2022.9.11

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パンの値引き…夕方から3個500円!アプリで「1000円越えのパン袋が680円」"買い物術"

食品の値上げが続き、家計が苦しい…という方も少なくありません。そんななか、パン業界が始めたお得で“優しい”取り組みが注目を集めています。

きっかけは「フードロス対策」とのことですが、一体どのような取り組みなのでしょうか。

札幌の名パン屋がフードロス対策…まとめ買いでお得に

まず訪れたのが、創業から70年以上の歴史を持つスイーツとパンの老舗『もりもと』です。全道22店舗で、5月からタイムサービスを始めました。

店によって時間や品揃えは異なりますが、新商品の惣菜パンから店の代表メニューまで安く提供しています。

厚別ひばりが丘店では「夕方になると3個で500円、4個で667円、5個で834円、6個で1,000円になる」と『もりもと』の和泉 洋平さんに教えてもらいました。
この閉店前のタイムセールを始めたきっかけは、小麦価格の高騰で3年ぶりに行った商品の値上げだそう。また、フードロス対策も関係しているんだとか。

和泉さんは「物価上昇に対してただ値上げするのではなく、お客様がどうしたらハッピーになるのか。

廃棄になってしまう物を安く提供することで、お客様は買いやすくなるし、店側も廃棄する無駄な物が減る。以前よりも廃棄する物が約20%減りました」と話します。

「1,000円超えのラインナップが680円に」フードロス削減アプリの活用

農林水産省によると、家庭や店などから廃棄される食品は年間570トンもあるそう。そんな品物をレスキューしようと、スマホアプリを使った取り組みも始まっています。

そこで訪れたのが、2年前に札幌市中央区にオープンした『ブールアンジュ』。東京を中心に15店舗を持つおしゃれなパン店です。

同店は、フードロス削減アプリの「TABETE」を活用しています。
生産余剰分や形崩れのパンなど出品が登録されると、アプリが消費者に通知。欲しい品物があれば、店に取りに行く仕組みです。

ひとまとめにした品物を680円で販売しており、この日はミルククリーム、アンジュの豆パン、あんバター、カレーパンが詰め合わせになっていました。

アプリの利用者は「すぐ食べるので、賞味期限が近くても問題がない。お得でもある」と話します。
また、袋の中は必ず1,000円を超える商品組みになっているのが特徴。普段手を出しにくい商品を知ってもらうこともでき、店と消費者の両方にメリットがあります。

4年前から始まったフードロス削減アプリ「TABETE」は、全国で53万人が利用し、2,200店舗が登録しているといいます。特にパンやお菓子の店の登録が多いそう。

家計と地球に優しい取り組みに注目

TABETEを運営するコークッキング 伊作 太一さんは「特にパン屋やケーキ店などショーケースのある店は、並べて置かなくては売れないという現状がある。

閉店間際でも棚に並んでいると"おいしそうだな"と在庫によって購買意欲がかき立てられる」と話します。

道内では札幌を中心に35店舗が登録している「TABETE」。家計にも地球にも優しいフードロス対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

*みんテレ8月26日OAのものです

札幌の名パン屋がフードロス対策…まとめ買いでお得に

まず訪れたのが、創業から70年以上の歴史を持つスイーツとパンの老舗『もりもと』です。全道22店舗で、5月からタイムサービスを始めました。

店によって時間や品揃えは異なりますが、新商品の惣菜パンから店の代表メニューまで安く提供しています。

厚別ひばりが丘店では「夕方になると3個で500円、4個で667円、5個で834円、6個で1,000円になる」と『もりもと』の和泉 洋平さんに教えてもらいました。
この閉店前のタイムセールを始めたきっかけは、小麦価格の高騰で3年ぶりに行った商品の値上げだそう。また、フードロス対策も関係しているんだとか。

和泉さんは「物価上昇に対してただ値上げするのではなく、お客様がどうしたらハッピーになるのか。

廃棄になってしまう物を安く提供することで、お客様は買いやすくなるし、店側も廃棄する無駄な物が減る。以前よりも廃棄する物が約20%減りました」と話します。

「1,000円超えのラインナップが680円に」フードロス削減アプリの活用

農林水産省によると、家庭や店などから廃棄される食品は年間570トンもあるそう。そんな品物をレスキューしようと、スマホアプリを使った取り組みも始まっています。

そこで訪れたのが、2年前に札幌市中央区にオープンした『ブールアンジュ』。東京を中心に15店舗を持つおしゃれなパン店です。

同店は、フードロス削減アプリの「TABETE」を活用しています。
生産余剰分や形崩れのパンなど出品が登録されると、アプリが消費者に通知。欲しい品物があれば、店に取りに行く仕組みです。

ひとまとめにした品物を680円で販売しており、この日はミルククリーム、アンジュの豆パン、あんバター、カレーパンが詰め合わせになっていました。

アプリの利用者は「すぐ食べるので、賞味期限が近くても問題がない。お得でもある」と話します。
また、袋の中は必ず1,000円を超える商品組みになっているのが特徴。普段手を出しにくい商品を知ってもらうこともでき、店と消費者の両方にメリットがあります。

4年前から始まったフードロス削減アプリ「TABETE」は、全国で53万人が利用し、2,200店舗が登録しているといいます。特にパンやお菓子の店の登録が多いそう。

家計と地球に優しい取り組みに注目

TABETEを運営するコークッキング 伊作 太一さんは「特にパン屋やケーキ店などショーケースのある店は、並べて置かなくては売れないという現状がある。

閉店間際でも棚に並んでいると"おいしそうだな"と在庫によって購買意欲がかき立てられる」と話します。

道内では札幌を中心に35店舗が登録している「TABETE」。家計にも地球にも優しいフードロス対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

*みんテレ8月26日OAのものです

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