2019.7.8

ニュース

知る人ぞ知る住宅街で営む愛情たっぷり 隠れ家的パン屋さん 1個55円!?開店15分で売り切れも…

 子どもからお年寄りまで安心・安全に残さず食べて欲しい…。そんな思いから1人でお店を経営するパン屋さんが、札幌市北区の住宅街にありました。
 道産食材を使い、お客さんからのアイデアを取り入れながら作るパンは、毎日15種類以上、お値段もなんと1個55円の商品も…

 今回、紹介するパン屋さんは、札幌市北区にある隠れ家的パン屋さんです。住宅街で、ちょっと見つけにくいですが、このとおり「うちパン」の看板がお客さんを迎えてくれます。
 パンを作っているのは、こちらの内田貴子さん。
 子どものために作るパンは、1個55円という安さ。うれしいお値段ですね。
 小さな子供からお年寄りまで安心して食べられると、お客さんからの評判も上々、店内ではお客さんの笑顔が広がります。
 お店の中に失礼してみると…
 ありました。ありました。パンが並んでいます。あんぱんやメロンパンのような定番のパンに加え、個性的なお総菜パンなど、毎日15種類以上のパンが並びます。
 その大きさは…手のひらに収まっちゃうほどのミニサイズ!かわいらしいですね~。
 値段は1個55円で、2個以上買うと1つ50円になるんですって。

 小ぶりで安いため、1度にたくさん買っていく方が多く、オープンしてからわずか15分で売れ切れてしまうことも多いんですって。
 内田さんに、お店を始めるきっかけを聞いてみると。子どもが大きいパンを食べたがるんですけど、結局、食べきれず…
 であれば、小さいパンを作ったら「美味しい」って言ってくれたのが嬉しくて始めたそうです。
 このお店は、学校帰りの子どもたちがよく訪れます。
 子供たちにとって、こちらのお店はただのパン屋さんではないんです。別の部屋では友達同士で遊んだり、時には、内田さんが読み聞かせをしてあげたりと、第2のお家のような場所になっています。
 
 内田さん:「子供たちの成長も見れるのも楽しみの1つ。自分の子供のようでかわいいんです」
 内田さんに、パン作りの思いを聞いてみました。
 
 内田さん:「小さいお子さんからお年寄りまで、誰でも食べきれるパンで、口の中がかさつかないように、極端に言えば、飲み物がなくても食べきれるパン作りを目指しています」
 
 小さいパンだからこそ乾燥も早いので、一番気にしているのが「水分量」と言います。
 乾燥しやすいミニパン作りで最も難しかったのが発酵のさせ方。 試行錯誤のすえ、ある方法にたどり着いたんですって。
 ある方法でパンを巻くというのです。一般的ではないそうですが、保湿させるために試行錯誤してたどり着いたんですって。そのやり方は"秘密"とのことでした。

 その製法の特徴が最も出て、他にはあまりない食感に仕上がるのが、並ぶとすぐに売り切れてしまう人気の「ミニ山食ソフト」

 ふわふわで、モチモチ食感の中にあふれ出るようなみずみずしさを感じるため、子どもにも食べやすいパンです。
 夏と冬で水分量は違うと言います。湿度と温度も気になります。その湿度と温度の影響を受けやすく、苦労したのが、期間限定の「ミニクロワッサン」といいます。
 
 内田さん:「家の中で作っているので、生地が温かいとバターが溶けて、うまく発酵しないんです。20度前後が作りやすい」
 
 ミニクロワッサンは、7月中旬から~9月までの暑い時期の販売はお休みになるので、早めにお買い求め下さい。
 
 
 内田さんは、自分らしいパンを作る上で重要視しているのが、使う「食材選び」といいます。
 内田さん:「市販の強力粉と道産小麦のゆめちからをブレンドを使っています。余計なものが入っていない安心して食べられるものを吟味しています。」
 また、知り合いの農家から分けてもらったカボチャを使ったパンも人気です。野菜が嫌いなお子さんも、パンに入っていたら食べられる。カボチャを茹でて、つぶして…北海道にはおいしい食材がいっぱいあるので楽しんでもらいたいと内田さん。

