2023.2.19

グルメ

北海道みやげ“目を惹くハイセンス”グルメ…ライター実食「本当においしい6品」【札幌】

美食の宝庫・北海道には魅力的なお菓子や食べ物がたくさん。そう、あまりに数多くありすぎていつも頭を抱えてしまうのです。訪問先への手みやげ、道外の方へのちょっとした贈り物、身近なあの人へのささやかなお礼に、私はいったい何を買ったらいいの…?

そこで今回は「パッケージがレトロ(レトロ風ではなく、レトロ)」な商品の中から、実食して「これはおいしい!」と感じた6品をピックアップしました。

1000円以下で、どこに持参しても間違いない手みやげ

窯焼ポテトかわいや
1本210g(626円 税込)

筆者は「きたキッチン オーロラタウン店」で購入しました。公式オンラインショップでも購入可能です。

商品HP:https://kawaiya.net/menu_kamayakipotato.html
北海道産のバターや生クリームと国産のさつまいも、北海道産のじゃがいもで作られたスイートポテト。

見た目はずっしりと重く食べごたえがありそうな印象ですが、クリーミーで食べやすくあっという間に一切れがなくなります。生地の中にさつまいもの小さな欠片が入っていて、「ちゃんとさつまいものおやつ」を食べている気持ちになれて、「スイーツ」ではなく「おやつ」と言いたくなるような一品です。
底の方に仕込まれたカスタードクリームの甘さもちょうどいい。これは間違いなく老若男女に喜ばれる手みやげでしょう。新聞風のパッケージも素朴なデザインで好印象です。
福かしわ 縁起缶きのとや
3枚入り(880円 税込)

筆者は「きのとや 丸井今井店(丸井今井札幌本店 大通館地下2階)」で購入しました。公式オンラインショップでも購入可能です。

商品HP:https://www.kinotoya.com/shop/detail/?item_id=367&class_id=693
言わずと知れた北海道銘菓の有名店「きのとや」からは、「札幌農学校」でも「焼きたてチーズタルト」でもなく柏の葉っぱをかたどった「福かしわ」をセレクト。箱詰めの商品もありますが、手みやげで持参するなら「縁起缶」がおすすめ。贈答品としての豪華感が増します。

※「レトロ」という選考基準を満たすかどうか微妙なところですが、「缶に入ったクッキー」というレトロ要素でご勘弁を。

柏は北海道だけでなく全国各地に自生している木ですが、かつては十勝平野に大森林がありました。帯広に「柏林台」や「柏葉高校」など「柏」という文字が入った地名・学校名があることからも、この地に柏の木が多かったのだとわかります。

柏の葉っぱは冬に落葉せず、春まで新芽を包んで守ることから「代をつなぐ」縁起のいい植物とされているのだとか。大切な取引先や、最近赤ちゃんが生まれたご家庭へのお土産にも良いのでは。

 

300円以下で、バラマキにおすすめの手みやげ

大甞飴谷田製菓
110g(194円 税込)、一口大甞飴(52円 税込)

筆者は「北海道スーベニアプラザ(東急百貨店さっぽろ店地下1階)」で購入しました。110gの方は「きたキッチン オーロラタウン店」でも販売を確認済み。

商品HP:http://www.kibidango.co.jp/product/
「きびだんご」で有名な谷田製菓の「大甞飴」は、今回紹介する商品の中でも抜群のパッケージセンス。
レトロな書体、なんともいえないイラスト、絶妙な配色のグラデーション印刷。デザイナーの知人数人に見せたら、全員が「ナイスデザイン!」と絶賛でした。大正天皇の大嘗祭にちなんで大正4年から作られている歴史の古い北海道銘菓です。

袋の中身はオブラートに包まれた飴の板。思い切って拳で割ってお召し上がりください。

「麦芽水飴」から作られたこの飴は、私たちが普段口にするキャンディとはちょっと違っていて、食べるほどに粘度が高まります。そのためうっかり噛んでしまうと、ネチッと歯にくっつきます。完全に溶けてなくなるまで噛まずに舐め続けましょう。

今回は大きなサイズ(手のひらと同じくらい)の大甞飴を購入しましたが、バラマキには10分の1くらいのサイズの一口大甞飴が最適かもしれません。

※こちらの商品は11月から2月までの冬季限定商品です。
ぽんとぺんぺ 彩り甘納豆くり豆本舗
(286円 税込)

