2020.11.15

メディア

北海道の山を買う女性☆スローライフを楽しむ移住者たち「美流渡」って知ってます?

みんテレ

岩見沢市 田舎暮らし 空知 山を買う人々 子育て 自然 地域

かつて万字炭鉱に伸びる鉄路が走っていた岩見沢市東部の丘陵地帯。「美流渡」と呼ばれる集落に、4年前、近隣の「山を買った」女性が暮らしています。
 
農家の友達が「山買えるよ」と教えてくれたのがきっかけで、岩見沢市の郊外に山を購入した來嶋路子さん。フリーランスで美術関連の本の編集やライターをしています。
どうすれば山を買うことができるのかと近隣の森林組合に電話をかけたこの時から、來嶋さんの山をめぐる冒険がスタートしました。

東京で編集者として本を作っていた來嶋さん「山を買った自らの経験を出版」

9年前まで來嶋さんは、東京の老舗の美術雑誌で副編集長を務め、数多くの本を作ってきました。今も東京から依頼される編集の仕事がメインです。
來嶋さんは家族で東京から移住し、山を買った際の体験を自ら出版しました。
購入した山の土地の広さは8ヘクタールほど。金額は中古車1台分ぐらいで、すごくリーズナブルだったといいます。
エコビレッジみたいに仲間と住むのを最初イメージしていましたが、豪雪地帯ということもあり、今は時々遊びに行く程度。最近は山を買う事がブームの一つになりつつあり、「本気で山を買いたいので本を欲しいって方が増えてきました」と、來嶋さん。
そこで2020年10月、來嶋さんはさらなる続編を出版しました。

田舎暮らしは「のんびり」じゃない!?子育てしながら働く忙しさは都会と同じ

山を買ってからいろいろと気付かされたことがあったという来嶋さん。木こりやハンターと友達になったり、地球の一部を預かっているという気持ちになったり、気候変動などを自分の事として捉えられることになったりしたといいます。
東日本大震災のあった時に、スーパーから物が無くなり、都市型の暮らしは色んなものに依存しないと暮らせないと気がついた來嶋さん。
大震災の年、岩見沢市の夫の実家へ。さらに3年前、自ら買った山の近くに移住しました。
自宅の近くに、古い公営住宅のオフィスも借りました。しかし、3人の子どもを育てつつ働く大変さは都会となんら変わらないといいます。
田舎暮らしでやらなければならない事が増えているので、ここに来たから少しのんびりしたって事は全くないのだといいます。
3人目が生まれて抱っこひもで抱えて取材に行き、真ん中の子が市内の幼稚園に通っていた事があったので毎日送り迎え。お子さんは今、3歳、6歳、10歳になりましたが、いかに同じクォリティーの仕事を維持できるのかと考えることは大変だったそう。

年々増えつつある移住者☆手作りのマップやネットでの発信で情報提供を

來嶋さんは移住生活をネットに連載し全国に発信。また、この地域で暮らす人々を取材したマップも手掛けています。
口コミで増えたという移住者たちはみな共通して、コンビニが近くにないと暮らせないという都会の暮らしとは真逆の生活を好み、暮らしのサバイバル能力がある人が多く集まっているといいます。
家が壊れても自分で直したり、ガスを使わずに釜戸でご飯を炊いたり、五右衛門風呂に入ったり…。行政サービスや子育ての支援が充実しているわけではない地域に住むことはハードルが高いため、自分の価値観で、自分の暮らしを作っているそう。
自分の家族の他にも周辺に実は都会から移住した人々が数多くいて、來嶋さんは、年々その数が増えていることを実感しています。