 そんな道産食材を効果的に使い、安心安全に配慮したスタイルが評価され、今年3月、札幌市の衛生管理導入評価で一つ星に輝きました。

 内田さんは、素材そのままの味を生かす具材だけでなく、自家製の具材にもこだわります。
 内田さん:「ハンバーグパンを作るのに、ハンバーグをこねています。少しでも自分で食材を選んで、自分の作れるものは手作りしたい」
 
 子供が思わず夢中になる、みんな大好きな「ハンバーグパン」。
ジューシーな鶏の唐揚げが丸ごと入った「からあげパン」。
 さらには、金平ごぼうがたっぷり入ったパンも隠れた人気メニューです。
 
 どれも内田さんが普段の家事で食卓に出しているおかずからヒントを得たんですって。まさにおふくろの味ですね。
 
 お客さんの声から生まれたパンもあるそうです。こんな意外な食材を使ったパンも人気です。
 これは函館の南茅部産の「ガゴメ昆布」を使ったパン。
 昆布特有の粘りを生かしたもっちもち食感がたまりません。初めて離乳食を食べる小さなお子さんをお持ちのお母さんが、牛乳や卵を使っているとアレルギーが心配という話を聞き、代用品としてガゴメ昆布を使えないかと作り始めました。
 しかも火を通すことで、ガゴメ昆布の香りも消え、海藻が苦手というお子さんでもおいしく食べられるんですって。
 手間がかかるので2週間に1度しか作れませんが、このパンをお目当てにくるお客さんも多いようですよ。
 
お客さん:「うちの子もアレルギーがあったけど、心配なく食べさせられるんですよ」
 
内田さんに、どんな思いでパンを作っているのか聞いてみました。
 
内田さん:「私のできることを、できる範囲でやって、やる前から諦めるのはやめておこう。とりあえずやってみようと思っています」
 家族やお客さんの意見を取り入れながら、いろいろな挑戦をして、今まで以上にみんなが笑顔になって喜んでもらえる、そんな安心安全なパンを作り続けてください。
 
<店舗情報>
【うちパン】
住所)札幌市北区新琴似8条8丁目3-2
電話)090-6696-4055
営業時間)午前11時30分~午後5時(パンがなくなり次第終了)
定休日)火曜、木曜、日曜、祝日
★メロンパン…55円
★かぼちゃパン…55円
★ハンバーグぱん…55円
★ミニ塩パン…120円(2個入り)
★ミニクロワッサン…2.5円/g
 
(2019年6月27日放送「みんテレ」より)
 今回、紹介するパン屋さんは、札幌市北区にある隠れ家的パン屋さんです。住宅街で、ちょっと見つけにくいですが、このとおり「うちパン」の看板がお客さんを迎えてくれます。
 パンを作っているのは、こちらの内田貴子さん。
 子どものために作るパンは、1個55円という安さ。うれしいお値段ですね。
 小さな子供からお年寄りまで安心して食べられると、お客さんからの評判も上々、店内ではお客さんの笑顔が広がります。
 お店の中に失礼してみると…
 ありました。ありました。パンが並んでいます。あんぱんやメロンパンのような定番のパンに加え、個性的なお総菜パンなど、毎日15種類以上のパンが並びます。
 その大きさは…手のひらに収まっちゃうほどのミニサイズ!かわいらしいですね~。
 値段は1個55円で、2個以上買うと1つ50円になるんですって。

 小ぶりで安いため、1度にたくさん買っていく方が多く、オープンしてからわずか15分で売れ切れてしまうことも多いんですって。
 内田さんに、お店を始めるきっかけを聞いてみると。子どもが大きいパンを食べたがるんですけど、結局、食べきれず…
 であれば、小さいパンを作ったら「美味しい」って言ってくれたのが嬉しくて始めたそうです。
 このお店は、学校帰りの子どもたちがよく訪れます。
 子供たちにとって、こちらのお店はただのパン屋さんではないんです。別の部屋では友達同士で遊んだり、時には、内田さんが読み聞かせをしてあげたりと、第2のお家のような場所になっています。
 
 内田さん:「子供たちの成長も見れるのも楽しみの1つ。自分の子供のようでかわいいんです」
 内田さんに、パン作りの思いを聞いてみました。
 
 内田さん:「小さいお子さんからお年寄りまで、誰でも食べきれるパンで、口の中がかさつかないように、極端に言えば、飲み物がなくても食べきれるパン作りを目指しています」
 
