2022.10.17

グルメ

札幌駅すぐ!ランチ人気“コク旨ハヤシライス”…旅好き兄弟「世界を旅できる料理店」

世界を旅できる料理店が札幌市内にあります。

世界を巡った旅好き兄弟2人が2018年にオープンした『ハヤシ商店』。世界各国の料理やお酒を楽しむことができる多国籍料理店です。

世界の“料理”だけではなく様々な“趣味”や“文化”にも触れ合うことができるというのが魅力。新しい出会いに溢れた、温かい料理店を取材しました。

世界を旅して

「1年かけて世界を旅しました。行き先を決めずバックパッカーとして中国をスタートし、東南アジアを自転車で渡り、20カ国ほど周ってトルコで365日経ったので帰国しました」と話す兄の林さん。

帰国後は10年ほど飲食関係で働きながらお店オープンへ向けて勉強。弟さんも同じく旅をすることが好きで調理学校を卒業後、各国の料理に触れ合いながら世界を旅していたとのこと。

世界を巡った旅好き兄弟2人で2018年多国籍料理店をオープンしました。

世界を旅した経験を活かしてお店のテーマは“旅”に。旅していた際に触れ合った食文化を再現し、札幌市にいながら世界を旅したかのような非日常空間を味わうことができます。

近隣のお店は“仲間”

お店は札幌駅北口から徒歩5分ほどのところにあります。

「ここ、実家なんです。元々は祖父が大工道具店を切り盛りしていて、そこをリノベーションしました。業態は異なりますが、同じ場所で商売を続けることができているというのはとても嬉しいですね」と林さん。

生まれ育った札幌駅の北口エリアを守って行きたいという思いもあり、地域のつながりを大切にしています。近くのお店はライバルではなく“仲間”。お互いのお店をおすすめし合うようなアットホームなエリアの雰囲気も魅力のひとつです。

林さんは「北口エリアは、周辺のお店でお客さんを奪い合うのではなく助け合い、共有しあっています。お店同士も仲が良く、スタンプラリーなどイベントもよく開催しています」と話します。
実家をリノベーションした店内。内装は世界を旅したアーティストが手がけており、店内で世界を表現しています。

キッチンはアジア、バーカウンターはアフリカ、天井はチベットの空の色…などというようにお店に入った瞬間、視界から世界を感じることができます。座る席によって見える世界が変わるという面白さも。

ランチメニューは2種のみ!

ランチタイムは、定番のハヤシライスと月替わりメニューの2種のみです。

月替わりメニューは世界各国の料理。他ではなかなか味わうことができない珍しい料理にも出会うことができます。「2ヶ月に1回は攻めたメニューを出しています。結構コアなところも…」と今までに20カ国ほどの世界料理を再現してきたといいます。

「ハヤシ商店のハヤシライス(850円 税込)」+「揚げ目玉焼きトッピング(100円 税込)」

定番の「ハヤシ商店のハヤシライス(850円 税込)」はランチだけの限定メニュー。
「初めハヤシ商店の店主の名前が林だから…という軽い感じでハヤシライスをランチで始めてみました」と林さん。

今では「ハヤシ商店のハヤシライス」を求め多くの方がお店に足を運びます。玉ねぎ、牛肉、キノコを赤ワインとシェリー酒でフランベしてオリジナルのデミグラスソースで煮込んだハヤシライス。まろやかでありながら、コクがあります。
おすすめは揚げ目玉焼きのトッピング。ハヤシライスに揚げ目玉焼き、珍しい組み合わせですが…
「タイに行った際によく揚げ目玉焼きを食べていました。兄弟揃って好物だったということもあり、ハヤシライスと組み合わせてみたら相性がよくて」と話します。

中は程よい半熟加減で、ハヤシライスの旨味をより引き立てていますよ。

ディナータイムは世界の料理とお酒


「パッタイ(980円 税込)」

ディナータイムは世界各国の料理とお酒を楽しむことができます。お酒はビールだけで20カ国、その他にも世界の珍しいワインなど全100種類ほど扱っています。

フードメニューは13カ国の世界料理がありますが、特に人気なのが「パッタイ(980円 税込)」。1組1つは必ず注文すると言っても過言ではないという定番かつ大人気メニューです。1皿で2人ほどでシェアできるほどボリュームたっぷりです。

「パッタイはタイの焼きそばです。タイ料理って甘み、塩味、酸味、辛味が特徴って言われているんですけど、パッタイは特にその4つをバランスよく味わうことができる料理です」と話します。
日本の焼きそばは細い麺ですがパッタイの麺はお米からできたもちもちとした太麺。
口に運ぶと、甘みの奥にある辛味、そして塩味、酸味…と深い味わいを楽しむことができます。
お好みでナンプラー・お酢・砂糖・一味をプラスするとまた違った味わいになります。砂糖は現地の方がよくするアレンジ方法なんだそう。

繋がり、出会いを大切に

「個人店なので人と人との繋がりを大切にしています」と話す林さん。気さくな店主やお店の雰囲気、お料理から常連の方が多く、常連同士のつながりもあるといいます。店内でライブや映画を上映することもあるそうですよ。

店内に入ると世界の料理だけではなく、新しい世界観に出会うことができる素敵な空間が広がります。一度足を運ぶとまた行きたくなる方も多い理由がわかります。
世界の料理とお酒『ハヤシ商店』
住所:札幌市北区北9条西2丁目2番地
営業時間:ランチ 火曜日、木曜日、土曜日 午前11時半〜午後3時(L.O.午後2時半)
ディナー 月曜日〜土曜日 午後5時半〜午後11時半(フードL.O.午後10時/ドリンクL.O.午後11時)
定休日:日曜日
電話番号:011-838-8265
公式ホームページ:https://hayashi-shoten-sapporo.shopinfo.jp
Instagram:@hayashi.shoten.sapporo

