函館市花園町、産業道路沿いに店を構える「ちいさなぱんや」。
「お客様との対話を通して、なんでも作れるものは作ってみる」というスタンスのもと、日々さまざまなパンやお菓子を店主の山﨑さんが全てお一人で作っていらっしゃいます。今年で10周年を迎えた、地元の人たちに愛されるお店です。
秋の味覚がおいしい今時期におすすめの商品と、クリスマスを迎える準備にふさわしい伝統菓子をご紹介します。
真っ赤なりんごたっぷりの「アップルパイ」
こんもりとしたドーム型が可愛らしいこちらのアップルパイは、「紅の夢」という品種が使用されています。外側だけでなく、果肉も赤く色づいているという珍しいりんごで、酸味が比較的強いのも特徴です。
昨年までは、紅玉を使用されていたそう。過去にこちらのアップルパイを食べたことがある方は、違いを楽しむことができるかもしれませんね。
昨年までは、紅玉を使用されていたそう。過去にこちらのアップルパイを食べたことがある方は、違いを楽しむことができるかもしれませんね。
画像提供:ちいさなぱんや「アップルパイ(1個360円 税込)」
画像提供:ちいさなぱんや
ぎっしりと詰め込まれたりんごはシャキシャキとした食感で、酸味の効いた甘酸っぱさがなんとも爽やか。底がカリッカリのパイ生地を頬張ると、バターの風味が口いっぱいに広がり、そこにりんごが合わさることで後味をさっぱりさせてくれます。
軽やかな口当たりでありながら満足感もしっかりある、いいとこどりを体現したような一品です。
軽やかな口当たりでありながら満足感もしっかりある、いいとこどりを体現したような一品です。
赤カブのようですが、りんごです
夏から引き続き好評「トライフル」
「トライフル(1個550円 税込)」
また、同じくリンゴを使用したトライフルにも出会えました。トライフルは夏から登場している商品ですが、パンが売れにくくなる季節の救世主として考案されたものだったそう。
普段からあるカスタードと、以前からの人気商品「しふぉんけーき」がベースとなり、ラインナップはその都度で変化します。ボリュームたっぷりなので、家族やお友達とシェアして楽しむこともできますよ。
りんごはクリームの甘味とも相性抜群。キメの細かい「しふぉんけーき」やむっちり食感がクセになるカヌレも一緒に楽しむことができる、ワクワクでいっぱいのスイーツです。
冬場は生産が少なくなるそうなので、気になった方はTwitterでチェックをするか、事前に連絡するのが確実です。
クリスマスが待ち遠しくなる「シュトレン」
クリスマスのお菓子として日本でも定番になりつつあるドイツの焼き菓子、シュトレン。
「ちいさなぱんや」でも開業1年目から作り始めましたが、材料費や手間暇の関係で他のパンよりも圧倒的に高価格になってしまう商品を作るか否かという葛藤もあったそう。
当時はシュトレン自体に馴染みのないお客さんも多かったものの、試食を用意してみたところ、「おいしいね」と言って買ってくれる人が増えていきました。山﨑さんはこのことを通して「おいしいものは買ってくれる」ということを実感したそう。
今ではSNSで告知をするとすぐに予約が入るほどの人気ぶりですが、「(シュトレンに限らず)買い続けてくれる人のおかげで作れている」と、今年も作れてよかったという思いを噛みしめながら、1年で最後の大仕事に臨んでいます。
「ちいさなぱんや」でも開業1年目から作り始めましたが、材料費や手間暇の関係で他のパンよりも圧倒的に高価格になってしまう商品を作るか否かという葛藤もあったそう。
当時はシュトレン自体に馴染みのないお客さんも多かったものの、試食を用意してみたところ、「おいしいね」と言って買ってくれる人が増えていきました。山﨑さんはこのことを通して「おいしいものは買ってくれる」ということを実感したそう。
今ではSNSで告知をするとすぐに予約が入るほどの人気ぶりですが、「(シュトレンに限らず)買い続けてくれる人のおかげで作れている」と、今年も作れてよかったという思いを噛みしめながら、1年で最後の大仕事に臨んでいます。
画像提供:ちいさなぱんや「シュトレン(レギュラー:2,800円 ハーフ:1,500円 税込)」
レーズン、イチジク、クランベリーなど5種類の果物を用いたブランデー漬けは、保存しておいた前年度のものを加えて作られています。年を重ねるごとに熟成度合いが増していくので、毎年欠かさず食べたくなってしまいますね。
また、スパイスは使っておらず、洋酒もフルーツ以外では登場しない製法を採用しているため、「お子さまにも食べやすくなっていると思います」とのこと。その代わり、焼きあがったあとに溶かしたバターに漬け込んでおり、クリスマスムードを盛り上げてくれる贅沢な風味をまとわせてくれています。
