2022.9.28

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とにかく安い!合言葉は「食費を半分に」平日でも行列の“激安スーパーの裏側”【札幌】

あれも値上げ、これも値上げ…家計を考えると頭が痛いですよね~。10月には6500品目もの食品が値上げを予定しています。
とどまることを知らない値上げラッシュの中、「食費を半分に」をモットーに、日夜奮闘するスーパーがあるんです。札幌市西区西野のスーパー「マンボウ西野店」。なぜそんなに安いのか?知る人ぞ知る激安スーパーを取材しましたよ~。
 

値上げ、値上げと物価の上昇に歯止めがかからない時代に家計を助けてくれるのが激安スーパー!「食費を半分に」をモットーにしている、札幌市西区西野のスーパー「マンボウ西野店」。40年以上前から営業を続けています。

この日も、平日の午前中にも関わらずたくさんの人が。
人気の理由のひとつは安くて、新鮮な野菜。「野菜が新鮮。いろんなものが安い」という声が本当に多いんです。

特に毎週火曜日は「野菜の日」としていて、この日はもやし1袋19円、白菜は4分の1カットで49円で販売されていましたよ~。
そして、小さいお子さんがいる家庭に人気なのが、お菓子の特売。

毎週火曜日は野菜に加えてお菓子も特売。1個88円で販売しているスナック菓子やチョコなどお菓子のコーナーが、火曜日には1個69円になるんです。

「種類が多くて目移りして、あれもこれも入れてます」という声も。
さらに、マンボウでは開店から午前9時までの間に1,080円以上購入するとプレゼントがひとつもらえます。

プレゼントは4種類で、ヨーグルト、低脂肪牛乳に、食パン、卵。人気なのは値上がりが続く卵なんですって。
そして、創業当時から続くマンボウ独自のルールに安さの秘密がありました。

店長によると「(一般のスーパーでは)利益率が20~30%で営業していると思う。当店は営利を最大の目的としないで、利益率は13%前後。可能な限りお客様に還元していきたい」とのこと。

マンボウでは仕入れ原価に上乗せする利益率を低く設定しているので、激安価格が実現できているんですね!
 
激安情報のチラシは新聞の折り込みで週末に配付しているため、店は土日がもっとも混雑します。この日は週に1回開かれている「チラシ会議」の日。潜入してみると…。

店長:「野菜の状況は?」

野菜仕入れ担当:「ものが少なくて値段も高い。大根も大きいのが少ない」

お菓子担当:「(お菓子は)値上げが続いていて9、10月は値上げラッシュ。少しでも従来通りの安値で出せればいいと思う」
値上げラッシュで仕入れ原価が上がる中、何を特売品にするのか話し合い、 今回の特売品は、北海道の旬の味「筋子」に決まりました。

でも、鮮魚担当によると「生筋子の状況は厳しい。サケ自体が今年は小さい。筋子も小さいからみなさん『大きな粒がほしい』とおっしゃるけれども、なかなか大きいのは難しい。店長が言うような値段を出すとなると、かなりの追い銭(赤字の覚悟)が必要」とのこと。

ここ数年の秋サケの不漁で、筋子の価格が高騰。今や100グラム1,000円以上が普通。スーパーで見かけてもなかなか手が出ないですよね…。

「しかしながら生筋子はみなさまが一番欲しがっている。マンボウに来たらイクラが買えると思ってくれたらこれ以上うれしいことはない」という店長の熱い思いで生筋子は100グラム739円で売ることに。

仕入れ原価を割ったとしても手に取ってもらえる価格にこだわりました。
チラシが出た週末。土曜日の午前9時30分、いよいよ販売開始。
100グラム739円の筋子が並ぶ間もなく、次々とお客さんの手に渡ります。

中には8パック買った人や、筋子のために1時間かけて来たという人も。生筋子を求めて多くの人が詰めかけました。
生サンマは赤字覚悟の1匹29円。とにかく安い!大量に買っていく人たちの姿が…。

トウモロコシやブロッコリーにも客が殺到して、午前10時にはレジに長い行列が。買い物かごがなくなり、かごを待つ人が出るほどでした。

 
なぜ利益率を下げてまで激安を維持するのか?店長に聞いてみると…
「値上がりしたからこそやっていかなければいけない。こんな小さな店、あげれば欠点だらけです。それでも来ていただけることへの感謝以外のなにものでもない。本当に大変なんですよ」と話してくれました。

