2023.2.27

グルメ

あんこスイーツが充実!90年以上続く銘菓"標津羊羹"のカフェ…道東土産で有名【中標津】

店舗外観

道東を代表する銘菓の「標津羊羹」。空港やスーパーなど、道東のあちらこちらで見かけるほど、昔から皆に愛されている定番商品です。札幌でも売られているところがあるので、見かけたことがある人もいるのではないでしょうか?

製造販売を行う「標津羊羹本舗」が運営する甘味茶屋「U an cha(ユーアンチャ)」が、中標津町に昨年オープンしました。

90年以上愛される道東の定番和菓子「標津羊羹」

1927年の創業以来から愛される定番商品「標津羊羹」を、引き継ぎ作り続けている3代目社長の長谷川さんにお話をうかがいます。

「標津羊羹の特徴は、小豆ではなく『金時豆』を使っているところです。生あんの状態は白く、時間をかけて練り上げると透明感のある琥珀色に仕上がります。主原料は、金時豆とビート糖で着色料は一切使ってません」と教えていただきました。
 
丹精込めて作られる羊羹などの和菓子と、日本茶を楽しんでもらいたいという思いで「U an cha」をオープン。お店の名前の「an cha」は、あんこの「あん」とお茶の「ちゃ」、「U」は店長の頭文字だそうです。

「あんこの専門店として、地域の人たちに日本の伝統文化のあんこと和菓子とお茶で、ほっこりできる場所を提供したいと思っています。最近急須で入れるお茶を飲んで和菓子を食べる機会が減ってきてるからね」と、長谷川さん。
 

「あんとお茶」を気軽に楽しんでもらえる場所

茶色と白を基調とした和モダンテイストがすてきな店内。もともと叔父様が経営していたというケーキ屋を、リノベーションしたのだそうです。

叔父様の作るケーキが大好きだったという長谷川さんは「あんこと乳製品はやっぱり合うので、これからも和と洋の融合したお菓子も作っていきたい」と言っていました。
また、お店で提供しているお茶にもこだわりがあるそうです。香りを楽しむ深蒸し煎茶と深蒸しかぶせ茶(埼玉県・挾山)、濃厚なお茶を楽しむ抹茶(京都府・宇治)を提供しています。

「日本人として、日本茶を飲む機会をなくしてはいけないと思います。日本人の生活の一部として残してもらいたい。このお店が、気軽に日本茶を楽しんでもらえる場になるとうれしいです」と長谷川さん。

できる限り自家製にこだわる人気メニュー

メニューを拝見すると、クリームあんみつやパフェなどスイーツも充実しています。おすすめのメニューを長谷川さんにうかがいました。

まずは、定番メニューの「クリーム白玉あんみつ 825円(税込)」です。自家製のあんこと白玉、地元のアイス屋「ラ・レトリ」からの中標津牛乳を使ったミルクアイス。

国産の糸寒天を使用したクセがなく食べやすい寒天と、濃厚な抹茶寒天。そしてフルーツが乗った、食べごたえのある一品です!自家製の優しい甘さの黒蜜を掛けていただきます。

「クリーム白玉あんみつ 825円(税込)」


「抹茶パフェ 935円(税込)」

こだわりが詰まった「抹茶パフェ 935円(税込)」も大人気。お団子に羊羹に抹茶アイス…見た目がかわいくて写真映え間違いなしです!

このパフェの大きな特徴は「最中の皮」が入っているところ。なんとも和菓子屋らしいですね。甘いあんこと濃厚な抹茶クリーム、そこに最中の香ばしさとサクサクした食感が加わり、食べ進めるのが楽しくなっていきます。
若いお客様に人気なのは「抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ 各660円(税込)」だそうです。牛乳は地元の中標津牛乳を使用。注文ごとに都度お茶を立てるので香りが立ち、濃厚な牛乳に負けずにお茶の風味がしっかり楽しめます。ホットとアイスが選択できますよ。

「スイーツメニューには、できる限り自家製のものを使用するのがこだわりです。全てのあんこ、黒蜜、白玉、おもちはお店の裏の厨房で作っています!」と、おいしさの秘密を教えていただきました。

その他にも、煎茶や抹茶と一緒に味わいたい、わらび餅やぜんざいなどのメニューもそろっています!

「深蒸し煎茶 550円(税込)」と「抹茶ラテ 660円(税込)」

ここでしか買えないスイーツも!

店内には、カフェスペースだけでなく「標津羊羹」をお土産に買えるショップスペースもあります。

土産屋やスーパーでは見かけない標津羊羹の デラックスサイズ、冷やし白玉しるこや牛乳寒天などのスイーツは、ここでしか買えない限定商品だそうです!

中標津町を訪れた際は「U an cha」に寄って「和菓子とお茶」でほっと一息して、家族や友人にお土産も買っていくのはいかがでしょうか?
 
