2022.11.13

メディア

1匹およそ1万円"カレイの王様"… 王鰈(おうちょう)市場に出回らない「ブランド魚」

みんテレ

北海道のある高級魚のブランド価値が埋没の危機を迎えています。その名も「王鰈」。街で「この魚、知っていますか? 」と聞いてみたのですが…観光客も二条市場の関係者もほとんどが「知らないです」「わからない」と答えたんです。「鰈」の種類で、その中でも「王」がつく高級ブランド。皆さんは何と読むかわかりますか?
 

二条市場の関係者も読み方を知らず「二条市場でたぶん出回ってないと思う」というブランド。

「鰈」→この字は「カレイ」。「王」をつけて、「王鰈(おうちょう)」と読みます。
「王鰈」は高級魚マツカワガレイの中でも最高級のブランドです。


えりもから函館近海で取れる体長35センチ以上の大型のマツカワガレイを2002年、「王鰈」と名付けました。
 
名物のホッキ貝など新鮮な魚介が取り引きされる苫小牧漁港。

「王鰈」はこれからが旬の時期で、1匹1万円前後で取り引きされます。他のカレイに比べると3倍以上の高値なのですが…

そんな「王鰈」がブランド埋没の問題を抱えていました。
苫小牧漁協 赤澤 一貴 総務部長によると「元々、『王鰈』というブランドはあったが、認知度が低い状況だった。これまではえりもから函館までの太平洋海域で漁獲される35センチ以上のマツカワガレイを『王鰈』としていたので、特に品質が高い低いという差別をしない状況だった」とのこと。

マツカワガレイは一時、漁獲量が激減。漁協は資源回復のため稚魚の放流を始めたほか、体長35センチ未満のものは海に戻しました。

しかし、その結果、取れるマツカワガレイがすべて35センチ以上の「王鰈」になってしまったんですって。
 
ブランド価値が埋没したことでさらに厳しい基準が決まりました。

「35センチ以上のかつ、活締めなどのより品質の高いものを今後、『王鰈』ということで位置づけた。より価値のしっかりしたものをきちんとしたブランドとして届けることで、『王鰈』の価値はどんどん高まっていく」と苫小牧漁協の赤澤一貴総務部長。
さらに北海道内15店舗で「王鰈」を使ってもらう取り組みも始まりました。

札幌・円山の寿司店ではコース料理の主役です。

平均して脂がのっている魚だという「王鰈」。じっくりと味わってみると、程よい弾力と噛めば噛むほど旨味が広がって、「カレイの王様」という感じ!
弐ノ蔵の釜石一男さんによると「食べきれなかった時は塩こうじとあえるとおいしい。翌日、翌々日になると、塩こうじの酵素の力で身がしっとりしておいしい」とのこと。

「まずは北海道の人に知ってもらわないといけないなというのはあるので、自宅でも食べられるように広がればいいのではないか」と話していました。

「マツカワガレイの王様」のブランド力アップのため、厳しい基準づくりと新しい楽しみ方が始まりました。
北海道内15店舗で「王鰈」が食べられる料理を展開しています。

札幌の「日本料理まるやま かわなか」では「王鰈マツカワ茶漬け」、「一和鮮魚店」では「王鰈漬け丼」など。刺身やお寿司だけではなくいろいろ楽しむことができますよ。
 
*みんテレ11月4日OAのものです
 (上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
二条市場の関係者も読み方を知らず「二条市場でたぶん出回ってないと思う」というブランド。

「鰈」→この字は「カレイ」。「王」をつけて、「王鰈(おうちょう)」と読みます。
「王鰈」は高級魚マツカワガレイの中でも最高級のブランドです。


えりもから函館近海で取れる体長35センチ以上の大型のマツカワガレイを2002年、「王鰈」と名付けました。
 
名物のホッキ貝など新鮮な魚介が取り引きされる苫小牧漁港。

「王鰈」はこれからが旬の時期で、1匹1万円前後で取り引きされます。他のカレイに比べると3倍以上の高値なのですが…

そんな「王鰈」がブランド埋没の問題を抱えていました。
苫小牧漁協 赤澤 一貴 総務部長によると「元々、『王鰈』というブランドはあったが、認知度が低い状況だった。これまではえりもから函館までの太平洋海域で漁獲される35センチ以上のマツカワガレイを『王鰈』としていたので、特に品質が高い低いという差別をしない状況だった」とのこと。

マツカワガレイは一時、漁獲量が激減。漁協は資源回復のため稚魚の放流を始めたほか、体長35センチ未満のものは海に戻しました。

しかし、その結果、取れるマツカワガレイがすべて35センチ以上の「王鰈」になってしまったんですって。
 
ブランド価値が埋没したことでさらに厳しい基準が決まりました。

「35センチ以上のかつ、活締めなどのより品質の高いものを今後、『王鰈』ということで位置づけた。より価値のしっかりしたものをきちんとしたブランドとして届けることで、『王鰈』の価値はどんどん高まっていく」と苫小牧漁協の赤澤一貴総務部長。
さらに北海道内15店舗で「王鰈」を使ってもらう取り組みも始まりました。

札幌・円山の寿司店ではコース料理の主役です。

平均して脂がのっている魚だという「王鰈」。じっくりと味わってみると、程よい弾力と噛めば噛むほど旨味が広がって、「カレイの王様」という感じ!
弐ノ蔵の釜石一男さんによると「食べきれなかった時は塩こうじとあえるとおいしい。翌日、翌々日になると、塩こうじの酵素の力で身がしっとりしておいしい」とのこと。

「まずは北海道の人に知ってもらわないといけないなというのはあるので、自宅でも食べられるように広がればいいのではないか」と話していました。

「マツカワガレイの王様」のブランド力アップのため、厳しい基準づくりと新しい楽しみ方が始まりました。
北海道内15店舗で「王鰈」が食べられる料理を展開しています。

札幌の「日本料理まるやま かわなか」では「王鰈マツカワ茶漬け」、「一和鮮魚店」では「王鰈漬け丼」など。刺身やお寿司だけではなくいろいろ楽しむことができますよ。
 
*みんテレ11月4日OAのものです
 (上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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