2025.2.10

グルメ

空前の「干しいも」ブーム“北海道産”が続々登場!栄養満点でダイエットにも人気

 最近スーパーやコンビニでも見かけることが増えた「干しいも」。健康にもいいと今、空前の干しいもブームとなっています。中でも北海道産に注目です。

 ダイエットや健康維持にも適しているといわれ、近年ブームとなっているのが「干しいも」。

 コンビニやスーパーでも見かける機会が増えていませんか。
 人気の秘密は、手軽さと栄養価の高さ。

 干しいもの原料のサツマイモは、「準完全食」と呼ばれるほど栄養素にすぐれていて、中でも腸内環境を整える食物繊維や体のむくみを解消するカリウムが多く含まれています。
 そのサツマイモを加工することで、さらに輝くのが「干しいも」。

 生のサツマイモと比べて、カリウムは約2倍に、食物繊維は3倍近くまで成分が凝縮されているんです。

 まさに、「健康おやつ」。
 干しいもの始まりは江戸時代の静岡県。「煮切干」と呼ばれ、保存食として重宝されていました。

 気候条件などから、現在は茨城県が生産量の9割を占めています。

 今、北海道が干しいも市場に参入。道産干しいもはマニアからも注目されているんです。
 マツコ・デラックスさんの番組にも出演した小松亜子さんは、世界一干しいもを食べる方として話題になりました。

 小松さんの年間の干しいも購入量は、なんと約130キロ!お米の代わりに干しいもを主食にするほど干しいもを知り尽くしているんです。
 小松さんは普段、干しいも王国の茨城産を食べることが多いそうですが、「茨城の農家も『北海道が本気出したら危ない』というくらい土地が広大。干しいもは寒い地域で作られるものなので(北海道は)これから先陣を切っていく存在になるのでは」と話します。
 道の駅やお取り寄せサイトで探してみると、北海道では新篠津村、沼田町、美唄市などの石狩や空知管内で多く作られているということがわかりました。

 雪だるまが描かれていたり、「雪」の文字が名前に入っていたりとパッケージや商品名にも北海道らしさが。

 本州のものはホクホク系が多いのですが、北海道産のものは、寒暖差でギュッと甘みが凝縮してしっとりするのだそう。
 道産サツマイモの生産量がここ数年でどんどん増えているのにともなって、干しいもが多く作られるようになっているんです。

 そして調べてみると、実は干しいもを作っている生産者の中で多いのが米農家。お米とサツマイモの生産サイクルに、その秘密がありました。
 お米は5月に田植えをして、9月から10月にかけて稲刈り。

 一方でサツマイモは6月に苗を植えて、10月から11月に収穫。そして11月以降、冬の間に干しいもを加工します。

 このように、お米とサツマイモのサイクルがかぶらず、少しずれてるため米農家が並行して作っていることが多いようです。
 干しいもの作り方は3工程。

 一般的にサツマイモを蒸して、薄くカットしたあとに天日干し。

 今回、「干す」という工程に北海道の特色を取り入れているところが見つかりました。それが「雪干し」です。
 雪干しの仕組みです。

 雪の保管庫(雪の冷蔵庫)の空気をパイプを通してサツマイモの乾燥機に送り込みます。

 この時の温度と湿度が、サツマイモを甘くするのに適しているのだそう。天日干しよりも湿度を保てるというのもポイントなんですって。
 道産の干しいも、そのまま食べるのももちろんおいしいのですが、干しいもマニアの小松さんにおすすめの食べ方を聞いてみると、なんと「冷凍」!カチカチにはならないそう。
 
 冷凍したものを食べてみると、そのまま食べるよりさらにしっとり。歯ごたえとモチモチ感が増しておいしい!
 他にもオススメのアレンジ、教えてもらいました。

 それが、干しいもの天ぷらにクリームチーズのせ。おいしそうですね!

 可能性の広がる干しいもこれからも注目です。
 
みんテレ1月23日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 ダイエットや健康維持にも適しているといわれ、近年ブームとなっているのが「干しいも」。

 コンビニやスーパーでも見かける機会が増えていませんか。
 人気の秘密は、手軽さと栄養価の高さ。

 干しいもの原料のサツマイモは、「準完全食」と呼ばれるほど栄養素にすぐれていて、中でも腸内環境を整える食物繊維や体のむくみを解消するカリウムが多く含まれています。
 そのサツマイモを加工することで、さらに輝くのが「干しいも」。

 生のサツマイモと比べて、カリウムは約2倍に、食物繊維は3倍近くまで成分が凝縮されているんです。

 まさに、「健康おやつ」。
 干しいもの始まりは江戸時代の静岡県。「煮切干」と呼ばれ、保存食として重宝されていました。

 気候条件などから、現在は茨城県が生産量の9割を占めています。

 今、北海道が干しいも市場に参入。道産干しいもはマニアからも注目されているんです。
 マツコ・デラックスさんの番組にも出演した小松亜子さんは、世界一干しいもを食べる方として話題になりました。

 小松さんの年間の干しいも購入量は、なんと約130キロ!お米の代わりに干しいもを主食にするほど干しいもを知り尽くしているんです。
 小松さんは普段、干しいも王国の茨城産を食べることが多いそうですが、「茨城の農家も『北海道が本気出したら危ない』というくらい土地が広大。干しいもは寒い地域で作られるものなので(北海道は)これから先陣を切っていく存在になるのでは」と話します。
 道の駅やお取り寄せサイトで探してみると、北海道では新篠津村、沼田町、美唄市などの石狩や空知管内で多く作られているということがわかりました。

 雪だるまが描かれていたり、「雪」の文字が名前に入っていたりとパッケージや商品名にも北海道らしさが。

 本州のものはホクホク系が多いのですが、北海道産のものは、寒暖差でギュッと甘みが凝縮してしっとりするのだそう。
 道産サツマイモの生産量がここ数年でどんどん増えているのにともなって、干しいもが多く作られるようになっているんです。

 そして調べてみると、実は干しいもを作っている生産者の中で多いのが米農家。お米とサツマイモの生産サイクルに、その秘密がありました。
 お米は5月に田植えをして、9月から10月にかけて稲刈り。

 一方でサツマイモは6月に苗を植えて、10月から11月に収穫。そして11月以降、冬の間に干しいもを加工します。

 このように、お米とサツマイモのサイクルがかぶらず、少しずれてるため米農家が並行して作っていることが多いようです。
 干しいもの作り方は3工程。

 一般的にサツマイモを蒸して、薄くカットしたあとに天日干し。

 今回、「干す」という工程に北海道の特色を取り入れているところが見つかりました。それが「雪干し」です。
 雪干しの仕組みです。

 雪の保管庫(雪の冷蔵庫)の空気をパイプを通してサツマイモの乾燥機に送り込みます。

 この時の温度と湿度が、サツマイモを甘くするのに適しているのだそう。天日干しよりも湿度を保てるというのもポイントなんですって。
 道産の干しいも、そのまま食べるのももちろんおいしいのですが、干しいもマニアの小松さんにおすすめの食べ方を聞いてみると、なんと「冷凍」!カチカチにはならないそう。
 
 冷凍したものを食べてみると、そのまま食べるよりさらにしっとり。歯ごたえとモチモチ感が増しておいしい!
 他にもオススメのアレンジ、教えてもらいました。

 それが、干しいもの天ぷらにクリームチーズのせ。おいしそうですね!

 可能性の広がる干しいもこれからも注目です。
 
みんテレ1月23日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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