個性あふれる素敵な魅力がいっぱい♪移住者たちが営む手作り感にあふれたお店

來嶋さんに、岩見沢市東部の丘陵地帯に移住した人たちを紹介いただきました。
 
「ばぐぅす屋」という、スープカレーとスパイスカレーの店です。店主は大阪から移住して来た女性で、店内は自分でDIYし直しました。
ばぐぅす屋のカレーにはクセになるおいしさがあって、毎週来ている人がいたり、カレーが売り切れたりする事も。
20年ほど前に移住した夫妻が営む人気のパン屋さん「ミルトコッペ」。移住者の中でも先駆的存在です。お店の隣には、ご主人が10年かけて自分で作ったお家があります。
パンは薪窯で焼いているので香ばしい香りがたっぷり♪10時開店ですが行列がいつもできていて、土日だとすぐに売切れてしまうほどに大人気!コッペパンが有名だそう。
ミルトコッペの近くにある花屋さんは、フラワーアレンジメントに使用する花を自ら栽培するのがこだわり。建物で花をアレンジして全国発送を行っています。
地元在来種の花栽培に力を注ぐ夫妻は、横浜からの移住者です。
つづいて訪れた万字地区には、2年前に東京から移住した笠原さん夫妻が住んでいます。
 
築50年以上という炭坑住宅を自分たちで改装しました。「なるべく自然に風が循環するように作ったところがポイント」と旦那様。
ここの生活を始めてから、都会の便利さが不自然に感じ始めたそうです。
奥様は飲食店の経営を計画中。「これからリフォームして来年中にはやりたい」と、ご夫婦で目標を語っていました。
やぎの乳でチーズ作りにも挑戦したいというお2人。山の暮らしを、心から楽しんでいます。

山で過ごすスローライフに魅せられて…♡地元大学院を卒業した学生が地域おこし推進員に

毛陽地区にできた自転車コースで遊ぶのは來嶋家の子どもたち。
コースを作ったのは、2020年に地域おこし推進員として赴任した、岩見沢の教育大・大学院で学んだ移住者・瀬尾洋裕さん。
「休日はここに来て自転車で遊んで、家族でメープルロッジの温泉に。休日の拠点になったらいいな」と話していました。
この地域の魅力を尋ねてみると、「新しい事をちゃんと受け入れてくれる人たちが結構多い。時間の流れ、すごいゆっくりで」と、この土地でのスローライフを楽しんでいることがよく伝わってきます。
「行政サービスが行き届いていなかったり、豪雪地帯だったり。コンビニまで30分以上かかったりするからこそ魅力を感じる。何もないってみなさんおっしゃいますが、何もないところに可能性を感じる」と、最後にそう語っていた來嶋さん。
 
移住者たちは、山の暮らしの未来に輝きを感じています。

東京で編集者として本を作っていた來嶋さん「山を買った自らの経験を出版」

9年前まで來嶋さんは、東京の老舗の美術雑誌で副編集長を務め、数多くの本を作ってきました。今も東京から依頼される編集の仕事がメインです。
來嶋さんは家族で東京から移住し、山を買った際の体験を自ら出版しました。
購入した山の土地の広さは8ヘクタールほど。金額は中古車1台分ぐらいで、すごくリーズナブルだったといいます。
エコビレッジみたいに仲間と住むのを最初イメージしていましたが、豪雪地帯ということもあり、今は時々遊びに行く程度。最近は山を買う事がブームの一つになりつつあり、「本気で山を買いたいので本を欲しいって方が増えてきました」と、來嶋さん。
そこで2020年10月、來嶋さんはさらなる続編を出版しました。

田舎暮らしは「のんびり」じゃない!?子育てしながら働く忙しさは都会と同じ

山を買ってからいろいろと気付かされたことがあったという来嶋さん。木こりやハンターと友達になったり、地球の一部を預かっているという気持ちになったり、気候変動などを自分の事として捉えられることになったりしたといいます。
東日本大震災のあった時に、スーパーから物が無くなり、都市型の暮らしは色んなものに依存しないと暮らせないと気がついた來嶋さん。
大震災の年、岩見沢市の夫の実家へ。さらに3年前、自ら買った山の近くに移住しました。
自宅の近くに、古い公営住宅のオフィスも借りました。しかし、3人の子どもを育てつつ働く大変さは都会となんら変わらないといいます。
田舎暮らしでやらなければならない事が増えているので、ここに来たから少しのんびりしたって事は全くないのだといいます。
3人目が生まれて抱っこひもで抱えて取材に行き、真ん中の子が市内の幼稚園に通っていた事があったので毎日送り迎え。お子さんは今、3歳、6歳、10歳になりましたが、いかに同じクォリティーの仕事を維持できるのかと考えることは大変だったそう。

