2025.2.12

グルメ / 札幌

客の8割が注文“煮込みハンバーグ”秘伝ソースに惚れる!芸術家が作ったおしゃれレストラン

 札幌市にある芸術家のオーナーが作った素敵なレストラン。客の8割が注文する人気メニューは、創業時から継ぎ足しの秘伝のソースで作る煮込みハンバーグです。オーナーとスタッフが愛情いっぱいで守るお店には、笑顔があふれていました。
 

 札幌市白石区川下にあるレンガ調のかわいいお店、カフェレストラン「馬美舞辺母(ばびぶべぼ)」。創業35年。地元で愛される人気店です。
 開店前に観葉植物の手入れをするのは、オーナーの鈴木清子さん(79)。

 8年目のスタッフ、春名奈緒美さん、7年目の齊藤美咲さん、4年目の永井千春さん、まるで3姉妹のようなスタッフとともにお店を切り盛りします。
 お店の看板メニューはハンバーグ。8割のお客さんが注文するという人気ぶり。

 ハンバーグを生み出したのは、清子さんのご主人の健郎さん。2年前に肺がんで亡くなりました。
 2019年にUHBで取材したときも、心臓の手術を終えた直後でした。

 「キセキの食堂に出たときは、退院してきてすぐ。その他にも脳梗塞も起こしていろいろ病院通いばっかりしてました」と清子さん。

 いくつもの大病にかかっても、ギリギリまでお店に立ち続けたマスター。「馬美舞辺母」存続の危機を支えたのは、パートの皆さんでした。
 店内を見渡してみると、いたるところにマスターの残した思い出が。天狗のお面や風景画などもマスターの作品です。

 実はマスター元々画家として活躍。絵画だけでなく、造形のお仕事もしていたのだそう。そして、清子さんはピアノ講師をしていました。

 
 結婚を機に1980年に清子さんの実家の静岡で「馬美舞辺母」をオープン。その後、マスターの故郷であった札幌に移転しました。

 「馬美舞辺母」の店名は、馬の親子が海辺で美しく舞っている景色をイメージして名付けたのだそう。

 さすがは芸術家。店名も風景画のような美しいこだわりがあったんです。

 
 こだわりは料理にも。

 8割のお客さんが注文するという煮込みハンバーグ。道産牛肉100%のハンバーグは毎朝手作り。

 ワインやブドウジュースが入った秘伝のソースは、マスターから受け継いだもの。創業時から継ぎ足しの秘伝のソースです。
 ガス釜で炊いたホカホカご飯との相性も最高。ランチタイムだとスープにドリンクもついて1,090円という破格の値段です。さらに10%引きのクーポンがあれば、981円!

 「物価高で本当に大変ですけど、その分お客さんがたくさん入ってるくれればいいなと思って」と清子さん。

 親子3代で通うご家族もいらっしゃいました。
 他にも、高級なエゾシカ肉を使ったハンバーグもお得に味わえると評判です。

 喫茶店のような、どこか懐かしいスパゲッティも定番。
清子さんが仕込みをする牛すじの煮込み。和牛のスジに加えアキレス腱も。

プルプルコラーゲンがたっぷりの、隠れた人気メニューです。
 マスターが亡くなって2年。実は最近、マスターの遺品から、ロマンチックすぎるプレゼントが。

 知り合った頃に、マスターが清子さんをデフォルメした作品です。似顔絵の裏には、なんとデートの日付が彫り込んであります。
 さらに、最近になって気がついたのが側面に彫られた「I LOVE YOU」の文字。

 「情熱があるってこういうことするんですね」と、照れながら話してくれました。
 「私だけでなく3人が一緒になってやらないと、この店は成り立たない。1人欠けてもできない。だから、このまま維持していきたい。1人も欠けてほしいくない。大事にしていきたい」と清子さん。3人のスタッフとともに、マスターの残した味を守っています。
 