筆者は「きたキッチン オーロラタウン店」で購入しました。パッケージは異なりますが、公式オンラインショップでも購入可能です。

商品HP:https://pontopempe.thebase.in/
北海道本別町の特産品「くり豆」と「白花豆」「青えんどう豆」がミックスされた甘納豆。控えめなパッケージデザインですが、中の豆たちの色合いが美しく見えてとてもいい!カラフルな豆ってかわいいですよね。

チョコレートやクッキーとは違った優しい甘さで、食物繊維やビタミンも豊富、青えんどうには鉄分が多く含まれているとあって、間食の罪悪感がぐっと軽減されます。女性へのちょっとした差し入れに良いのではないでしょうか。

 

甘いものが苦手な方への手みやげ

復古版角焼大八栗原蒲鉾店
(880円 税込)

本店(小樽市入船1丁目11-19)ほか「きたキッチン オーロラタウン店」「イトーヨーカドー 琴似店」などで購入可能。

商品HP:http://www.dai8kurihara.net/
甘いものはちょっと…という方への手みやげには、高級かまぼこがおすすめ。

大正3年創業の老舗・大八栗原蒲鉾店のかまぼこは、原料に「宗八カレイ」や「シログチ」などを使用。
かまぼこ製造には、弾力の補強や増量のためにデンプンが使われることが多いのですが、この商品は「無デンプン」。ゆえに魚の風味がしっかりと感じられます。お酒のアテとしても大満足の一品。
数の子ソーラン漬蝦夷松前 龍野屋
100g樽パック(702円 税込)

筆者は「きたキッチン オーロラタウン店」で購入しました。公式サイトではFAX、メール、電話での注文を受け付けています。

商品HP:http://www.tatunoya.com/matumaeduke.html
これまたなんとレトロでかわいい! おさまりの良い「数の子」という文字と、踊るような「ソーラン漬」の文字。右上には流麗なくずし文字。デジタルイラストにはない味を感じられます。

白スルメと昆布、数の子を白醤油で漬けているので、松前漬けよりも塩辛さがマイルドで食べやすい印象。白飯にもお酒にも合います。北海道ならではの商品なので、道外の方への贈り物にも良いでしょうし、目上の方に持参すれば「おっ、渋いのを知っているね」と褒められそうです。
以上、「レトロパッケージ」を軸にちょっと変わった目線で選んだ北海道の手みやげ6選でした。引き続きリサーチを続けたいと思いますので、おすすめの銘菓&食品がありましたらぜひお知らせください。

1000円以下で、どこに持参しても間違いない手みやげ

窯焼ポテトかわいや
1本210g(626円 税込)

筆者は「きたキッチン オーロラタウン店」で購入しました。公式オンラインショップでも購入可能です。

商品HP:https://kawaiya.net/menu_kamayakipotato.html
北海道産のバターや生クリームと国産のさつまいも、北海道産のじゃがいもで作られたスイートポテト。

見た目はずっしりと重く食べごたえがありそうな印象ですが、クリーミーで食べやすくあっという間に一切れがなくなります。生地の中にさつまいもの小さな欠片が入っていて、「ちゃんとさつまいものおやつ」を食べている気持ちになれて、「スイーツ」ではなく「おやつ」と言いたくなるような一品です。
底の方に仕込まれたカスタードクリームの甘さもちょうどいい。これは間違いなく老若男女に喜ばれる手みやげでしょう。新聞風のパッケージも素朴なデザインで好印象です。
福かしわ 縁起缶きのとや
3枚入り(880円 税込)

筆者は「きのとや 丸井今井店(丸井今井札幌本店 大通館地下2階)」で購入しました。公式オンラインショップでも購入可能です。

商品HP:https://www.kinotoya.com/shop/detail/?item_id=367&class_id=693
言わずと知れた北海道銘菓の有名店「きのとや」からは、「札幌農学校」でも「焼きたてチーズタルト」でもなく柏の葉っぱをかたどった「福かしわ」をセレクト。箱詰めの商品もありますが、手みやげで持参するなら「縁起缶」がおすすめ。贈答品としての豪華感が増します。

※「レトロ」という選考基準を満たすかどうか微妙なところですが、「缶に入ったクッキー」というレトロ要素でご勘弁を。

柏は北海道だけでなく全国各地に自生している木ですが、かつては十勝平野に大森林がありました。帯広に「柏林台」や「柏葉高校」など「柏」という文字が入った地名・学校名があることからも、この地に柏の木が多かったのだとわかります。

