おにぎりパンに、揚げないカレーパン 個性的な店を次々と発見 「山の手」エリア

三角山の麓にある札幌市西区「山の手」は、一軒家やマンションなどがある閑静な住宅地ですが、一本大きな通りに出るとお店が並び人通りの多いエリアです。石井雅子リポーターと福本義久アナウンサーは、個性的なパン屋を次々と発見しました。

2019.6.19

地元の期待に応える 米粉パン専門店

日差しが強くなってきたので、2人も帽子をかぶって散歩スタート。歩いていると、気軽に話しかけてくれる人がとても多いエリアでした。アットホームな雰囲気を感じていると、"米粉パン専門店"という、気になる看板を見つけました。

お邪魔したのは、オープン3年目になる米粉パン専門店「パン工房 Kome de Pan(コメ デ パン)」。店内には30種類を超えるパンが並び、いい香りに包まれています。

こちらのお店では、小麦粉と米粉をオリジナルブレンドしたパンのほか、お客さんの要望に応えて作った米粉100%のグルテンフリーのパンも置いています。予約が入るくらいの人気です。

人気パンのランキングが店内に掲示されていて、福本アナは1位の「米ワッサン(チョコ)」を頂きます。
「すごくもちっとしている。普通のクロワッサンに比べて、外のさくっと食感は残っているけど、中のもっちり感が違いますね」

そして2人が気になったのが、5位の「おにぎりパン(塩たらこ)」。その名の通り、おにぎりの形をしています。店の樫村満幸さんによると「中はおにぎりの具材を入れてる」とのこと。

福本アナ:「もっちもちしてますね。たっぷりタラコが入ってる」
石井リポーター:「米粉だから、それに合う具材ですか?」
樫村さん:「一生懸命考えて作りました」

石井リポーター:「お米を食べていると思えば、エネルギーが出てきますよね」
福本アナ:「お腹膨らんだ気がするというか、腹持ちがいいっていうのはわかります。朝からコレ食べたら、元気に会社へ行けそうだなって思います」

美味しい米粉パン、ごちそうさまでした!こちらにはグルテンフリーのメロンパンもあり、リピーターも多い人気商品だそうです。

 <店舗情報>
 【パン工房 Kome de Pan(コメ デ パン)】
住所:札幌市西区山の手3-6
TEL:011-215-8808
営業:4~10月 午前9時30分~午後6時30分
   11~3月 午前10時30分~午後6時30分
定休日:月曜(※日曜不定休)
★米ワッサン(3個入り)…270円
★おにぎりパン(塩たらこ)…180円

思わず踊っちゃう? 新店おススメ「焼きカレーパン」

琴似栄町通りを歩いていると、おしゃれな外観のパン屋を見つけた2人。看板には「人気のスパイス焼きカレーパン」の文字。これは中が気になります。石井リポーターが撮影交渉し、OKをいただきました。

4月にオープンしたばかりの新店「オドル ベーカリー」。札幌のパン屋で10周年修業を積んだご主人と奥さまが始めた、夢の詰まったパン屋さんです。全粒粉を使った風味豊かなパンをメインに、ソフト系からハード系、デニッシュ系と色々な種類のパンが楽しめます。並べ方がおしゃれでした。

イチオシは、看板にもあった「焼きカレーパン」。カレーパンといえば揚げパンのイメージが強いですが、こちらは焼いています。店の藤池織恵さんによると、「自家製スパイスを入れて作っている」とのこと。じっくり炒めてあるタマネギの甘さも感じられる一品です。

また、もう一つのおススメは、全粒粉100%の「フォルコンレジーネント」。大粒のレーズンとクルミ、ブルーチーズが中に入っていてワインなどにも合いそうです。

気になるのは、店名「ODORU BAKERY(オドル ベーカリー)」の由来です。これは、日本語の「踊る」と、ラテン語で「香り」=Odor(オドル)という単語から名付けられたとのことです。
藤池さん:「小麦の香りを楽しんでいただけるパンを作りたという意味と、日本語の『踊る』で来ていただいて楽しくなるように」

そんな踊りだしたくなるくらい、美味しい「オドルベーカリー」のパン。 朝からお昼まで焼き続けているので、行くたびに焼きたてを味わえるのも魅力です。

 <店舗情報>
 【ODORU BAKERY(オドルベーカリー)】
住所:札幌・西区山の手3-4
TEL:011-839-3358 
営業:午前9時~午後5時 ※なくなり次第終了
定休日:火曜(不定休あり)
★焼きカレーパン…220円
★フォルコンレジーネント…165円

(2019年6月12日放送「みんテレ」より)

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