 小さいパンだからこそ乾燥も早いので、一番気にしているのが「水分量」と言います。
 乾燥しやすいミニパン作りで最も難しかったのが発酵のさせ方。 試行錯誤のすえ、ある方法にたどり着いたんですって。
 ある方法でパンを巻くというのです。一般的ではないそうですが、保湿させるために試行錯誤してたどり着いたんですって。そのやり方は"秘密"とのことでした。

 その製法の特徴が最も出て、他にはあまりない食感に仕上がるのが、並ぶとすぐに売り切れてしまう人気の「ミニ山食ソフト」

 ふわふわで、モチモチ食感の中にあふれ出るようなみずみずしさを感じるため、子どもにも食べやすいパンです。
 夏と冬で水分量は違うと言います。湿度と温度も気になります。その湿度と温度の影響を受けやすく、苦労したのが、期間限定の「ミニクロワッサン」といいます。
 
 内田さん:「家の中で作っているので、生地が温かいとバターが溶けて、うまく発酵しないんです。20度前後が作りやすい」
 
 ミニクロワッサンは、7月中旬から~9月までの暑い時期の販売はお休みになるので、早めにお買い求め下さい。
 
 
 内田さんは、自分らしいパンを作る上で重要視しているのが、使う「食材選び」といいます。
 内田さん:「市販の強力粉と道産小麦のゆめちからをブレンドを使っています。余計なものが入っていない安心して食べられるものを吟味しています。」
 また、知り合いの農家から分けてもらったカボチャを使ったパンも人気です。野菜が嫌いなお子さんも、パンに入っていたら食べられる。カボチャを茹でて、つぶして…北海道にはおいしい食材がいっぱいあるので楽しんでもらいたいと内田さん。

 そんな道産食材を効果的に使い、安心安全に配慮したスタイルが評価され、今年3月、札幌市の衛生管理導入評価で一つ星に輝きました。

 内田さんは、素材そのままの味を生かす具材だけでなく、自家製の具材にもこだわります。
 内田さん:「ハンバーグパンを作るのに、ハンバーグをこねています。少しでも自分で食材を選んで、自分の作れるものは手作りしたい」
 
 子供が思わず夢中になる、みんな大好きな「ハンバーグパン」。
ジューシーな鶏の唐揚げが丸ごと入った「からあげパン」。
 さらには、金平ごぼうがたっぷり入ったパンも隠れた人気メニューです。
 
 どれも内田さんが普段の家事で食卓に出しているおかずからヒントを得たんですって。まさにおふくろの味ですね。
 
 お客さんの声から生まれたパンもあるそうです。こんな意外な食材を使ったパンも人気です。
 これは函館の南茅部産の「ガゴメ昆布」を使ったパン。
 昆布特有の粘りを生かしたもっちもち食感がたまりません。初めて離乳食を食べる小さなお子さんをお持ちのお母さんが、牛乳や卵を使っているとアレルギーが心配という話を聞き、代用品としてガゴメ昆布を使えないかと作り始めました。
 しかも火を通すことで、ガゴメ昆布の香りも消え、海藻が苦手というお子さんでもおいしく食べられるんですって。
 手間がかかるので2週間に1度しか作れませんが、このパンをお目当てにくるお客さんも多いようですよ。
 
お客さん:「うちの子もアレルギーがあったけど、心配なく食べさせられるんですよ」
 
内田さんに、どんな思いでパンを作っているのか聞いてみました。
 
内田さん:「私のできることを、できる範囲でやって、やる前から諦めるのはやめておこう。とりあえずやってみようと思っています」
 家族やお客さんの意見を取り入れながら、いろいろな挑戦をして、今まで以上にみんなが笑顔になって喜んでもらえる、そんな安心安全なパンを作り続けてください。
 
<店舗情報>
【うちパン】
住所)札幌市北区新琴似8条8丁目3-2
電話)090-6696-4055
営業時間)午前11時30分~午後5時(パンがなくなり次第終了)
定休日)火曜、木曜、日曜、祝日
★メロンパン…55円
★かぼちゃパン…55円
★ハンバーグぱん…55円
★ミニ塩パン…120円(2個入り)
★ミニクロワッサン…2.5円/g
 
(2019年6月27日放送「みんテレ」より)

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