今札幌で“クマ肉グルメ”が急増中です。ジンギスカンにカレー、肉まんも…!なぜ、クマ肉を提供する店が続々と増えているのか、調べてきました。北海道に新たな名物が誕生するかもしれません。
先日、札幌の狸小路エリアに一風変わったジンギスカンの新店がオープンしました。
その名も「ジンギスカン 鹿と熊」。
その名も「ジンギスカン 鹿と熊」。
定番の羊肉は、長沼町の生産者から1頭買いで、希少部位を楽しめるのが魅力。
長沼産「三木田農園直送ホゲット3点盛り」は4180円です。
長沼産「三木田農園直送ホゲット3点盛り」は4180円です。
新鮮なヒグマ…訪れる人たちは「牛肉に近い」
そして、このお店では店名にもある通り、エゾシカ肉とヒグマ肉もジンギスカン鍋で味わうことができるんです。
「鹿と熊のセット」は1958円。
「鹿と熊のセット」は1958円。
ヒグマは焼肉に最適なやわらかいモモ肉を使用。道内の食肉加工会社から直接仕入れているため、新鮮です。
「クマは臭いイメージがあるけど、全然臭くなく、甘いおいしい脂。すごくやわらかいお肉」と、佐藤智香子店長。
ゆずを効きかせた特製タレでいただきます。
「クマは臭いイメージがあるけど、全然臭くなく、甘いおいしい脂。すごくやわらかいお肉」と、佐藤智香子店長。
ゆずを効きかせた特製タレでいただきます。
昨今、クマの出没や被害が報道されるなか、クマ肉にも注目が集まり連日店は大盛況。クマ肉初挑戦のお客さんも数多く訪れています。
福岡県から卒業旅行で札幌に来た人は「念願がかないました」「一番食べたかった。北海道に来てから。思ったより獣臭さがなくて食べやすい」と話していました。
神奈川県から社員旅行で来たという人も「牛肉に近い」「パサパサしていない」とクマ肉の味に満足しているようす。
福岡県から卒業旅行で札幌に来た人は「念願がかないました」「一番食べたかった。北海道に来てから。思ったより獣臭さがなくて食べやすい」と話していました。
神奈川県から社員旅行で来たという人も「牛肉に近い」「パサパサしていない」とクマ肉の味に満足しているようす。
クマのミンチ肉を使った「ヒグマバーグカレー」
多くの人が好奇心からクマ肉を口にするように実は今、札幌でクマ肉グルメを提供するお店が増えているんです。
例えば2025年、札幌市手稲区にオープンしたカレー専門店「昭和カレー」では、新メニューとして、今年からクマのミンチ肉を使った「ヒグマバーグカレー 1850円」を提供しています。
例えば2025年、札幌市手稲区にオープンしたカレー専門店「昭和カレー」では、新メニューとして、今年からクマのミンチ肉を使った「ヒグマバーグカレー 1850円」を提供しています。
昭和カレー
住所:札幌市手稲区富丘3条1丁目
住所:札幌市手稲区富丘3条1丁目
「熊肉まん」も2月からスタート
ほかにも、モユクサッポロにあるイタリアンのお店「BARRA ITALIANA Le Varo モユク店」では、手軽に味わってもらおうとクマ肉を使った肉まんも。
2月に登場した「熊肉まん」は972円です。
2月に登場した「熊肉まん」は972円です。
BARRA ITALIANA Le Varo モユク店
住所:札幌市中央区南2条西3丁目 モユクサッポロB2F
住所:札幌市中央区南2条西3丁目 モユクサッポロB2F
なぜクマ肉料理が増えてる?「ありがたくいただく循環を」
なぜ今クマ肉を扱うお店が増えたのか。
それは加工技術の進歩と、駆除されたクマを有効活用したいという思いにありました。
それは加工技術の進歩と、駆除されたクマを有効活用したいという思いにありました。
ジンギスカン鹿と熊の佐藤智香子店長は「シカ、クマの農作物被害も結構あるので、ハンターさんがとって、ありがたくいただく循環ができれば。食肉加工の技術も上がっているし、新鮮に提供できるから昔と違っておいしく食べられる」と話します。
クマを解体できる食肉処理場が少ないという実態も
2025年度、北海道内で捕獲されたヒグマは1月末時点で2013頭、既に昨年度の2倍に上り、過去最多に。全道的にヒグマの個体数は増加傾向にあります。
でも、実はクマを食用として処理するのは難しく、処理施設の不足などから駆除しても、そのほとんどは焼却処分されているんです。
でも、実はクマを食用として処理するのは難しく、処理施設の不足などから駆除しても、そのほとんどは焼却処分されているんです。
美唄市にあるジビエ食肉処理施設「Mt.」では、この1年間で47頭のクマ肉を加工してきました。
「焼却してしまう現状としては、食肉処理場が周辺にないから。クマを解体できる食肉処理場は少ない。 焼却も行政の負担になっている現状もあり、場所によっては1kgあたり300円の焼却費用がかかる。 クマは大きくなれば350kgになるので (焼却費は)10万円を超えてしまう」と、この施設の代表、山本峻也さん。
