍の鎌ケ谷での生活が長く続きました。だからこそ2軍球場への特別な思いがあります。
「ルーキーから見守っている選手たちが、ファンの方たちと育っていくってすごく素敵。ファイターズらしい他の球場にはない、さすがファイターズだねって言われるような場所になっていってほしい」と話していました。
「ルーキーから見守っている選手たちが、ファンの方たちと育っていくってすごく素敵。ファイターズらしい他の球場にはない、さすがファイターズだねって言われるような場所になっていってほしい」と話していました。

ファイターズ2軍の新たな本拠地、どんな街づくりの拠点になるのか楽しみですね!
みんテレ7月14日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
みんテレ7月14日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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