2023.9.9

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旅行はますます体験型「アドベンチャートラベル」って?北海道観光に世界が注目

みなさんはアドベンチャートラベルという言葉を聞いたことがありますか?自然の中でアクティビティや異文化体験などを感じてもらう旅行形態です。その市場規模は世界で70兆円。9月、北海道で開かれる「アドベンチャートラベル・ワールドサミット」という商談会に世界が注目しているんです。北海道観光の未来は?取材してきました。

「アドベンチャートラベル・ワールドサミット」は9月に北海道内で開かれる体験型の観光ツアーの国際商談会です。

アクティビティー、自然、異文化体験の3要素のうち、2つ以上を含む旅行形態をアドベンチャートラベルと言って、欧米などでは定着しているんです。

観光の消費額は一般的な旅行の約2倍となる、40万円と言われています。

サミットには国内外の観光業界の関係者60ヵ国800人ほどの参加が見込まれていて、北海道観光の可能性を広げ、世界に発信するチャンスでもあるんですよ。
 
鶴雅リゾートの児島秀明さんは、釣りガイド歴20年以上。現在、洞爺湖近郊で、釣りを中心としたアドベンチャートラベルのガイドをしています。

「(北海道は)魚も大きさも種類も違うのでそこがすごく楽しい。趣味なので高いっちゃ高いけど安いっちゃ安い。この経験ができるのは北海道しかない」と話すのは、埼玉県から参加した福田 剛さん。児島さんのガイドで、釣りの魅力に気づき、北海道に頻繁に来るようになったんですって。
児島さんはガイドとして釣りの場所を案内するだけではなく、釣りのコツやルアーの貸し出し、野生動物の接近に備えた対策など、ツアー参加者がより釣りを深く楽しめるサービスの提供を心がけているそうですよ。
北海道観光の価値を押し上げる可能性を秘めたアドベンチャートラベル。実は私たちの身近な場所で、体験できるものもあるんです。

北海道・北広島市のFビレッジにあるアドベンチャートラベルの拠点、アメリカの自転車ブランド「スペシャライズド」。レンタルやツアーが中心の体験型の店舗です。

販売価格が1台数十万円の高級自転車が2時間3300円からレンタルできます。
 
店の周辺には札幌の白石区まで約20キロ伸びるサイクリングロードや、未舗装の道路、山林など多種多様なコースがあります。

「北海道って自転車がすごく適しているフィールドだと思っていて、近くのサイクリングロードに出ていくと、(東京の人は)いきなりこれなの!?みたいな。東京だとサイクリングロードに出るまでに都内を走ったり、暑くて疲れてしまう。ここはすごく気候的にもいいですし、ベースとなる施設からサイクリングロードもあるし、グラベルというオフロードを走るコースもある」と話すのはスペシャライズドの谷口 幸生さん。

 
京都からきた利用者も「観光だけだと残らないというか。アクティビティを体験して、今日は暑くて終わったらすごくしんどいと思う。それがまたいい思い出になって残るかな」と“体験”に価値を感じているようでした。

北海道の当たり前が感動の体験に繋がる可能性があるんですね!
いよいよ9月に控えたアドベンチャートラベルワールドサミット。北海道にとって、様々な「気づき」をもたらすきっかけになる可能性もあります。

北海道経済部観光局 後藤 知佳子 AT担当局長は、
「この商談会が上手くいくことによって、これから欧米のAT(アドベンチャートラベル)のトラベラーがたくさん皆さんの地元にやってくる。自分たちがいいと思っていた部分はもちろん、そうではないところが貴重なものなんだ、文化的な面白さがあるということで来てくれる。彼らが来ることによって、私たちに新しい気づきもあると思うし、自信にもつながる」と話します。
 
世界の旅行業者などが北海道のアクティビティを体験する商談会「アドベンチャートラベルワールドサミット」は、私たちも北海道の「強み」を再認識する大事なきっかけになりそうです。

*みんテレ8月31日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
「アドベンチャートラベル・ワールドサミット」は9月に北海道内で開かれる体験型の観光ツアーの国際商談会です。

アクティビティー、自然、異文化体験の3要素のうち、2つ以上を含む旅行形態をアドベンチャートラベルと言って、欧米などでは定着しているんです。

観光の消費額は一般的な旅行の約2倍となる、40万円と言われています。

サミットには国内外の観光業界の関係者60ヵ国800人ほどの参加が見込まれていて、北海道観光の可能性を広げ、世界に発信するチャンスでもあるんですよ。
 
鶴雅リゾートの児島秀明さんは、釣りガイド歴20年以上。現在、洞爺湖近郊で、釣りを中心としたアドベンチャートラベルのガイドをしています。

「(北海道は)魚も大きさも種類も違うのでそこがすごく楽しい。趣味なので高いっちゃ高いけど安いっちゃ安い。この経験ができるのは北海道しかない」と話すのは、埼玉県から参加した福田 剛さん。児島さんのガイドで、釣りの魅力に気づき、北海道に頻繁に来るようになったんですって。
児島さんはガイドとして釣りの場所を案内するだけではなく、釣りのコツやルアーの貸し出し、野生動物の接近に備えた対策など、ツアー参加者がより釣りを深く楽しめるサービスの提供を心がけているそうですよ。
北海道観光の価値を押し上げる可能性を秘めたアドベンチャートラベル。実は私たちの身近な場所で、体験できるものもあるんです。

北海道・北広島市のFビレッジにあるアドベンチャートラベルの拠点、アメリカの自転車ブランド「スペシャライズド」。レンタルやツアーが中心の体験型の店舗です。

販売価格が1台数十万円の高級自転車が2時間3300円からレンタルできます。
 
店の周辺には札幌の白石区まで約20キロ伸びるサイクリングロードや、未舗装の道路、山林など多種多様なコースがあります。

「北海道って自転車がすごく適しているフィールドだと思っていて、近くのサイクリングロードに出ていくと、(東京の人は)いきなりこれなの!?みたいな。東京だとサイクリングロードに出るまでに都内を走ったり、暑くて疲れてしまう。ここはすごく気候的にもいいですし、ベースとなる施設からサイクリングロードもあるし、グラベルというオフロードを走るコースもある」と話すのはスペシャライズドの谷口 幸生さん。

 
京都からきた利用者も「観光だけだと残らないというか。アクティビティを体験して、今日は暑くて終わったらすごくしんどいと思う。それがまたいい思い出になって残るかな」と“体験”に価値を感じているようでした。

北海道の当たり前が感動の体験に繋がる可能性があるんですね!
いよいよ9月に控えたアドベンチャートラベルワールドサミット。北海道にとって、様々な「気づき」をもたらすきっかけになる可能性もあります。

北海道経済部観光局 後藤 知佳子 AT担当局長は、
「この商談会が上手くいくことによって、これから欧米のAT(アドベンチャートラベル)のトラベラーがたくさん皆さんの地元にやってくる。自分たちがいいと思っていた部分はもちろん、そうではないところが貴重なものなんだ、文化的な面白さがあるということで来てくれる。彼らが来ることによって、私たちに新しい気づきもあると思うし、自信にもつながる」と話します。
 
世界の旅行業者などが北海道のアクティビティを体験する商談会「アドベンチャートラベルワールドサミット」は、私たちも北海道の「強み」を再認識する大事なきっかけになりそうです。

*みんテレ8月31日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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