「焼却してしまう現状としては、食肉処理場が周辺にないから。クマを解体できる食肉処理場は少ない。 焼却も行政の負担になっている現状もあり、場所によっては1kgあたり300円の焼却費用がかかる。 クマは大きくなれば350kgになるので (焼却費は)10万円を超えてしまう」と、この施設の代表、山本峻也さん。
食べて応援!クマの駆除推進につながり「地域の資源」に
道内には113か所のジビエ食肉処理場がありますが、そのほとんどがエゾシカ専門。クマを扱う施設は半分にも満たないのが現状です。
山本さんは「行政がヒグマやエゾシカは害獣だけど“地域の資源”だと気づいて、食肉処理場が増えていくと、北海道の唯一無二の特産品になる」と話します。
山本さんは「行政がヒグマやエゾシカは害獣だけど“地域の資源”だと気づいて、食肉処理場が増えていくと、北海道の唯一無二の特産品になる」と話します。
駆除された命を無駄にしないためにも、クマ肉の消費が広がることが大事だといいます。
「クマを食べる体験をしてもらいたい。そうすることでクマの駆除が推進する。人的被害、農業被害が減って、うまく循環しながら世の中が良くなっていく仕組みができる。食べて応援。実際においしいので、食べてもらいたい」と山本さん。
「クマを食べる体験をしてもらいたい。そうすることでクマの駆除が推進する。人的被害、農業被害が減って、うまく循環しながら世の中が良くなっていく仕組みができる。食べて応援。実際においしいので、食べてもらいたい」と山本さん。
少しずつですがクマ肉グルメ提供するお店も増えてきているようです。
20年ほど前は食べられる場所も少なかったエゾシカ肉が今では当たり前に食べられます。クマ肉も、ここにしかない「地域の資源」とポジティブに捉え、どうおいしく、ありがたくいただくかを考えていくことが、これからのカギとなりそうです。
みんテレ3月6日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
20年ほど前は食べられる場所も少なかったエゾシカ肉が今では当たり前に食べられます。クマ肉も、ここにしかない「地域の資源」とポジティブに捉え、どうおいしく、ありがたくいただくかを考えていくことが、これからのカギとなりそうです。
みんテレ3月6日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
先日、札幌の狸小路エリアに一風変わったジンギスカンの新店がオープンしました。
その名も「ジンギスカン 鹿と熊」。
その名も「ジンギスカン 鹿と熊」。
定番の羊肉は、長沼町の生産者から1頭買いで、希少部位を楽しめるのが魅力。
長沼産「三木田農園直送ホゲット3点盛り」は4180円です。
長沼産「三木田農園直送ホゲット3点盛り」は4180円です。
新鮮なヒグマ…訪れる人たちは「牛肉に近い」
そして、このお店では店名にもある通り、エゾシカ肉とヒグマ肉もジンギスカン鍋で味わうことができるんです。
「鹿と熊のセット」は1958円。
「鹿と熊のセット」は1958円。
ヒグマは焼肉に最適なやわらかいモモ肉を使用。道内の食肉加工会社から直接仕入れているため、新鮮です。
「クマは臭いイメージがあるけど、全然臭くなく、甘いおいしい脂。すごくやわらかいお肉」と、佐藤智香子店長。
ゆずを効きかせた特製タレでいただきます。
「クマは臭いイメージがあるけど、全然臭くなく、甘いおいしい脂。すごくやわらかいお肉」と、佐藤智香子店長。
ゆずを効きかせた特製タレでいただきます。
昨今、クマの出没や被害が報道されるなか、クマ肉にも注目が集まり連日店は大盛況。クマ肉初挑戦のお客さんも数多く訪れています。
福岡県から卒業旅行で札幌に来た人は「念願がかないました」「一番食べたかった。北海道に来てから。思ったより獣臭さがなくて食べやすい」と話していました。
神奈川県から社員旅行で来たという人も「牛肉に近い」「パサパサしていない」とクマ肉の味に満足しているようす。
福岡県から卒業旅行で札幌に来た人は「念願がかないました」「一番食べたかった。北海道に来てから。思ったより獣臭さがなくて食べやすい」と話していました。
神奈川県から社員旅行で来たという人も「牛肉に近い」「パサパサしていない」とクマ肉の味に満足しているようす。
クマのミンチ肉を使った「ヒグマバーグカレー」
多くの人が好奇心からクマ肉を口にするように実は今、札幌でクマ肉グルメを提供するお店が増えているんです。
例えば2025年、札幌市手稲区にオープンしたカレー専門店「昭和カレー」では、新メニューとして、今年からクマのミンチ肉を使った「ヒグマバーグカレー 1850円」を提供しています。
例えば2025年、札幌市手稲区にオープンしたカレー専門店「昭和カレー」では、新メニューとして、今年からクマのミンチ肉を使った「ヒグマバーグカレー 1850円」を提供しています。