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

世界を旅して

「1年かけて世界を旅しました。行き先を決めずバックパッカーとして中国をスタートし、東南アジアを自転車で渡り、20カ国ほど周ってトルコで365日経ったので帰国しました」と話す兄の林さん。

帰国後は10年ほど飲食関係で働きながらお店オープンへ向けて勉強。弟さんも同じく旅をすることが好きで調理学校を卒業後、各国の料理に触れ合いながら世界を旅していたとのこと。

世界を巡った旅好き兄弟2人で2018年多国籍料理店をオープンしました。

世界を旅した経験を活かしてお店のテーマは“旅”に。旅していた際に触れ合った食文化を再現し、札幌市にいながら世界を旅したかのような非日常空間を味わうことができます。

近隣のお店は“仲間”

お店は札幌駅北口から徒歩5分ほどのところにあります。

「ここ、実家なんです。元々は祖父が大工道具店を切り盛りしていて、そこをリノベーションしました。業態は異なりますが、同じ場所で商売を続けることができているというのはとても嬉しいですね」と林さん。

生まれ育った札幌駅の北口エリアを守って行きたいという思いもあり、地域のつながりを大切にしています。近くのお店はライバルではなく“仲間”。お互いのお店をおすすめし合うようなアットホームなエリアの雰囲気も魅力のひとつです。

林さんは「北口エリアは、周辺のお店でお客さんを奪い合うのではなく助け合い、共有しあっています。お店同士も仲が良く、スタンプラリーなどイベントもよく開催しています」と話します。
実家をリノベーションした店内。内装は世界を旅したアーティストが手がけており、店内で世界を表現しています。

キッチンはアジア、バーカウンターはアフリカ、天井はチベットの空の色…などというようにお店に入った瞬間、視界から世界を感じることができます。座る席によって見える世界が変わるという面白さも。

ランチメニューは2種のみ!


「ハヤシ商店のハヤシライス(850円 税込)」+「揚げ目玉焼きトッピング(100円 税込)」

ランチタイムは、定番のハヤシライスと月替わりメニューの2種のみです。

月替わりメニューは世界各国の料理。他ではなかなか味わうことができない珍しい料理にも出会うことができます。「2ヶ月に1回は攻めたメニューを出しています。結構コアなところも…」と今までに20カ国ほどの世界料理を再現してきたといいます。
定番の「ハヤシ商店のハヤシライス(850円 税込)」はランチだけの限定メニュー。
「初めハヤシ商店の店主の名前が林だから…という軽い感じでハヤシライスをランチで始めてみました」と林さん。

今では「ハヤシ商店のハヤシライス」を求め多くの方がお店に足を運びます。玉ねぎ、牛肉、キノコを赤ワインとシェリー酒でフランベしてオリジナルのデミグラスソースで煮込んだハヤシライス。まろやかでありながら、コクがあります。
おすすめは揚げ目玉焼きのトッピング。ハヤシライスに揚げ目玉焼き、珍しい組み合わせですが…
「タイに行った際によく揚げ目玉焼きを食べていました。兄弟揃って好物だったということもあり、ハヤシライスと組み合わせてみたら相性がよくて」と話します。

中は程よい半熟加減で、ハヤシライスの旨味をより引き立てていますよ。

ディナータイムは世界の料理とお酒


「パッタイ(980円 税込)」

ディナータイムは世界各国の料理とお酒を楽しむことができます。お酒はビールだけで20カ国、その他にも世界の珍しいワインなど全100種類ほど扱っています。

フードメニューは13カ国の世界料理がありますが、特に人気なのが「パッタイ(980円 税込)」。1組1つは必ず注文すると言っても過言ではないという定番かつ大人気メニューです。1皿で2人ほどでシェアできるほどボリュームたっぷりです。

「パッタイはタイの焼きそばです。タイ料理って甘み、塩味、酸味、辛味が特徴って言われているんですけど、パッタイは特にその4つをバランスよく味わうことができる料理です」と話します。
日本の焼きそばは細い麺ですがパッタイの麺はお米からできたもちもちとした太麺。
口に運ぶと、甘みの奥にある辛味、そして塩味、酸味…と深い味わいを楽しむことができます。
お好みでナンプラー・お酢・砂糖・一味をプラスするとまた違った味わいになります。砂糖は現地の方がよくするアレンジ方法なんだそう。

繋がり、出会いを大切に

「個人店なので人と人との繋がりを大切にしています」と話す林さん。気さくな店主やお店の雰囲気、お料理から常連の方が多く、常連同士のつながりもあるといいます。店内でライブや映画を上映することもあるそうですよ。

店内に入ると世界の料理だけではなく、新しい世界観に出会うことができる素敵な空間が広がります。一度足を運ぶとまた行きたくなる方も多い理由がわかります。
世界の料理とお酒『ハヤシ商店』
住所:札幌市北区北9条西2丁目2番地
営業時間:ランチ 火曜日、木曜日、土曜日 午前11時半〜午後3時(L.O.午後2時半)
ディナー 月曜日〜土曜日 午後5時半〜午後11時半(フードL.O.午後10時/ドリンクL.O.午後11時)
定休日:日曜日
電話番号:011-838-8265
公式ホームページ:https://hayashi-shoten-sapporo.shopinfo.jp
Instagram:@hayashi.shoten.sapporo

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

千葉柚果

学生ライター

札幌在住の大学生。よく笑い、よく食べ、よく喋ります!カフェ巡り、カメラで写真を 撮る時間が大好き。流行りのもの面白いものを見つけると飛んでいきます。新しい場所、流行りそうなものを、いち早く体験取材をし、テレビSASARUでもナビゲートしています。

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