2022.11.1

グルメ

え?これハチミツ?透き通る赤に心躍る!おしゃれカフェ併設のハチミツ店オープン【札幌・宮の森】

アイバレー宮の森 札幌 はちみつ 専門店 カフェ

四角い小さなビンに入った真っ赤なハチミツ。透きとおる赤が目をひきます。宮の森の住宅街に10月10日にオープンした「アイバレー宮の森」
1階では伊達市大滝産の赤、緑、白、3種類のハチミツを販売、2階はハチミツを使ったドリンクなどを楽しめるカフェになっています。真っ赤なハチミツの秘密とオシャレなお店を取材しました。

赤いハチミツの秘密は…

「アイバレー宮の森」は、伊達市大滝にある「花カフェアイバレー」の姉妹店。
季節ごとに数百種の花が咲くアイバレーでは本場ドイツからプロの養蜂家を招いて巣箱の設置から採蜜まで行い、天然のハチミツを作っています。非加熱のため、ハチミツ本来の栄養をそのまま味わうことができるんですって。
 
大滝のセイヨウミツバチは屋久島出身なので、アイバレー宮の森に飛んでくるイメージでお店には屋久杉がふんだんに使われているんだそう。
 
そして、赤い色の秘密は「アロニア」。東欧では「メディカルフルーツ」とも呼ばれるほど栄養豊富なアロニアは、ベリー系の小さな果実で大滝の特産品です。
赤いハチミツの透きとおる赤色は、このアロニアの自然な赤み。きれいな赤色を出すためにアロニアの種類やブレンドを研究し、開発に約7年もかかったんですって。
 
ハチミツにアロニアの果汁をブレンドすることで、ほどよい酸味が加わりフルーティーですっきりした味わいに。ベリー系の香りがふわっと広がってやさしい甘さでした。
 
「ヨーグルトにかけたり牛乳に入れたり、ドレッシングに使うのもオススメです」とアイバレー宮の森 店主の藤井祥未さん。ハチミツは冷凍してもカチカチに凍らず水あめのような固さになるので、冷凍してそのまま食べても美味しいんですって!
白いハチミツは「アカシア」から採れたハチミツで、さっぱりしていて後味すっきり。ハチミツが嫌いでもアカシアのハチミツなら大丈夫! という人も多いんだとか。
 
緑のハチミツは「キハダ」から採れたハチミツ。ミカン科の樹木で天然の漢方ともいわれるキハダの香りで清涼感のあるさわやかな味わいです。
 
赤いはちみつ、白いはちみつ、緑のはちみつ各48g 1,300円、140g 2,500円です。

2階はカフェスペース


画像提供:アイバレー宮の森

階段を上がると2階はカフェスペース。
 
6種類のドリンクと3種類のスイーツにはすべてハチミツを使っていて、大滝産のアロニアと北海道産のハチミツにこだわって甘みと酸味のハーモニーを感じられるメニューです。
いれたてのコーヒーにハチミツを加えた「はちみつホットコーヒー(550円)」はハチミツが入ることでとってもまろやかに。
 
なかでもオススメなのが、酸味のあるアロニアの果汁とアールグレイ、アップルミントをブレンドしハチミツを加えた甘酸っぱい「アロニアティー(550円)」「アロニアスムージー(660円)」。スムージーには栄養満点のアロニアの実と果汁をたっぷり使っています。
 
オリジナルのアロニアソースとハチミツを添えた「レアチーズケーキ」や「ミルクレープ」(各500円)も人気。アロニアの果汁を加えたほんのりピンク色の甘酸っぱい生クリームが添えられています。
 
甘味と酸味のバランスを考えてミルクレープ、ブラウニー、レアチーズケーキの3つのスイーツには、全て赤いハチミツをたらりとかけているんですって。

画像提供:アイバレー宮の森

まるでギャラリーのような店内

吹き抜けの店内を見上げると目に飛び込んでくるのが、アイヌ文様の刺繍が施された大きなタペストリー。店主の藤井祥未さんの祖母、石川愛子さんの作品です。
 
音威子府村で砂澤ビッキ氏と出会って草木染めの創作活動をはじめ、その後、大滝に移住し草木染めやアイヌ文様を研究したんだそう。
 
砂澤ビッキ氏が愛子さんの創作活動の地に命名した「アイバレー」は、その後、愛子さんの愛称にもなり、店名の由来になっています。
藍や草木で染め、綿や絹などさまざまな素材の古布を入れひと針ひと針、心を込めて作り上げた作品の数々。小さい時から当たり前に身の回りにあった作品たちは、祖母の愛子さん亡き今、祥未さんの大切な宝物になりました。
 
「アイヌ文化が注目されるようになった今、毎日時間を忘れて作品作りに没頭していた祖母の作品を少しでもたくさんの人に見てもらえたら」と話します。
 
木のぬくもりと屋久杉の力強さを感じられる空間で、ステキな作品をながめながら「赤いハチミツ」でパワーチャージしてみては?

