2025.1.29

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“アザラー”急増中!かわいいアザラシに魅せられ「人生変わった」空前のブームですって

 「アザラー」が急増しています。アザラーとは、かわいいアザラシに魅せられ、愛してやまない人たちのこと。なぜ今、増えているのでしょうか?

水族館に大勢の客 お目当てはアザラシ

 2024年12月中旬、冬期営業を開始したおたる水族館で、人気のアザラシを写真に収めようと、多くの客がカメラを構えていました。
 彼らの正体は、「アザラー」です。
 おたる水族館の濱夏樹さんによると、アザラーは近年増えています。SNSを通じて投稿が増えてきたのが大きな要因のようです。

アザラシ追って東奔西走

 道北の幌延町に住むアーティスト、ぴすぴすさんもアザラーの一人。海岸で集めた流木で、アザラシのアートを作っています。ぴすぴすさんの作品は一つ3500円ほど。ハンドメイドのイベントでは完売するほどの人気です。
 ぴすぴすさんは2020年、夫婦で引っ越してきた幌延町で、生まれて初めて見たアザラシにハートを射抜かれました。「道北に来て、野生のアザラシがいることを知り、感動しました。本当にいるんだと驚きました」
 それ以来、野生のアザラシを撮影しようと、えりも町や紋別市など道内各地へ足を運ぶ日々。ついには、流木のアザラシをはじめアザラシのアートをなりわいにするほど、“アザラシ漬け”の毎日になりました。

 
 ぴすぴすさんにとってアザラシとは? 「人生を変えてくれた動物です」

“アザラーの聖地”へ 全国から続々

 冬に流氷観光でにぎわう紋別市では、野生のアザラシを見ることができ、市民にも身近な存在です。ご当地キャラクターは「「紋太くん」。腹巻をしたおじさんのアザラシです。
 紋別市には、全国のアザラーがあこがれる「アザラーの聖地」があります。市内中心部から車で10分ほどの場所にある「オホーツクとっかりセンター」。施設に入ると早速、かわいいアザラシたちを見ることができます。
 「とっかり」は、アイヌ語でアザラシのこと。この施設は1987年に設立され、傷ついたアザラシを保護し、野生に返すことを目的としています。現在、20頭以上が保護されています。
 観光施設としての側面もあります。新婚旅行で兵庫県から訪れたという夫婦もアザラー。「自分でハンドサインを出すのは初めてで、すごく貴重な経験になった」とうれしそうです。

高まるアザラシ愛 念願の飼育員へ

 このセンターで勤務4年目となる奈良県出身の飼育員、原瑞葵さんもアザラー。「元々アザラシのキャラクターがすごく好きで、そこからアザラシ自体に興味を持ちました」
 大学では水産学部に通い、アザラシの研究もしていました。「アザラシに特化した飼育員になりたくて、ここの求人が出ないかと毎日検索していた」と話します。
 寒くても、アザラーの客が大勢来ます。「むしろ、雪とアザラシの組み合わせがアザラーの人には響く」と原さん。
 かつてはアザラシの動画を見る側でしたが、今は配信する側になりました。SNSを通して毎日、アザラシたちの動画や写真を載せています。100万回以上再生されている動画も少なくありません。
 全国のアザラーたちを引き寄せているのはやはり、SNS効果です。
 
 アザラー飼育員の原さんにとって、アザラシとは? 「生きていく上で必要不可欠な存在。今年はよりアザラシの魅力を伝え、新しいアザラーをたくさん増やしていきたい」。笑顔で意気込みを語ります。
みんテレ1月8日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

水族館に大勢の客 お目当てはアザラシ

 2024年12月中旬、冬期営業を開始したおたる水族館で、人気のアザラシを写真に収めようと、多くの客がカメラを構えていました。
 彼らの正体は、「アザラー」です。
 おたる水族館の濱夏樹さんによると、アザラーは近年増えています。SNSを通じて投稿が増えてきたのが大きな要因のようです。

アザラシ追って東奔西走

 道北の幌延町に住むアーティスト、ぴすぴすさんもアザラーの一人。海岸で集めた流木で、アザラシのアートを作っています。ぴすぴすさんの作品は一つ3500円ほど。ハンドメイドのイベントでは完売するほどの人気です。
 ぴすぴすさんは2020年、夫婦で引っ越してきた幌延町で、生まれて初めて見たアザラシにハートを射抜かれました。「道北に来て、野生のアザラシがいることを知り、感動しました。本当にいるんだと驚きました」
 それ以来、野生のアザラシを撮影しようと、えりも町や紋別市など道内各地へ足を運ぶ日々。ついには、流木のアザラシをはじめアザラシのアートをなりわいにするほど、“アザラシ漬け”の毎日になりました。

 
 ぴすぴすさんにとってアザラシとは? 「人生を変えてくれた動物です」

“アザラーの聖地”へ 全国から続々

 冬に流氷観光でにぎわう紋別市では、野生のアザラシを見ることができ、市民にも身近な存在です。ご当地キャラクターは「「紋太くん」。腹巻をしたおじさんのアザラシです。
 紋別市には、全国のアザラーがあこがれる「アザラーの聖地」があります。市内中心部から車で10分ほどの場所にある「オホーツクとっかりセンター」。施設に入ると早速、かわいいアザラシたちを見ることができます。
 「とっかり」は、アイヌ語でアザラシのこと。この施設は1987年に設立され、傷ついたアザラシを保護し、野生に返すことを目的としています。現在、20頭以上が保護されています。
 観光施設としての側面もあります。新婚旅行で兵庫県から訪れたという夫婦もアザラー。「自分でハンドサインを出すのは初めてで、すごく貴重な経験になった」とうれしそうです。

高まるアザラシ愛 念願の飼育員へ

 このセンターで勤務4年目となる奈良県出身の飼育員、原瑞葵さんもアザラー。「元々アザラシのキャラクターがすごく好きで、そこからアザラシ自体に興味を持ちました」
 大学では水産学部に通い、アザラシの研究もしていました。「アザラシに特化した飼育員になりたくて、ここの求人が出ないかと毎日検索していた」と話します。
 寒くても、アザラーの客が大勢来ます。「むしろ、雪とアザラシの組み合わせがアザラーの人には響く」と原さん。
 かつてはアザラシの動画を見る側でしたが、今は配信する側になりました。SNSを通して毎日、アザラシたちの動画や写真を載せています。100万回以上再生されている動画も少なくありません。
 全国のアザラーたちを引き寄せているのはやはり、SNS効果です。
 
 アザラー飼育員の原さんにとって、アザラシとは? 「生きていく上で必要不可欠な存在。今年はよりアザラシの魅力を伝え、新しいアザラーをたくさん増やしていきたい」。笑顔で意気込みを語ります。
みんテレ1月8日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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