どこを食べてもナッツや果物に出会うことができ、具材を惜しげもなく投入されていることがわかります。それは生地がつなぎなのではと思ってしまうほど。また、お手製のマジパン(アーモンド粉、砂糖、ラム酒を混ぜて練り、棒状に成形したもの)の柔らかな食感や甘みも要チェックですよ。
クリスマスまでの間に、毎日スライスして食べる習わしがあるシュトレン。冬のブレイクタイムにいかがでしょうか。
また、スパイスは使っておらず、洋酒もフルーツ以外では登場しない製法を採用しているため、「お子さまにも食べやすくなっていると思います」とのこと。その代わり、焼きあがったあとに溶かしたバターに漬け込んでおり、クリスマスムードを盛り上げてくれる贅沢な風味をまとわせてくれています。
どこを食べてもナッツや果物に出会うことができ、具材を惜しげもなく投入されていることがわかります。それは生地がつなぎなのではと思ってしまうほど。また、お手製のマジパン(アーモンド粉、砂糖、ラム酒を混ぜて練り、棒状に成形したもの)の柔らかな食感や甘みも要チェックですよ。
クリスマスまでの間に、毎日スライスして食べる習わしがあるシュトレン。冬のブレイクタイムにいかがでしょうか。
まだまだおいしいものがたくさん
これからどんどん寒くなってくるこの季節。そんなときに食べたくなる肉まんも、不定期ながら登場します。「肉まん」の旗が立っているのを見つけたら、思わず寄ってしまいたくなりますね。
そしてもちろん、クリームパンやフランスパン、カンパーニュなどのオーソドックスなパンも、歯切れ、味ともに抜群です。ここではとても書ききれないので、是非ご自分の目と舌で味わってみてください!
そしてもちろん、クリームパンやフランスパン、カンパーニュなどのオーソドックスなパンも、歯切れ、味ともに抜群です。ここではとても書ききれないので、是非ご自分の目と舌で味わってみてください!
画像提供:ちいさなぱんや
ちいさなぱんや
住所:函館市花園町17-26
営業時間:午前11時半~午後17時半(時間外は随時対応)
定休日:水曜、土曜、日曜
駐車場:あり
Twitter:@chi_pain
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
住所:函館市花園町17-26
営業時間:午前11時半~午後17時半(時間外は随時対応)
定休日:水曜、土曜、日曜
駐車場:あり
Twitter:@chi_pain
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
真っ赤なりんごたっぷりの「アップルパイ」
画像提供:ちいさなぱんや「アップルパイ(1個360円 税込)」
こんもりとしたドーム型が可愛らしいこちらのアップルパイは、「紅の夢」という品種が使用されています。外側だけでなく、果肉も赤く色づいているという珍しいりんごで、酸味が比較的強いのも特徴です。
昨年までは、紅玉を使用されていたそう。過去にこちらのアップルパイを食べたことがある方は、違いを楽しむことができるかもしれませんね。
昨年までは、紅玉を使用されていたそう。過去にこちらのアップルパイを食べたことがある方は、違いを楽しむことができるかもしれませんね。
画像提供:ちいさなぱんや
赤カブのようですが、りんごです
ぎっしりと詰め込まれたりんごはシャキシャキとした食感で、酸味の効いた甘酸っぱさがなんとも爽やか。底がカリッカリのパイ生地を頬張ると、バターの風味が口いっぱいに広がり、そこにりんごが合わさることで後味をさっぱりさせてくれます。
軽やかな口当たりでありながら満足感もしっかりある、いいとこどりを体現したような一品です。
軽やかな口当たりでありながら満足感もしっかりある、いいとこどりを体現したような一品です。
夏から引き続き好評「トライフル」
「トライフル(1個550円 税込)」
また、同じくリンゴを使用したトライフルにも出会えました。トライフルは夏から登場している商品ですが、パンが売れにくくなる季節の救世主として考案されたものだったそう。
普段からあるカスタードと、以前からの人気商品「しふぉんけーき」がベースとなり、ラインナップはその都度で変化します。ボリュームたっぷりなので、家族やお友達とシェアして楽しむこともできますよ。
りんごはクリームの甘味とも相性抜群。キメの細かい「しふぉんけーき」やむっちり食感がクセになるカヌレも一緒に楽しむことができる、ワクワクでいっぱいのスイーツです。
冬場は生産が少なくなるそうなので、気になった方はTwitterでチェックをするか、事前に連絡するのが確実です。
クリスマスが待ち遠しくなる「シュトレン」
画像提供:ちいさなぱんや「シュトレン(レギュラー:2,800円 ハーフ:1,500円 税込)」