U an cha(ユーアンチャ)
住所:標津郡中標津町東1条南2丁目1−1
電話番号:0153-72-5866
営業時間:甘味茶屋 午前11時から午後4時(L.O.午後3時半)
     商品販売 午前11時から午後6時
定休日:日曜・月曜(月曜祝日の場合営業、翌日振替休業)
公式HP:http://shibetsuyoukan.com/html/
Instagram:@uancha_shibetsuyokan

(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は各店舗にお問い合わせください。)

90年以上愛される道東の定番和菓子「標津羊羹」

1927年の創業以来から愛される定番商品「標津羊羹」を、引き継ぎ作り続けている3代目社長の長谷川さんにお話をうかがいます。

「標津羊羹の特徴は、小豆ではなく『金時豆』を使っているところです。生あんの状態は白く、時間をかけて練り上げると透明感のある琥珀色に仕上がります。主原料は、金時豆とビート糖で着色料は一切使ってません」と教えていただきました。
 
丹精込めて作られる羊羹などの和菓子と、日本茶を楽しんでもらいたいという思いで「U an cha」をオープン。お店の名前の「an cha」は、あんこの「あん」とお茶の「ちゃ」、「U」は店長の頭文字だそうです。

「あんこの専門店として、地域の人たちに日本の伝統文化のあんこと和菓子とお茶で、ほっこりできる場所を提供したいと思っています。最近急須で入れるお茶を飲んで和菓子を食べる機会が減ってきてるからね」と、長谷川さん。
 

「あんとお茶」を気軽に楽しんでもらえる場所

茶色と白を基調とした和モダンテイストがすてきな店内。もともと叔父様が経営していたというケーキ屋を、リノベーションしたのだそうです。

叔父様の作るケーキが大好きだったという長谷川さんは「あんこと乳製品はやっぱり合うので、これからも和と洋の融合したお菓子も作っていきたい」と言っていました。
また、お店で提供しているお茶にもこだわりがあるそうです。香りを楽しむ深蒸し煎茶と深蒸しかぶせ茶(埼玉県・挾山)、濃厚なお茶を楽しむ抹茶(京都府・宇治)を提供しています。

「日本人として、日本茶を飲む機会をなくしてはいけないと思います。日本人の生活の一部として残してもらいたい。このお店が、気軽に日本茶を楽しんでもらえる場になるとうれしいです」と長谷川さん。

できる限り自家製にこだわる人気メニュー


「クリーム白玉あんみつ 825円(税込)」

メニューを拝見すると、クリームあんみつやパフェなどスイーツも充実しています。おすすめのメニューを長谷川さんにうかがいました。

まずは、定番メニューの「クリーム白玉あんみつ 825円(税込)」です。自家製のあんこと白玉、地元のアイス屋「ラ・レトリ」からの中標津牛乳を使ったミルクアイス。

国産の糸寒天を使用したクセがなく食べやすい寒天と、濃厚な抹茶寒天。そしてフルーツが乗った、食べごたえのある一品です!自家製の優しい甘さの黒蜜を掛けていただきます。

「抹茶パフェ 935円(税込)」

こだわりが詰まった「抹茶パフェ 935円(税込)」も大人気。お団子に羊羹に抹茶アイス…見た目がかわいくて写真映え間違いなしです!

このパフェの大きな特徴は「最中の皮」が入っているところ。なんとも和菓子屋らしいですね。甘いあんこと濃厚な抹茶クリーム、そこに最中の香ばしさとサクサクした食感が加わり、食べ進めるのが楽しくなっていきます。

「深蒸し煎茶 550円(税込)」と「抹茶ラテ 660円(税込)」

若いお客様に人気なのは「抹茶ラテ・ほうじ茶ラテ 各660円(税込)」だそうです。牛乳は地元の中標津牛乳を使用。注文ごとに都度お茶を立てるので香りが立ち、濃厚な牛乳に負けずにお茶の風味がしっかり楽しめます。ホットとアイスが選択できますよ。

「スイーツメニューには、できる限り自家製のものを使用するのがこだわりです。全てのあんこ、黒蜜、白玉、おもちはお店の裏の厨房で作っています!」と、おいしさの秘密を教えていただきました。

その他にも、煎茶や抹茶と一緒に味わいたい、わらび餅やぜんざいなどのメニューもそろっています!

ここでしか買えないスイーツも!

店内には、カフェスペースだけでなく「標津羊羹」をお土産に買えるショップスペースもあります。

土産屋やスーパーでは見かけない標津羊羹の デラックスサイズ、冷やし白玉しるこや牛乳寒天などのスイーツは、ここでしか買えない限定商品だそうです!

中標津町を訪れた際は「U an cha」に寄って「和菓子とお茶」でほっと一息して、家族や友人にお土産も買っていくのはいかがでしょうか?
 
U an cha(ユーアンチャ)
住所:標津郡中標津町東1条南2丁目1−1
電話番号:0153-72-5866
営業時間:甘味茶屋 午前11時から午後4時(L.O.午後3時半)
     商品販売 午前11時から午後6時
定休日:日曜・月曜(月曜祝日の場合営業、翌日振替休業)
公式HP:http://shibetsuyoukan.com/html/
Instagram:@uancha_shibetsuyokan

(上記の情報は記事作成時点のものです。
最新の情報は各店舗にお問い合わせください。)

鎌田絵里奈

知床在住ライター

北海道とカフェとアウトドアが大好きな、知床在住の道産子バリスタライター。
おしゃれなカフェ、美しい自然や景色の写真を撮るのが趣味。バリスタとしてコーヒーを淹れる傍ら、北海道を駆け回り全身で体感して、道内に限らず国内外の人たちへ、大好きな北海道の魅力を発信していきます!

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