冬の海からの恵みを堪能♡漁師町・積丹で聞いたおいしい真ダラの食べ方【前編】

今回紹介するとれたて食材は、冬の味覚としては欠かせない魚。
焼いても、煮ても、揚げても、どんな調理法でもおいしく頂ける　真ダラです！

向かったのは、今年は豊漁という積丹町。
果たして真ダラを使った、どんなとれたてメシが登場するんでしょう？

刺し網漁で獲る！漁師一家の4代目が教える真ダラの醍醐味

積丹町の漁業・柏崎正勝さんの実家は、先祖代々およそ150年続く漁師一家。

現在4代目で、長男の正勝さんを筆頭に兄弟4人が漁師さんという、道内で珍しい漁師一家なんですよ！

柴田アナ：「真ダラの漁は、どうやってやるんですか？他（の魚の漁）とは違うんですか？」
柏崎さん：「刺し網漁ですね。網はそれぞれ違って、真ダラは網目の大きいタラ網で獲るんです」

とる魚の大きさによって網み目の大きさが違うそうですよ。
知ってましたか？

真ダラは脂肪分が少ないわりに、グルタミン酸などのうま味成分が豊富。
ビタミンB12も多く、貧血予防などに効果的な魚です。

今回は、真ダラを使ったどんな料理が頂けるんでしょう♪

今回のとれたてメシを教えてくれるのは飯田和矢さん。
海が見える隠れ家的な和む雰囲気と真ダラやウニなど前浜であがった旬の魚介を使った料理が人気で、夏は予約がとれないことで有名な「なごみの宿　いい田」の板長です。

タラはお腹を割いてみないと性別がわからないそう。
大きな真ダラの身を切り開いてみると、なんと、お腹には大量の「たち」が！

一品目は、タラを入れた湯豆腐です。
地元では、そうやって食べる人が多いんですって！

まずは、真ダラの腹の肉を一口大に切っていきます。

お次は、真ダラの身の真ん中に、2丁分の豆腐を入れます。

たちは一口大に切り、好みの量を加えます。

最後に、長ねぎ、春菊、しめじを適量加えて出来上がりです。

出来上がった湯豆腐を、さっそく地元の皆さんと一緒にいただきました♪

積丹町民：「おいしいです！あったまるね」
積丹町民：「たちが濃厚」

タラの出汁が出るので、一気に贅沢な味になりますね♪

⇒【後編】の記事へ続く

2020年2月20日放送「みんテレ」より）