値上げラッシュが続く中、地域密着の激安スーパーには今こそ消費者を支えたいという思いがありました。
 
*みんテレ9月22日OAのものです
 (上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
値上げ、値上げと物価の上昇に歯止めがかからない時代に家計を助けてくれるのが激安スーパー!「食費を半分に」をモットーにしている、札幌市西区西野のスーパー「マンボウ西野店」。40年以上前から営業を続けています。

この日も、平日の午前中にも関わらずたくさんの人が。
人気の理由のひとつは安くて、新鮮な野菜。「野菜が新鮮。いろんなものが安い」という声が本当に多いんです。

特に毎週火曜日は「野菜の日」としていて、この日はもやし1袋19円、白菜は4分の1カットで49円で販売されていましたよ~。
そして、小さいお子さんがいる家庭に人気なのが、お菓子の特売。

毎週火曜日は野菜に加えてお菓子も特売。1個88円で販売しているスナック菓子やチョコなどお菓子のコーナーが、火曜日には1個69円になるんです。

「種類が多くて目移りして、あれもこれも入れてます」という声も。
さらに、マンボウでは開店から午前9時までの間に1,080円以上購入するとプレゼントがひとつもらえます。

プレゼントは4種類で、ヨーグルト、低脂肪牛乳に、食パン、卵。人気なのは値上がりが続く卵なんですって。
そして、創業当時から続くマンボウ独自のルールに安さの秘密がありました。

店長によると「(一般のスーパーでは)利益率が20~30%で営業していると思う。当店は営利を最大の目的としないで、利益率は13%前後。可能な限りお客様に還元していきたい」とのこと。

マンボウでは仕入れ原価に上乗せする利益率を低く設定しているので、激安価格が実現できているんですね!
 
激安情報のチラシは新聞の折り込みで週末に配付しているため、店は土日がもっとも混雑します。この日は週に1回開かれている「チラシ会議」の日。潜入してみると…。

店長:「野菜の状況は?」

野菜仕入れ担当:「ものが少なくて値段も高い。大根も大きいのが少ない」

お菓子担当:「(お菓子は)値上げが続いていて9、10月は値上げラッシュ。少しでも従来通りの安値で出せればいいと思う」
値上げラッシュで仕入れ原価が上がる中、何を特売品にするのか話し合い、 今回の特売品は、北海道の旬の味「筋子」に決まりました。

でも、鮮魚担当によると「生筋子の状況は厳しい。サケ自体が今年は小さい。筋子も小さいからみなさん『大きな粒がほしい』とおっしゃるけれども、なかなか大きいのは難しい。店長が言うような値段を出すとなると、かなりの追い銭(赤字の覚悟)が必要」とのこと。

ここ数年の秋サケの不漁で、筋子の価格が高騰。今や100グラム1,000円以上が普通。スーパーで見かけてもなかなか手が出ないですよね…。

「しかしながら生筋子はみなさまが一番欲しがっている。マンボウに来たらイクラが買えると思ってくれたらこれ以上うれしいことはない」という店長の熱い思いで生筋子は100グラム739円で売ることに。

仕入れ原価を割ったとしても手に取ってもらえる価格にこだわりました。
チラシが出た週末。土曜日の午前9時30分、いよいよ販売開始。
100グラム739円の筋子が並ぶ間もなく、次々とお客さんの手に渡ります。

中には8パック買った人や、筋子のために1時間かけて来たという人も。生筋子を求めて多くの人が詰めかけました。
生サンマは赤字覚悟の1匹29円。とにかく安い!大量に買っていく人たちの姿が…。

トウモロコシやブロッコリーにも客が殺到して、午前10時にはレジに長い行列が。買い物かごがなくなり、かごを待つ人が出るほどでした。

 
なぜ利益率を下げてまで激安を維持するのか?店長に聞いてみると…
「値上がりしたからこそやっていかなければいけない。こんな小さな店、あげれば欠点だらけです。それでも来ていただけることへの感謝以外のなにものでもない。本当に大変なんですよ」と話してくれました。

値上げラッシュが続く中、地域密着の激安スーパーには今こそ消費者を支えたいという思いがありました。
 
*みんテレ9月22日OAのものです
 (上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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