2021.5.20

ニュース

北海道で「ナゾの爆発音」通報相次ぐ これは“隕石”?“火球”?…専門家が分析

4月26日、札幌を中心に北海道各地で通報が相次いだナゾの爆発音。
「隕石か火球ではないか?」という説が浮上していましたが、その正体はいまだわかっていません。

ナゾの爆発音の正体は一体何なのか? 3人の専門家に原因を分析してもらいました。

地震学専門家「おそらく隕石が火球」

地震学の専門家・京都大学防災研究所の山田 真澄教授は、「おそらく隕石か火球」と分析します。

爆発音がしたタイミングの地震計には、その衝撃波が観測されています。
「音速よりも速く移動している物体であることは確実。ソニックブームと呼ばれる衝撃波が発生している」という理由から、山田教授は隕石もしくは火球と分析しました。

天文学専門家「隕石以外のもの」

「音が出るような大きな流星や隕石だと、すごく明るいはず」と話すのは、札幌市青少年科学館 天文係の福澄 孝博さん。爆発の瞬間に光を見た証言がないことから、隕石ではなくほかのものが原因ではないかと分析します。

実際にアマチュア天文家・木立さんが定点カメラで撮影していた映像を見ても、火球や隕石は確認できません。人口の多い街で火球や流星の目撃情報や映像がないため「正直かなりナゾ」と木立さんは言います。

軍事アナリスト「ステルス航空機の可能性」

東京大学 先端科学技術研究センターの小泉悠特任助教は、「ステルス航空機の可能性がある」と話します。

ステルス機は電波が返ってこないようにすることで、レーダーに非常に映りにくくなるそうです。「ステルス航空機が非常に速く移動した場合、ソニックブームが出て爆発音が聞こえた可能性は排除できない」と原因を分析。

専門家の3人がそれぞれ異なる見解を示す爆発音。真相は深まるばかりです。

地震学専門家「おそらく隕石が火球」

地震学の専門家・京都大学防災研究所の山田 真澄教授は、「おそらく隕石か火球」と分析します。

爆発音がしたタイミングの地震計には、その衝撃波が観測されています。
「音速よりも速く移動している物体であることは確実。ソニックブームと呼ばれる衝撃波が発生している」という理由から、山田教授は隕石もしくは火球と分析しました。

天文学専門家「隕石以外のもの」

「音が出るような大きな流星や隕石だと、すごく明るいはず」と話すのは、札幌市青少年科学館 天文係の福澄 孝博さん。爆発の瞬間に光を見た証言がないことから、隕石ではなくほかのものが原因ではないかと分析します。

実際にアマチュア天文家・木立さんが定点カメラで撮影していた映像を見ても、火球や隕石は確認できません。人口の多い街で火球や流星の目撃情報や映像がないため「正直かなりナゾ」と木立さんは言います。

軍事アナリスト「ステルス航空機の可能性」

東京大学 先端科学技術研究センターの小泉悠特任助教は、「ステルス航空機の可能性がある」と話します。

ステルス機は電波が返ってこないようにすることで、レーダーに非常に映りにくくなるそうです。「ステルス航空機が非常に速く移動した場合、ソニックブームが出て爆発音が聞こえた可能性は排除できない」と原因を分析。

専門家の3人がそれぞれ異なる見解を示す爆発音。真相は深まるばかりです。

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