昭和カレー
住所:札幌市手稲区富丘3条1丁目
住所:札幌市手稲区富丘3条1丁目
「熊肉まん」も2月からスタート
ほかにも、モユクサッポロにあるイタリアンのお店「BARRA ITALIANA Le Varo モユク店」では、手軽に味わってもらおうとクマ肉を使った肉まんも。
2月に登場した「熊肉まん」は972円です。
2月に登場した「熊肉まん」は972円です。
BARRA ITALIANA Le Varo モユク店
住所:札幌市中央区南2条西3丁目 モユクサッポロB2F
住所:札幌市中央区南2条西3丁目 モユクサッポロB2F
なぜクマ肉料理が増えてる?「ありがたくいただく循環を」
なぜ今クマ肉を扱うお店が増えたのか。
それは加工技術の進歩と、駆除されたクマを有効活用したいという思いにありました。
それは加工技術の進歩と、駆除されたクマを有効活用したいという思いにありました。
ジンギスカン鹿と熊の佐藤智香子店長は「シカ、クマの農作物被害も結構あるので、ハンターさんがとって、ありがたくいただく循環ができれば。食肉加工の技術も上がっているし、新鮮に提供できるから昔と違っておいしく食べられる」と話します。
クマを解体できる食肉処理場が少ないという実態も
2025年度、北海道内で捕獲されたヒグマは1月末時点で2013頭、既に昨年度の2倍に上り、過去最多に。全道的にヒグマの個体数は増加傾向にあります。
でも、実はクマを食用として処理するのは難しく、処理施設の不足などから駆除しても、そのほとんどは焼却処分されているんです。
でも、実はクマを食用として処理するのは難しく、処理施設の不足などから駆除しても、そのほとんどは焼却処分されているんです。
美唄市にあるジビエ食肉処理施設「Mt.」では、この1年間で47頭のクマ肉を加工してきました。
「焼却してしまう現状としては、食肉処理場が周辺にないから。クマを解体できる食肉処理場は少ない。 焼却も行政の負担になっている現状もあり、場所によっては1kgあたり300円の焼却費用がかかる。 クマは大きくなれば350kgになるので (焼却費は)10万円を超えてしまう」と、この施設の代表、山本峻也さん。
「焼却してしまう現状としては、食肉処理場が周辺にないから。クマを解体できる食肉処理場は少ない。 焼却も行政の負担になっている現状もあり、場所によっては1kgあたり300円の焼却費用がかかる。 クマは大きくなれば350kgになるので (焼却費は)10万円を超えてしまう」と、この施設の代表、山本峻也さん。
食べて応援!クマの駆除推進につながり「地域の資源」に
道内には113か所のジビエ食肉処理場がありますが、そのほとんどがエゾシカ専門。クマを扱う施設は半分にも満たないのが現状です。
山本さんは「行政がヒグマやエゾシカは害獣だけど“地域の資源”だと気づいて、食肉処理場が増えていくと、北海道の唯一無二の特産品になる」と話します。
山本さんは「行政がヒグマやエゾシカは害獣だけど“地域の資源”だと気づいて、食肉処理場が増えていくと、北海道の唯一無二の特産品になる」と話します。
駆除された命を無駄にしないためにも、クマ肉の消費が広がることが大事だといいます。
「クマを食べる体験をしてもらいたい。そうすることでクマの駆除が推進する。人的被害、農業被害が減って、うまく循環しながら世の中が良くなっていく仕組みができる。食べて応援。実際においしいので、食べてもらいたい」と山本さん。
「クマを食べる体験をしてもらいたい。そうすることでクマの駆除が推進する。人的被害、農業被害が減って、うまく循環しながら世の中が良くなっていく仕組みができる。食べて応援。実際においしいので、食べてもらいたい」と山本さん。
少しずつですがクマ肉グルメ提供するお店も増えてきているようです。
20年ほど前は食べられる場所も少なかったエゾシカ肉が今では当たり前に食べられます。クマ肉も、ここにしかない「地域の資源」とポジティブに捉え、どうおいしく、ありがたくいただくかを考えていくことが、これからのカギとなりそうです。
みんテレ3月6日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
20年ほど前は食べられる場所も少なかったエゾシカ肉が今では当たり前に食べられます。クマ肉も、ここにしかない「地域の資源」とポジティブに捉え、どうおいしく、ありがたくいただくかを考えていくことが、これからのカギとなりそうです。
みんテレ3月6日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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