 芸術家のマスターが作った唯一無二のレストラン「馬美舞辺母」。愛があふれるお店で、ぜひ煮込みハンバーグを味わってみてください。
カフェレストラン 馬美舞辺母
住所:札幌市白石区川下3条4丁目
営業:午前10時~午後3時(ランチメニューは午前11時~)
定休日:日曜日

みんテレ1月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 札幌市白石区川下にあるレンガ調のかわいいお店、カフェレストラン「馬美舞辺母(ばびぶべぼ)」。創業35年。地元で愛される人気店です。
 開店前に観葉植物の手入れをするのは、オーナーの鈴木清子さん(79)。

 8年目のスタッフ、春名奈緒美さん、7年目の齊藤美咲さん、4年目の永井千春さん、まるで3姉妹のようなスタッフとともにお店を切り盛りします。
 お店の看板メニューはハンバーグ。8割のお客さんが注文するという人気ぶり。

 ハンバーグを生み出したのは、清子さんのご主人の健郎さん。2年前に肺がんで亡くなりました。
 2019年にUHBで取材したときも、心臓の手術を終えた直後でした。

 「キセキの食堂に出たときは、退院してきてすぐ。その他にも脳梗塞も起こしていろいろ病院通いばっかりしてました」と清子さん。

 いくつもの大病にかかっても、ギリギリまでお店に立ち続けたマスター。「馬美舞辺母」存続の危機を支えたのは、パートの皆さんでした。
 店内を見渡してみると、いたるところにマスターの残した思い出が。天狗のお面や風景画などもマスターの作品です。

 実はマスター元々画家として活躍。絵画だけでなく、造形のお仕事もしていたのだそう。そして、清子さんはピアノ講師をしていました。

 
 結婚を機に1980年に清子さんの実家の静岡で「馬美舞辺母」をオープン。その後、マスターの故郷であった札幌に移転しました。

 「馬美舞辺母」の店名は、馬の親子が海辺で美しく舞っている景色をイメージして名付けたのだそう。

 さすがは芸術家。店名も風景画のような美しいこだわりがあったんです。

 
 こだわりは料理にも。

 8割のお客さんが注文するという煮込みハンバーグ。道産牛肉100%のハンバーグは毎朝手作り。

 ワインやブドウジュースが入った秘伝のソースは、マスターから受け継いだもの。創業時から継ぎ足しの秘伝のソースです。
 ガス釜で炊いたホカホカご飯との相性も最高。ランチタイムだとスープにドリンクもついて1,090円という破格の値段です。さらに10%引きのクーポンがあれば、981円!

 「物価高で本当に大変ですけど、その分お客さんがたくさん入ってるくれればいいなと思って」と清子さん。

 親子3代で通うご家族もいらっしゃいました。
 他にも、高級なエゾシカ肉を使ったハンバーグもお得に味わえると評判です。

 喫茶店のような、どこか懐かしいスパゲッティも定番。
清子さんが仕込みをする牛すじの煮込み。和牛のスジに加えアキレス腱も。

プルプルコラーゲンがたっぷりの、隠れた人気メニューです。
 マスターが亡くなって2年。実は最近、マスターの遺品から、ロマンチックすぎるプレゼントが。

 知り合った頃に、マスターが清子さんをデフォルメした作品です。似顔絵の裏には、なんとデートの日付が彫り込んであります。
 さらに、最近になって気がついたのが側面に彫られた「I LOVE YOU」の文字。

 「情熱があるってこういうことするんですね」と、照れながら話してくれました。
 「私だけでなく3人が一緒になってやらないと、この店は成り立たない。1人欠けてもできない。だから、このまま維持していきたい。1人も欠けてほしいくない。大事にしていきたい」と清子さん。3人のスタッフとともに、マスターの残した味を守っています。
 
 芸術家のマスターが作った唯一無二のレストラン「馬美舞辺母」。愛があふれるお店で、ぜひ煮込みハンバーグを味わってみてください。
カフェレストラン 馬美舞辺母
住所:札幌市白石区川下3条4丁目
営業:午前10時~午後3時(ランチメニューは午前11時~)
定休日:日曜日

みんテレ1月16日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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