年々増えつつある移住者☆手作りのマップやネットでの発信で情報提供を

來嶋さんは移住生活をネットに連載し全国に発信。また、この地域で暮らす人々を取材したマップも手掛けています。
口コミで増えたという移住者たちはみな共通して、コンビニが近くにないと暮らせないという都会の暮らしとは真逆の生活を好み、暮らしのサバイバル能力がある人が多く集まっているといいます。
家が壊れても自分で直したり、ガスを使わずに釜戸でご飯を炊いたり、五右衛門風呂に入ったり…。行政サービスや子育ての支援が充実しているわけではない地域に住むことはハードルが高いため、自分の価値観で、自分の暮らしを作っているそう。
自分の家族の他にも周辺に実は都会から移住した人々が数多くいて、來嶋さんは、年々その数が増えていることを実感しています。

個性あふれる素敵な魅力がいっぱい♪移住者たちが営む手作り感にあふれたお店

來嶋さんに、岩見沢市東部の丘陵地帯に移住した人たちを紹介いただきました。
 
「ばぐぅす屋」という、スープカレーとスパイスカレーの店です。店主は大阪から移住して来た女性で、店内は自分でDIYし直しました。
ばぐぅす屋のカレーにはクセになるおいしさがあって、毎週来ている人がいたり、カレーが売り切れたりする事も。
20年ほど前に移住した夫妻が営む人気のパン屋さん「ミルトコッペ」。移住者の中でも先駆的存在です。お店の隣には、ご主人が10年かけて自分で作ったお家があります。
パンは薪窯で焼いているので香ばしい香りがたっぷり♪10時開店ですが行列がいつもできていて、土日だとすぐに売切れてしまうほどに大人気!コッペパンが有名だそう。
ミルトコッペの近くにある花屋さんは、フラワーアレンジメントに使用する花を自ら栽培するのがこだわり。建物で花をアレンジして全国発送を行っています。
地元在来種の花栽培に力を注ぐ夫妻は、横浜からの移住者です。
つづいて訪れた万字地区には、2年前に東京から移住した笠原さん夫妻が住んでいます。
 
築50年以上という炭坑住宅を自分たちで改装しました。「なるべく自然に風が循環するように作ったところがポイント」と旦那様。
ここの生活を始めてから、都会の便利さが不自然に感じ始めたそうです。
奥様は飲食店の経営を計画中。「これからリフォームして来年中にはやりたい」と、ご夫婦で目標を語っていました。
やぎの乳でチーズ作りにも挑戦したいというお2人。山の暮らしを、心から楽しんでいます。

山で過ごすスローライフに魅せられて…♡地元大学院を卒業した学生が地域おこし推進員に

毛陽地区にできた自転車コースで遊ぶのは來嶋家の子どもたち。
コースを作ったのは、2020年に地域おこし推進員として赴任した、岩見沢の教育大・大学院で学んだ移住者・瀬尾洋裕さん。
「休日はここに来て自転車で遊んで、家族でメープルロッジの温泉に。休日の拠点になったらいいな」と話していました。
この地域の魅力を尋ねてみると、「新しい事をちゃんと受け入れてくれる人たちが結構多い。時間の流れ、すごいゆっくりで」と、この土地でのスローライフを楽しんでいることがよく伝わってきます。
「行政サービスが行き届いていなかったり、豪雪地帯だったり。コンビニまで30分以上かかったりするからこそ魅力を感じる。何もないってみなさんおっしゃいますが、何もないところに可能性を感じる」と、最後にそう語っていた來嶋さん。
 
移住者たちは、山の暮らしの未来に輝きを感じています。

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