2023.9.23

ニュース / 函館・松前・江差

函館といえば“イカ”…のはずが最近“サバ”豊漁…「味噌煮」が人気商品に

函館といえばスルメイカが有名ですが、10年近く記録的な不漁が続いています。

そんな中、道南地方ではサバが豊漁なんです。

道南地方でサバが豊漁!

秋が旬のサバ。

2011年、道内のサバの漁獲量は310トンで全国28位でした。

それが10年間で約90倍の2万9000トンに増え、全国で5位に上昇したのです。
北海道大学・大学院水産科学研究院の高津哲也教授によると、資源が増えていること海水温の上昇の2つが要因だといいます。

資源が増えている理由は分かっていないとのことですが、今年は猛暑で海水温が上がっており、9月の海水温は去年の同時期よりも3度ほど高いそうです。

そのため、高い水温を好むサバが多く回遊してきているのだとか。
北海道全体の漁獲量のうち、8割は函館など道南地方が占めています。

南かやべ漁協 木直支所の大住直樹支所長は、「イカはもう高級になっているので、サバを何とか水揚げしたいと思う」と話します。

広がる商品化の動き

函館市内では、サバを商品化する動きが広がっています。

『野村水産』では、イカの塩辛やいかめしなどの販売が中心でしたが、「サバの味噌煮」が新たにラインアップに加わりました。
また、市内の海産物店や漁師らが協力し、常温で180 日間の長期保存が可能な商品を開発しました。
フードロスの削減につなげようと、選んだのは市場に出回りづらい20cm未満の小ぶりなサバ

頭や内臓などを丁寧に取り除いた後、函館産の昆布などで作った出汁に半日付け込みます。
骨も食べられるように加工しているため、子どもからお年寄りまで好評で、今年6月の発売から約1000個が売れたといいます。
今ある自然の恵みを最大限に活用していく。

函館でサバが新たな主力商品となるか期待が高まっています。

*みんテレ9月14日OAのものです

道南地方でサバが豊漁!

秋が旬のサバ。

2011年、道内のサバの漁獲量は310トンで全国28位でした。

それが10年間で約90倍の2万9000トンに増え、全国で5位に上昇したのです。
北海道大学・大学院水産科学研究院の高津哲也教授によると、資源が増えていること海水温の上昇の2つが要因だといいます。

資源が増えている理由は分かっていないとのことですが、今年は猛暑で海水温が上がっており、9月の海水温は去年の同時期よりも3度ほど高いそうです。

そのため、高い水温を好むサバが多く回遊してきているのだとか。
北海道全体の漁獲量のうち、8割は函館など道南地方が占めています。

南かやべ漁協 木直支所の大住直樹支所長は、「イカはもう高級になっているので、サバを何とか水揚げしたいと思う」と話します。

広がる商品化の動き

函館市内では、サバを商品化する動きが広がっています。

『野村水産』では、イカの塩辛やいかめしなどの販売が中心でしたが、「サバの味噌煮」が新たにラインアップに加わりました。
また、市内の海産物店や漁師らが協力し、常温で180 日間の長期保存が可能な商品を開発しました。
フードロスの削減につなげようと、選んだのは市場に出回りづらい20cm未満の小ぶりなサバ

頭や内臓などを丁寧に取り除いた後、函館産の昆布などで作った出汁に半日付け込みます。
骨も食べられるように加工しているため、子どもからお年寄りまで好評で、今年6月の発売から約1000個が売れたといいます。
今ある自然の恵みを最大限に活用していく。

函館でサバが新たな主力商品となるか期待が高まっています。

*みんテレ9月14日OAのものです

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