2022.4.11

ニュース

全国から応募続々!初めての雪遊びに野菜収穫も 「東京では体験できない」"保育園留学"

道南の厚沢部町が保育園の「留学体験」を行っています。
目的は全国から子育て家族に移住してもらうこと。すでに2022年の11月まで予約が埋まる人気ぶりなんですって。

東京から北海道南部の厚沢部町に来た親子。長女が「保育園留学」を体験した親子の2週間に密着しました。
 

東京から来た青地広信さん、雪絵さん夫婦。そして長女の空ちゃん。
向かうのは厚沢部町の認定こども園「はぜる」です。

厚沢部町で全国の子育て家族を対象に2021年11月から始まった「保育園留学」。期間は1週間から3週間まで選ぶことができます。
林業が基幹産業である厚沢部町ならではの保育園。スギやカラマツなど地元木材がふんだんに使われているのが特徴で、解放感あふれる作りです。

木の香りでリラックスできそうな素敵な空間ですね!
保育園では夏には野菜の収穫などを体験でき、子どもたちは自然を満喫できます。

空ちゃんは初めての雪遊び。でも、みんなとなかなか打ち解けられない様子でした。
父親の青地広信さんは東京でマーケティングアドバイザー、母親の雪絵さんはおなじく都内でヘルスケアメーカーの会社で働いています。

この日はオンラインでの打ち合わせ。

「東京では体験できないような大自然で思いっきり体動かすとか、違うところに行けたら良いなと思い応募した」と広信さん。
 
厚沢部町が用意した2LDKの一戸建てにはテレビや冷蔵庫、家具などがあり、Wi‐Fiの環境も整備されていてワーケーションが可能です。

住宅の利用料、そして1日8時間の保育園の費用などで青地さん親子の負担は17万円だそう。
 
厚沢部町が無料で提供してくれる地元の特産品もこの取り組みの特長のひとつです。

「香りがすごくある」と雪江さん。
「おいしい?」広信さんの問いかけに空ちゃんも笑顔でうなずきます。

 
1960年に人口1万人を超えていた厚沢部町。現在は3分の1にまで減少しています。

厚沢部町政策推進課の木口孝志係長は「ゆくゆくは厚沢部に行ってみようとか、そこから移住に繋がっていけばいい」と期待しています。

 
「保育園留学」最終日。空ちゃんは大はしゃぎ!みんなと楽しく遊んでいました。別れが惜しいですがここでお別れ。

「いつも元気に遊んでくれて私もすごい楽しくて幸せを運んでくれてありがとうございます」認定こども園はぜるの西村智香先生の目には涙が。

青地広信さんは「来てよかったの一言に尽きる。特にコロナ禍で在宅勤務が進んでくると現実的な選択肢になってきている」と話します。

保育園留学の2週間は、青地さん親子にとって貴重な体験になったようです。
厚沢部町では道内で初めて保育園の留学を導入しました。厚沢部町の保育園留学は、11月まで予約が埋まったということ。

北海道内ではこのほかにも移住体験できる取り組みをしています。

・東川町:3か月~1年に渡る移住体験会。人口の約半分が定住20年未満の移住者

・ニセコ町:ホテルやゲストハウス、マンションの中から滞在先を選択

2020年度は1644人と、北海道内最多の移住体験利用者がいるのは、釧路市。夏は涼しいため「避暑」で訪れる人が多いんですって。

リモートワークが普及した今、子育て世代、働く世代が安心して暮らせる体制作り、また移住から定住に結び付けられる体制作りも必要と言えそうです。

*みんテレ3月30日OAのものです
東京から来た青地広信さん、雪絵さん夫婦。そして長女の空ちゃん。
向かうのは厚沢部町の認定こども園「はぜる」です。

厚沢部町で全国の子育て家族を対象に2021年11月から始まった「保育園留学」。期間は1週間から3週間まで選ぶことができます。
林業が基幹産業である厚沢部町ならではの保育園。スギやカラマツなど地元木材がふんだんに使われているのが特徴で、解放感あふれる作りです。

木の香りでリラックスできそうな素敵な空間ですね!
保育園では夏には野菜の収穫などを体験でき、子どもたちは自然を満喫できます。

空ちゃんは初めての雪遊び。でも、みんなとなかなか打ち解けられない様子でした。
父親の青地広信さんは東京でマーケティングアドバイザー、母親の雪絵さんはおなじく都内でヘルスケアメーカーの会社で働いています。

この日はオンラインでの打ち合わせ。

「東京では体験できないような大自然で思いっきり体動かすとか、違うところに行けたら良いなと思い応募した」と広信さん。
 
厚沢部町が用意した2LDKの一戸建てにはテレビや冷蔵庫、家具などがあり、Wi‐Fiの環境も整備されていてワーケーションが可能です。

住宅の利用料、そして1日8時間の保育園の費用などで青地さん親子の負担は17万円だそう。
 
厚沢部町が無料で提供してくれる地元の特産品もこの取り組みの特長のひとつです。

「香りがすごくある」と雪江さん。
「おいしい?」広信さんの問いかけに空ちゃんも笑顔でうなずきます。

 
1960年に人口1万人を超えていた厚沢部町。現在は3分の1にまで減少しています。

厚沢部町政策推進課の木口孝志係長は「ゆくゆくは厚沢部に行ってみようとか、そこから移住に繋がっていけばいい」と期待しています。

 
「保育園留学」最終日。空ちゃんは大はしゃぎ!みんなと楽しく遊んでいました。別れが惜しいですがここでお別れ。

「いつも元気に遊んでくれて私もすごい楽しくて幸せを運んでくれてありがとうございます」認定こども園はぜるの西村智香先生の目には涙が。

青地広信さんは「来てよかったの一言に尽きる。特にコロナ禍で在宅勤務が進んでくると現実的な選択肢になってきている」と話します。

保育園留学の2週間は、青地さん親子にとって貴重な体験になったようです。
厚沢部町では道内で初めて保育園の留学を導入しました。厚沢部町の保育園留学は、11月まで予約が埋まったということ。

北海道内ではこのほかにも移住体験できる取り組みをしています。

・東川町:3か月~1年に渡る移住体験会。人口の約半分が定住20年未満の移住者

・ニセコ町:ホテルやゲストハウス、マンションの中から滞在先を選択

2020年度は1644人と、北海道内最多の移住体験利用者がいるのは、釧路市。夏は涼しいため「避暑」で訪れる人が多いんですって。

リモートワークが普及した今、子育て世代、働く世代が安心して暮らせる体制作り、また移住から定住に結び付けられる体制作りも必要と言えそうです。

*みんテレ3月30日OAのものです

「働く女性」の帰宅が増える、ごご4時50分から放送!「子育てママ」「働く女性」は、夕方は忙しい!そこで、「みんテレ」は、「耳で観る」=耳で聴くだけで情報がわかる、また夕食の支度で忙しい視聴者にも短時間で情報が分かる、即効性&実用性のある情報をお届けします。

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