柏の葉っぱは冬に落葉せず、春まで新芽を包んで守ることから「代をつなぐ」縁起のいい植物とされているのだとか。大切な取引先や、最近赤ちゃんが生まれたご家庭へのお土産にも良いのでは。

 

300円以下で、バラマキにおすすめの手みやげ

大甞飴谷田製菓
110g(194円 税込)、一口大甞飴(52円 税込)

筆者は「北海道スーベニアプラザ(東急百貨店さっぽろ店地下1階)」で購入しました。110gの方は「きたキッチン オーロラタウン店」でも販売を確認済み。

商品HP:http://www.kibidango.co.jp/product/
「きびだんご」で有名な谷田製菓の「大甞飴」は、今回紹介する商品の中でも抜群のパッケージセンス。
レトロな書体、なんともいえないイラスト、絶妙な配色のグラデーション印刷。デザイナーの知人数人に見せたら、全員が「ナイスデザイン!」と絶賛でした。大正天皇の大嘗祭にちなんで大正4年から作られている歴史の古い北海道銘菓です。

袋の中身はオブラートに包まれた飴の板。思い切って拳で割ってお召し上がりください。

「麦芽水飴」から作られたこの飴は、私たちが普段口にするキャンディとはちょっと違っていて、食べるほどに粘度が高まります。そのためうっかり噛んでしまうと、ネチッと歯にくっつきます。完全に溶けてなくなるまで噛まずに舐め続けましょう。

今回は大きなサイズ(手のひらと同じくらい)の大甞飴を購入しましたが、バラマキには10分の1くらいのサイズの一口大甞飴が最適かもしれません。

※こちらの商品は11月から2月までの冬季限定商品です。
ぽんとぺんぺ 彩り甘納豆くり豆本舗
(286円 税込)

筆者は「きたキッチン オーロラタウン店」で購入しました。パッケージは異なりますが、公式オンラインショップでも購入可能です。

商品HP:https://pontopempe.thebase.in/
北海道本別町の特産品「くり豆」と「白花豆」「青えんどう豆」がミックスされた甘納豆。控えめなパッケージデザインですが、中の豆たちの色合いが美しく見えてとてもいい!カラフルな豆ってかわいいですよね。

チョコレートやクッキーとは違った優しい甘さで、食物繊維やビタミンも豊富、青えんどうには鉄分が多く含まれているとあって、間食の罪悪感がぐっと軽減されます。女性へのちょっとした差し入れに良いのではないでしょうか。

 

甘いものが苦手な方への手みやげ

復古版角焼大八栗原蒲鉾店
(880円 税込)

本店(小樽市入船1丁目11-19)ほか「きたキッチン オーロラタウン店」「イトーヨーカドー 琴似店」などで購入可能。

商品HP:http://www.dai8kurihara.net/
甘いものはちょっと…という方への手みやげには、高級かまぼこがおすすめ。

大正3年創業の老舗・大八栗原蒲鉾店のかまぼこは、原料に「宗八カレイ」や「シログチ」などを使用。
かまぼこ製造には、弾力の補強や増量のためにデンプンが使われることが多いのですが、この商品は「無デンプン」。ゆえに魚の風味がしっかりと感じられます。お酒のアテとしても大満足の一品。
数の子ソーラン漬蝦夷松前 龍野屋
100g樽パック(702円 税込)

筆者は「きたキッチン オーロラタウン店」で購入しました。公式サイトではFAX、メール、電話での注文を受け付けています。

商品HP:http://www.tatunoya.com/matumaeduke.html
これまたなんとレトロでかわいい! おさまりの良い「数の子」という文字と、踊るような「ソーラン漬」の文字。右上には流麗なくずし文字。デジタルイラストにはない味を感じられます。

白スルメと昆布、数の子を白醤油で漬けているので、松前漬けよりも塩辛さがマイルドで食べやすい印象。白飯にもお酒にも合います。北海道ならではの商品なので、道外の方への贈り物にも良いでしょうし、目上の方に持参すれば「おっ、渋いのを知っているね」と褒められそうです。
以上、「レトロパッケージ」を軸にちょっと変わった目線で選んだ北海道の手みやげ6選でした。引き続きリサーチを続けたいと思いますので、おすすめの銘菓&食品がありましたらぜひお知らせください。

笹山浅海

ライター・編集者

十勝出身、札幌在住。2007年より東京都内の編集プロダクションに編集者として勤務し、オールジャンルの書籍やムック本の制作を手がける。 2012年株式会社マニュブックスを設立。 書籍・雑誌・Web・イベントなど、媒体を問わず幅広く企画制作している。

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