2020.12.14

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安くておいしい "駅直結"の「役所食堂」雪にも負けず雨にも濡れず

悪天候でも来やすいように立地がよく、駅から直結している「役所の食堂」。この時期、外にご飯を食べに行きたいと思っても、窓を開けると雪景色が広がっていて出かけたくない、そんな時に便利です。駅直結の役所メシを「おトク」「人気」「あったか」とジャンルごとに紹介します。

席数なんと400席! 「札幌市役所 地下食堂」

まずは、札幌市役所から。
地下鉄・大通駅 「30番出口」を目指して進むと「西2丁目地下歩道」につながります。そこを進むと市役所の地下2階に直接入れる入口が。そこから1階分階段を上がれば、目の前にもう食堂があります。
こちらが、地下1階にある食堂。さすが札幌の中心、約400席もありとにかく広い!窓から眺める庭園も人気です。メニュー豊富なショーケースもあり、どれにしようか悩みますよね。
1番人気は「時計台定食」550円。この日のメニューは「唐揚げ黒胡椒風味」です。
そしてこの時期人気なのが、期間限定で登場する「辛みそラーメン」。鶏ガラをベースに、豆板醤などを独自に配合した辛味噌スープは、体の芯からあったまります。人気ラーメン店でも使われる麺が好評なんだそう。
さらに、日替わりで登場するラーメンもあるんです。取材した日は「カニ風味玉子あんかけラーメン」。隠し味にハマグリ塩(じお)を使ったスープに、ふわふわの卵がやさしい一杯です。
これだけのメニューから、みなさんはどんなものを選んでいるのでしょうか?
常連客(71):「(Q いつも何を?)ほとんど幕の内。おかずにいろいろ変化があって、自分で作れないような物も入っているので勉強になります」
 
近くの病院に行った帰りに立ち寄るという女性が選んだのは、幕の内弁当570円。
 
常連客(71):「(Q すぐ出てくるんですね)ここに積んであってね。おみおつけも付きます。(Q いろいろ入ってますね)結構おかず入ってます。よく参考にして作ってます」
 
この日はチンジャオロース・鮭の塩焼き・エビとカボチャの天ぷら、鶏唐揚げコチュジャン風味・イカサラダ。栄養バランスがとれたおかずがたくさん入っていました。1人で気兼ねなくゆっくり食事できるところが気に入ってるそうです。
続いて、ほぼ毎日出勤前にここで食事をとるという男性。
 
門馬英寿さん(58):「料金も安いですし交通に便利。地下通路からこっち(食堂)に来れますので、一回も外に出ないで来られます」
 
選んだのは「すずらん定食」500円。この日のメニューは「ふんわりつくね梅シソ風味」ワンコインのお得さに加え、カロリーコントロールされたヘルシーさが人気。なのですが…。席までついていくと、なぜかもう一膳おぼんがあります。

門馬英寿さん(58):「(Q 2人で来られてたんですか?)いえ、1人なんですけど2つ分食べるんです」
 
警備の仕事をする門馬さん。仕事が終わる夜8時までのエネルギーをここの食事で蓄えるんですって。
 
門馬英寿さん(58):「野菜がいっぱいついてるでしょ、これがいいんです。どうしても野菜不足になるんですよね、外食中心だと。ここの食事は野菜いっぱいついてそれが良い。それではいただきます!」

2食分食べても1000円ちょっと。この満足感が毎日通う理由なんだとか。

超穴場! 「交通局 豊水すすきの食堂」

続いて調べたのは、アットホームな雰囲気が魅力の「交通局 豊水すすきの食堂」。地下鉄東豊線・豊水すすきの駅6番出口を出て右に10数歩進むと入口があります。
建物の2階にあるんですが、食堂の"気配"はどこにもありません。
恐る恐る中に入ると、入口には控えめに「食堂」の文字が。ここは駅員さんたちの為の食堂ですが、実は誰でも利用できるんです。
人気メニューは、そばとミニ目玉カレーのセット。東豊線開通当初から変わらない、昔ながらの味が人気。
この食堂を切り盛りして18年になる、小柳みや子さんが作る目玉焼き。白身の底をカリカリに仕上げ、カレーにのっけると…黄身がトロッとルーに溶け込みます。この絶妙な焼き加減に、虜になる人が続出なんです。
そしてこの時期登場するのが「鍋焼きうどん」。桜エビのかき揚げに卵、鶏肉と具沢山で520円。駅の食堂ならでは、ここは朝7時30分から定食が食べられるんです。(※土・祝は午前8時~)
お得なのは日替わり定食。この日のA定食は、肉じゃがに、豚ひれゴマカツと、餃子のチリソース。B定食のメインは鮭のピカタ。いずれも、栄養士がバランスを考えたメニューでご飯を少なめにするとワンコイン500円で食べられます。

