メイクの土台といえるベースメイク。厚塗りに注意しながら丁寧に時間をかけた分だけ、美しさをプラスしてくれます。 2019年のトレンドは「素肌感」。美肌に見せるファンデ法の一部をご紹介します！
「素肌感」で目指したいのは、シミ・シワ・毛穴・くすみなどのマイナス要素が無くクリアな透明感としっとりしたうるおいの感じられる肌。
最近はコスメの進化が著しくプチプラコスメからデパートコスメまで、程よいカバー力を持ちながら塗り重ねても厚塗りにならないものが増えていて、ファンデを変えるだけで透明感あるお肌になることも可能です。
その中でも北海道女性には、クリームタイプやクッションファンデがおすすめです。
保湿成分や美容液配合された「ファンデしながらスキンケア」のものが増えています。
北海道は一年を通じて寒暖差が大きく、湿度の低い期間も長く、気候により自覚の有り無しを問わず多くの女性が乾燥肌ではないかと思います。オイリー肌と思っている方も水分不足からくる”隠れ乾燥”の場合もあります。
スキンケアで整えるのが大前提ではありますが、長い時間つけているファンデーションが保湿してくれたら心強いですよね。クリームやクッションタイプは、乾燥肌さんの苦手な摩擦を少なくするといった点でもおすすめです。
ファンデは塗り方を間違えると、かえってトラブルを目立たせてしまいます。カバーしようとすると厚塗りになって膨張して大顔に見せる上、時間がたてば崩れてしまうというマイナススパイラルに。
トラブルは隠すのではなく、ツヤで飛ばすのが正解。
下地、ファンデ、パウダー、ハイライトと丁寧に層を重ね、それぞれの得意なツヤを仕込むことで美肌に近づきます。
下地はお化粧のノリをよくしてくれるだけではなく、繊細なパール感のあるものはツヤ感をプラスして毛穴やシワなどをとばし、面を整えることができます。またピンク系の下地を頬の周りに塗れば、くすみをはらって透明感を演出してくれます。
ファンデは塗り方が大きなポイント。顔の中心はスポンジでパッティングししっかりとフィットさせ、フェイスライン近くは薄くなるようにぼかすと、立体感が出て小顔効果もあります。皮脂分泌の多いTゾーンはテカリを抑えるためにフェイスパウダーでおさえましょう。
カバーしすぎはかえってマイナス。今のベースメイク法を少し見直してみませんか？
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(ヘアメイクアップアーティスト・カラリスト 川村友紀)