画像提供:アイバレー宮の森

 
Aivalley MIYANOMORI(アイバレー宮の森)
住所:札幌市宮の森2条7丁目1-58
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:不定休(Instagramでお知らせ)
電話番号:011-215-9427
Webサイト:https://aivalley.jp/
Instagram:@aivalley_miyanomori

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

赤いハチミツの秘密は…

「アイバレー宮の森」は、伊達市大滝にある「花カフェアイバレー」の姉妹店。
季節ごとに数百種の花が咲くアイバレーでは本場ドイツからプロの養蜂家を招いて巣箱の設置から採蜜まで行い、天然のハチミツを作っています。非加熱のため、ハチミツ本来の栄養をそのまま味わうことができるんですって。
 
大滝のセイヨウミツバチは屋久島出身なので、アイバレー宮の森に飛んでくるイメージでお店には屋久杉がふんだんに使われているんだそう。
 
そして、赤い色の秘密は「アロニア」。東欧では「メディカルフルーツ」とも呼ばれるほど栄養豊富なアロニアは、ベリー系の小さな果実で大滝の特産品です。
赤いハチミツの透きとおる赤色は、このアロニアの自然な赤み。きれいな赤色を出すためにアロニアの種類やブレンドを研究し、開発に約7年もかかったんですって。
 
ハチミツにアロニアの果汁をブレンドすることで、ほどよい酸味が加わりフルーティーですっきりした味わいに。ベリー系の香りがふわっと広がってやさしい甘さでした。
 
「ヨーグルトにかけたり牛乳に入れたり、ドレッシングに使うのもオススメです」とアイバレー宮の森 店主の藤井祥未さん。ハチミツは冷凍してもカチカチに凍らず水あめのような固さになるので、冷凍してそのまま食べても美味しいんですって!
白いハチミツは「アカシア」から採れたハチミツで、さっぱりしていて後味すっきり。ハチミツが嫌いでもアカシアのハチミツなら大丈夫! という人も多いんだとか。
 
緑のハチミツは「キハダ」から採れたハチミツ。ミカン科の樹木で天然の漢方ともいわれるキハダの香りで清涼感のあるさわやかな味わいです。
 
赤いはちみつ、白いはちみつ、緑のはちみつ各48g 1,300円、140g 2,500円です。

2階はカフェスペース


画像提供:アイバレー宮の森

階段を上がると2階はカフェスペース。
 
6種類のドリンクと3種類のスイーツにはすべてハチミツを使っていて、大滝産のアロニアと北海道産のハチミツにこだわって甘みと酸味のハーモニーを感じられるメニューです。

画像提供:アイバレー宮の森

いれたてのコーヒーにハチミツを加えた「はちみつホットコーヒー(550円)」はハチミツが入ることでとってもまろやかに。
 
なかでもオススメなのが、酸味のあるアロニアの果汁とアールグレイ、アップルミントをブレンドしハチミツを加えた甘酸っぱい「アロニアティー(550円)」「アロニアスムージー(660円)」。スムージーには栄養満点のアロニアの実と果汁をたっぷり使っています。
 
オリジナルのアロニアソースとハチミツを添えた「レアチーズケーキ」や「ミルクレープ」(各500円)も人気。アロニアの果汁を加えたほんのりピンク色の甘酸っぱい生クリームが添えられています。
 
甘味と酸味のバランスを考えてミルクレープ、ブラウニー、レアチーズケーキの3つのスイーツには、全て赤いハチミツをたらりとかけているんですって。

まるでギャラリーのような店内

吹き抜けの店内を見上げると目に飛び込んでくるのが、アイヌ文様の刺繍が施された大きなタペストリー。店主の藤井祥未さんの祖母、石川愛子さんの作品です。
 
音威子府村で砂澤ビッキ氏と出会って草木染めの創作活動をはじめ、その後、大滝に移住し草木染めやアイヌ文様を研究したんだそう。
 
砂澤ビッキ氏が愛子さんの創作活動の地に命名した「アイバレー」は、その後、愛子さんの愛称にもなり、店名の由来になっています。

画像提供:アイバレー宮の森

藍や草木で染め、綿や絹などさまざまな素材の古布を入れひと針ひと針、心を込めて作り上げた作品の数々。小さい時から当たり前に身の回りにあった作品たちは、祖母の愛子さん亡き今、祥未さんの大切な宝物になりました。
 
「アイヌ文化が注目されるようになった今、毎日時間を忘れて作品作りに没頭していた祖母の作品を少しでもたくさんの人に見てもらえたら」と話します。
 
木のぬくもりと屋久杉の力強さを感じられる空間で、ステキな作品をながめながら「赤いハチミツ」でパワーチャージしてみては?
 
Aivalley MIYANOMORI(アイバレー宮の森)
住所:札幌市宮の森2条7丁目1-58
営業時間:午前11時~午後6時
定休日:不定休(Instagramでお知らせ)
電話番号:011-215-9427
Webサイト:https://aivalley.jp/
Instagram:@aivalley_miyanomori

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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