まるでカフェ? 「白石区役所 6階食堂」

続いての駅直結、役所メシは白石区役所。食堂があるのは6階。白石区役所の食堂へは、地下鉄東西線・白石駅6番出口から外へ出ずに、エレベーターで行くことができます。
中は開放的で、カフェのような雰囲気です。
 
客:「子供連れてゆっくりできる場所が、思いつかなかったので来てみました」
 
子育て中のママが3人お揃いで頼んでいたのは「クリームソーダ」。駅直結で子供連れでも集まりやすいんだそうです。
他にも、お子様ランチや、パンケーキ、さらに、白石区のキャラクター「しろっぴー」を模った「しろっぴーパフェ」も女性に人気だそうです。
                                           
白石区役所 食堂 杉山洋介店長:「(Q 1番人気は?)やはりうちは『あんかけ焼きそば』」
一番人気は、中華が得意な調理長が作る本格的な「五目あんかけ焼きそば」。野菜たっぷりのあんがのって、このボリュームでなんと630円。
この時期人気のあったかグルメは「白石ウーメン」。「ウーメン」とは、白石区の開拓を担った宮城県白石市の名物で、9センチしかない短い麺が特徴なんです。鰹節と昆布の出汁に焼き餅が入っていて、お雑煮のようなやさしい一杯。
そして、ワンコインで人気なのが「トクトクランチ」。この日のメニューは「台湾まぜそば」。温泉タマゴと野菜・ひき肉をアツアツの麺に絡めて豪快に食べたい逸品です。
 
安くておいしい、駅直結で便利な「役所食堂」。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
 
(2019年12月2日放送「みんテレ」より)

席数なんと400席! 「札幌市役所 地下食堂」

まずは、札幌市役所から。
地下鉄・大通駅 「30番出口」を目指して進むと「西2丁目地下歩道」につながります。そこを進むと市役所の地下2階に直接入れる入口が。そこから1階分階段を上がれば、目の前にもう食堂があります。
こちらが、地下1階にある食堂。さすが札幌の中心、約400席もありとにかく広い!窓から眺める庭園も人気です。メニュー豊富なショーケースもあり、どれにしようか悩みますよね。
1番人気は「時計台定食」550円。この日のメニューは「唐揚げ黒胡椒風味」です。
そしてこの時期人気なのが、期間限定で登場する「辛みそラーメン」。鶏ガラをベースに、豆板醤などを独自に配合した辛味噌スープは、体の芯からあったまります。人気ラーメン店でも使われる麺が好評なんだそう。
さらに、日替わりで登場するラーメンもあるんです。取材した日は「カニ風味玉子あんかけラーメン」。隠し味にハマグリ塩(じお)を使ったスープに、ふわふわの卵がやさしい一杯です。
これだけのメニューから、みなさんはどんなものを選んでいるのでしょうか?
常連客(71):「(Q いつも何を?)ほとんど幕の内。おかずにいろいろ変化があって、自分で作れないような物も入っているので勉強になります」
 
近くの病院に行った帰りに立ち寄るという女性が選んだのは、幕の内弁当570円。
 
常連客(71):「(Q すぐ出てくるんですね)ここに積んであってね。おみおつけも付きます。(Q いろいろ入ってますね)結構おかず入ってます。よく参考にして作ってます」
 
この日はチンジャオロース・鮭の塩焼き・エビとカボチャの天ぷら、鶏唐揚げコチュジャン風味・イカサラダ。栄養バランスがとれたおかずがたくさん入っていました。1人で気兼ねなくゆっくり食事できるところが気に入ってるそうです。
続いて、ほぼ毎日出勤前にここで食事をとるという男性。
 
