2022.7.15

ニュース

“花束くいちぎって罵りあう…バンカラ集団「北海道大学応援団」3年ぶり応援合戦

コロナ禍で活動を制限されていた北海道大学応援団が3年ぶりに伝統行事「対面式」に挑みました。

「みんテレ」では、札幌の北海道大学応援団の学生たちを取材しましたよ。

「対面式」とは?

「対面式」は北大応援団と、ライバル校の小樽商科大学応援団が行う応援合戦のこと。明治時代から100年以上続いてきた伝統行事です。

2021年と2020年はコロナ禍で中止となりましたが、今年の7月に3年ぶりの復活を果たしました。

北海道大学第110代応援団

ひと際異彩を放つこちらの”バンカラ集団"が「北海道大学第110代応援団」です。
団員を指導するのは、留年して在学5年目の小野寺大輔応援団長。

他の5人の団員は、「対面式」の経験がありません。
本来なら卒業している小野寺団長に代わり、「対面式」で先頭に立つのは2年生の横溝航さん。

自分たちが応援することで、いろいろな人たちが元気になり喜んでくれることに楽しさを感じ、応援団に入ったといいます。

コロナ禍を乗り越えて…

かつては大学の行事や運動部の対外試合など出番が数多くありましたが、コロナ禍で状況が一変。2021年に行われた野球部の応援は、「声を出してはいけない」という制限付きのものでした。

横溝さんは、もどかしい気持ちが強かったと話します。
しかし、ようやく新型コロナの感染状況に落ち着きが見えてきた今年の6月、「北大祭」で3年ぶりに学生たちの前で応援歌を披露することができました。

再び応援団の活動の場が増えてきたのです!

ついに迎えた「対面式」

そして迎えた7月2日の「対面式」当日。

応援団員が暮らす学生寮「恵迪寮」の寮生たちと共に、横溝さんたちは会場となる札幌市中央区の大通公園へと向かいます。

会場に到着すると、そこには大勢の人姿が…!札幌市民も3年ぶりの対面式を楽しみにしていたのです。
多くの観客に見守られながら、いよいよ北大応援団と商大応援団の「対面式」が始まります。

まずは、北大から商大の団長への花束贈呈…と次の瞬間、商大の団長は贈られた花束を投げ捨てました。
反対に、横溝さんは商大から送られた花束を食いちぎりました…!

この一連のやり取りは、伝統の一つなんだそうです。

最大の見せ場は…

最大の見せ場は、20メートル以上の巻紙に筆で書き綴った文章、通称「檄文」の読み上げです。
こちらは互いにののしり合うのが恒例なんだとか。
こうして2時間に渡る「対面式」が終了。初めての対面式を終えた横溝さんは、「いろいろな人に見てもらえて、いろいろな人を活気づけられたかなと思います」と話していました。

会場に集まった札幌市民も、にぎやかな雰囲気を楽しんでいたようです。

2023年の「対面式」は、小樽商大の本拠地の小樽市で開催される予定です。

「対面式」とは?

「対面式」は北大応援団と、ライバル校の小樽商科大学応援団が行う応援合戦のこと。明治時代から100年以上続いてきた伝統行事です。

2021年と2020年はコロナ禍で中止となりましたが、今年の7月に3年ぶりの復活を果たしました。

北海道大学第110代応援団

ひと際異彩を放つこちらの”バンカラ集団"が「北海道大学第110代応援団」です。
団員を指導するのは、留年して在学5年目の小野寺大輔応援団長。

他の5人の団員は、「対面式」の経験がありません。
本来なら卒業している小野寺団長に代わり、「対面式」で先頭に立つのは2年生の横溝航さん。

自分たちが応援することで、いろいろな人たちが元気になり喜んでくれることに楽しさを感じ、応援団に入ったといいます。

コロナ禍を乗り越えて…

かつては大学の行事や運動部の対外試合など出番が数多くありましたが、コロナ禍で状況が一変。2021年に行われた野球部の応援は、「声を出してはいけない」という制限付きのものでした。

横溝さんは、もどかしい気持ちが強かったと話します。
しかし、ようやく新型コロナの感染状況に落ち着きが見えてきた今年の6月、「北大祭」で3年ぶりに学生たちの前で応援歌を披露することができました。

再び応援団の活動の場が増えてきたのです!

ついに迎えた「対面式」

そして迎えた7月2日の「対面式」当日。

応援団員が暮らす学生寮「恵迪寮」の寮生たちと共に、横溝さんたちは会場となる札幌市中央区の大通公園へと向かいます。

会場に到着すると、そこには大勢の人姿が…!札幌市民も3年ぶりの対面式を楽しみにしていたのです。
多くの観客に見守られながら、いよいよ北大応援団と商大応援団の「対面式」が始まります。

まずは、北大から商大の団長への花束贈呈…と次の瞬間、商大の団長は贈られた花束を投げ捨てました。
反対に、横溝さんは商大から送られた花束を食いちぎりました…!

この一連のやり取りは、伝統の一つなんだそうです。

最大の見せ場は…

最大の見せ場は、20メートル以上の巻紙に筆で書き綴った文章、通称「檄文」の読み上げです。
こちらは互いにののしり合うのが恒例なんだとか。
こうして2時間に渡る「対面式」が終了。初めての対面式を終えた横溝さんは、「いろいろな人に見てもらえて、いろいろな人を活気づけられたかなと思います」と話していました。

会場に集まった札幌市民も、にぎやかな雰囲気を楽しんでいたようです。

2023年の「対面式」は、小樽商大の本拠地の小樽市で開催される予定です。

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