クリスマスのお菓子として日本でも定番になりつつあるドイツの焼き菓子、シュトレン。
「ちいさなぱんや」でも開業1年目から作り始めましたが、材料費や手間暇の関係で他のパンよりも圧倒的に高価格になってしまう商品を作るか否かという葛藤もあったそう。
当時はシュトレン自体に馴染みのないお客さんも多かったものの、試食を用意してみたところ、「おいしいね」と言って買ってくれる人が増えていきました。山﨑さんはこのことを通して「おいしいものは買ってくれる」ということを実感したそう。
今ではSNSで告知をするとすぐに予約が入るほどの人気ぶりですが、「(シュトレンに限らず)買い続けてくれる人のおかげで作れている」と、今年も作れてよかったという思いを噛みしめながら、1年で最後の大仕事に臨んでいます。
「ちいさなぱんや」でも開業1年目から作り始めましたが、材料費や手間暇の関係で他のパンよりも圧倒的に高価格になってしまう商品を作るか否かという葛藤もあったそう。
当時はシュトレン自体に馴染みのないお客さんも多かったものの、試食を用意してみたところ、「おいしいね」と言って買ってくれる人が増えていきました。山﨑さんはこのことを通して「おいしいものは買ってくれる」ということを実感したそう。
今ではSNSで告知をするとすぐに予約が入るほどの人気ぶりですが、「(シュトレンに限らず)買い続けてくれる人のおかげで作れている」と、今年も作れてよかったという思いを噛みしめながら、1年で最後の大仕事に臨んでいます。
レーズン、イチジク、クランベリーなど5種類の果物を用いたブランデー漬けは、保存しておいた前年度のものを加えて作られています。年を重ねるごとに熟成度合いが増していくので、毎年欠かさず食べたくなってしまいますね。
また、スパイスは使っておらず、洋酒もフルーツ以外では登場しない製法を採用しているため、「お子さまにも食べやすくなっていると思います」とのこと。その代わり、焼きあがったあとに溶かしたバターに漬け込んでおり、クリスマスムードを盛り上げてくれる贅沢な風味をまとわせてくれています。
どこを食べてもナッツや果物に出会うことができ、具材を惜しげもなく投入されていることがわかります。それは生地がつなぎなのではと思ってしまうほど。また、お手製のマジパン(アーモンド粉、砂糖、ラム酒を混ぜて練り、棒状に成形したもの)の柔らかな食感や甘みも要チェックですよ。
クリスマスまでの間に、毎日スライスして食べる習わしがあるシュトレン。冬のブレイクタイムにいかがでしょうか。
また、スパイスは使っておらず、洋酒もフルーツ以外では登場しない製法を採用しているため、「お子さまにも食べやすくなっていると思います」とのこと。その代わり、焼きあがったあとに溶かしたバターに漬け込んでおり、クリスマスムードを盛り上げてくれる贅沢な風味をまとわせてくれています。
どこを食べてもナッツや果物に出会うことができ、具材を惜しげもなく投入されていることがわかります。それは生地がつなぎなのではと思ってしまうほど。また、お手製のマジパン(アーモンド粉、砂糖、ラム酒を混ぜて練り、棒状に成形したもの)の柔らかな食感や甘みも要チェックですよ。
クリスマスまでの間に、毎日スライスして食べる習わしがあるシュトレン。冬のブレイクタイムにいかがでしょうか。
まだまだおいしいものがたくさん
画像提供:ちいさなぱんや
これからどんどん寒くなってくるこの季節。そんなときに食べたくなる肉まんも、不定期ながら登場します。「肉まん」の旗が立っているのを見つけたら、思わず寄ってしまいたくなりますね。
そしてもちろん、クリームパンやフランスパン、カンパーニュなどのオーソドックスなパンも、歯切れ、味ともに抜群です。ここではとても書ききれないので、是非ご自分の目と舌で味わってみてください!
そしてもちろん、クリームパンやフランスパン、カンパーニュなどのオーソドックスなパンも、歯切れ、味ともに抜群です。ここではとても書ききれないので、是非ご自分の目と舌で味わってみてください!
ちいさなぱんや
住所:函館市花園町17-26
営業時間:午前11時半~午後17時半(時間外は随時対応)
定休日:水曜、土曜、日曜
駐車場:あり
Twitter:@chi_pain
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
住所:函館市花園町17-26
営業時間:午前11時半~午後17時半(時間外は随時対応)
定休日:水曜、土曜、日曜
駐車場:あり
Twitter:@chi_pain
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。