門馬英寿さん(58):「料金も安いですし交通に便利。地下通路からこっち(食堂)に来れますので、一回も外に出ないで来られます」
 
選んだのは「すずらん定食」500円。この日のメニューは「ふんわりつくね梅シソ風味」ワンコインのお得さに加え、カロリーコントロールされたヘルシーさが人気。なのですが…。席までついていくと、なぜかもう一膳おぼんがあります。

門馬英寿さん(58):「(Q 2人で来られてたんですか?)いえ、1人なんですけど2つ分食べるんです」
 
警備の仕事をする門馬さん。仕事が終わる夜8時までのエネルギーをここの食事で蓄えるんですって。
 
門馬英寿さん(58):「野菜がいっぱいついてるでしょ、これがいいんです。どうしても野菜不足になるんですよね、外食中心だと。ここの食事は野菜いっぱいついてそれが良い。それではいただきます!」

2食分食べても1000円ちょっと。この満足感が毎日通う理由なんだとか。

超穴場! 「交通局 豊水すすきの食堂」

続いて調べたのは、アットホームな雰囲気が魅力の「交通局 豊水すすきの食堂」。地下鉄東豊線・豊水すすきの駅6番出口を出て右に10数歩進むと入口があります。
建物の2階にあるんですが、食堂の"気配"はどこにもありません。
恐る恐る中に入ると、入口には控えめに「食堂」の文字が。ここは駅員さんたちの為の食堂ですが、実は誰でも利用できるんです。
人気メニューは、そばとミニ目玉カレーのセット。東豊線開通当初から変わらない、昔ながらの味が人気。
この食堂を切り盛りして18年になる、小柳みや子さんが作る目玉焼き。白身の底をカリカリに仕上げ、カレーにのっけると…黄身がトロッとルーに溶け込みます。この絶妙な焼き加減に、虜になる人が続出なんです。
そしてこの時期登場するのが「鍋焼きうどん」。桜エビのかき揚げに卵、鶏肉と具沢山で520円。駅の食堂ならでは、ここは朝7時30分から定食が食べられるんです。(※土・祝は午前8時~)
お得なのは日替わり定食。この日のA定食は、肉じゃがに、豚ひれゴマカツと、餃子のチリソース。B定食のメインは鮭のピカタ。いずれも、栄養士がバランスを考えたメニューでご飯を少なめにするとワンコイン500円で食べられます。

まるでカフェ? 「白石区役所 6階食堂」

続いての駅直結、役所メシは白石区役所。食堂があるのは6階。白石区役所の食堂へは、地下鉄東西線・白石駅6番出口から外へ出ずに、エレベーターで行くことができます。
中は開放的で、カフェのような雰囲気です。
 
客:「子供連れてゆっくりできる場所が、思いつかなかったので来てみました」
 
子育て中のママが3人お揃いで頼んでいたのは「クリームソーダ」。駅直結で子供連れでも集まりやすいんだそうです。
他にも、お子様ランチや、パンケーキ、さらに、白石区のキャラクター「しろっぴー」を模った「しろっぴーパフェ」も女性に人気だそうです。
                                           
白石区役所 食堂 杉山洋介店長:「(Q 1番人気は?)やはりうちは『あんかけ焼きそば』」
一番人気は、中華が得意な調理長が作る本格的な「五目あんかけ焼きそば」。野菜たっぷりのあんがのって、このボリュームでなんと630円。
この時期人気のあったかグルメは「白石ウーメン」。「ウーメン」とは、白石区の開拓を担った宮城県白石市の名物で、9センチしかない短い麺が特徴なんです。鰹節と昆布の出汁に焼き餅が入っていて、お雑煮のようなやさしい一杯。
そして、ワンコインで人気なのが「トクトクランチ」。この日のメニューは「台湾まぜそば」。温泉タマゴと野菜・ひき肉をアツアツの麺に絡めて豪快に食べたい逸品です。
 
安くておいしい、駅直結で便利な「役所食堂」。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
 
(2019年12月2日放送「みんテレ」より)

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