2022.9.25

グルメ

藻岩の麓"おしゃれ美味しいエリア"新店! 食感と旨味がたまらない“高加水パン”【札幌】

「高加水パン」というパンの種類をご存知ですか?
通常の製法に比べて水分を多く含むパンのことで、高い水分量により食感と旨味が引き出されるのが特長です。

今年8月、札幌市中央区の市電ロープウェイ駅の近くに、高加水パンのお店「bakery harry(ベーカリーハリー)」がオープンしました。店内はシンプルな食パンから惣菜系のパンまで実にバリエーション豊か。「おいしい」だけじゃないお店の魅力を取材してきました。

「高加水パン」に魅せられて・・・

「自分たちがおいしいと思うものをお客様に届けたい」お店に並んでいるパンへの想いをお話くださったのは、bakery harryのマネージャー 土肥 正人さん。

そんな土肥さんが高加水パンのお店を開こうと思ったのは、昨年、九州のとあるお店から取り寄せた高加水パンを食べたことがきっかけだったそう。

1年あまり試行錯誤を重ねた同店のパンは、小麦粉100%に対して水分量80~100%と非常に多くの水分を含んでおり、その食感はまさにしっとりもっちりの二重奏。小麦の甘みと旨みが噛むほどに口の中で広がります。

いろとりどりの高加水パンがずらり

お店にはそんな高加水パンをベースに作られた数々のパンが並んでいます。

あんぱんのあんこには愛知県豊橋市の老舗和菓子店「御菓子所 絹与」がオリジナル開発したものを使うなど、店内のパンそれぞれに素材を厳選。

ブリオッシュ系の惣菜パンにはローストビーフやブリカツなどのサンドパンがあり、bakery harryならではの品揃えを楽しむことができますよ。

高加水パンの旨みを堪能するなら「しずく」や「塩パン」がおすすめ!

高加水パンのおいしさを味わうのに特におすすめなのが、しずく系のパンやお子様に人気の塩パン(140円 税込)なのだとか。

「しずく」にも種類があり、外はカリッ、中はもちっとした食感を味わえる加水率100%以上の「しずく(230円 税込)」や札幌で有名なチョコレート専門店「SATURDAYS」のチョコを加えた「チョコの雫(320円 税込)」も人気です。

9月には新商品の「ピーカンナッツとチョコの雫(400円 税込)」も登場しています。

AIでパンを識別!?最先端のレジシステムを導入

bakerry harryのレジでは最先端システムのお会計が体験できます。

AIによる画像識別技術を駆使した「BakeryScan(ベーカリースキャン)」は、パンのトレイをカウンターに置くと自動でパンをスキャンし合計金額を表示します。代金はお客さん自らが精算するセミセルフ形式。

こちらのシステム、対面式のレジでは同店が札幌市内初導入とのこと! 修正データを学習し、日を追うごとに精度を上げているのだそうですよ。

店員さんのレジ業務を削減し、その分お客様とコミュニケーションを取ってほしいという土肥さんの思いが体現されています。

実際、お客様と接する店員さんはとても雰囲気がよく、さりげない会話でお会計のちょっとした時間も楽しく過ごすことができ、「元気をもらえるパン屋さん」だなと感じたのでした。

季節に応じた新しいパンも続々登場

取材当日に新発売されたパンも。「ボロネーゼのオープンサンド(写真右  330円 税込)」はスライスしたしずくパンに、国産牛すね肉で作られたボロネーゼがのっています。トマト、チーズの旨みもいい仕事をしており大満足の一品。

また、「おいしい抹茶をいただいたので…」と当日限定で販売されていたのは「栗と抹茶の雫(写真左 270 円 税込)」。季節や素材によって、その日だけの限定品などといったすてきな出会いがあるかもしれません。

地域に愛されるパン屋さんに

「お休みの日などにリラックスした雰囲気で来店してほしい」と話す土肥さん。パンを児童施設に寄贈するなど、社会貢献活動もされてきました。
「地域に愛されるパン屋さん」を目指すbakery harryは、おなかも心も満たされるすてきなお店でした。
bakery harry(ベーカリーハリー)

住所:札幌市中央区南19条西16丁目7-10 BlueTulip内
電話番号:011-522-5552
営業時間:午前9時~午後4時(売り切れ次第終了・冬期は営業時間変更の可能性ありSNSにて要確認)
定休日:休業日はInstagramにて要確認
駐車場:あり(5台)
Instagram:@harry.sapporo

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

「高加水パン」に魅せられて・・・

「自分たちがおいしいと思うものをお客様に届けたい」お店に並んでいるパンへの想いをお話くださったのは、bakery harryのマネージャー 土肥 正人さん。

そんな土肥さんが高加水パンのお店を開こうと思ったのは、昨年、九州のとあるお店から取り寄せた高加水パンを食べたことがきっかけだったそう。

1年あまり試行錯誤を重ねた同店のパンは、小麦粉100%に対して水分量80~100%と非常に多くの水分を含んでおり、その食感はまさにしっとりもっちりの二重奏。小麦の甘みと旨みが噛むほどに口の中で広がります。

いろとりどりの高加水パンがずらり

お店にはそんな高加水パンをベースに作られた数々のパンが並んでいます。

あんぱんのあんこには愛知県豊橋市の老舗和菓子店「御菓子所 絹与」がオリジナル開発したものを使うなど、店内のパンそれぞれに素材を厳選。

ブリオッシュ系の惣菜パンにはローストビーフやブリカツなどのサンドパンがあり、bakery harryならではの品揃えを楽しむことができますよ。

高加水パンの旨みを堪能するなら「しずく」や「塩パン」がおすすめ!

高加水パンのおいしさを味わうのに特におすすめなのが、しずく系のパンやお子様に人気の塩パン(140円 税込)なのだとか。

「しずく」にも種類があり、外はカリッ、中はもちっとした食感を味わえる加水率100%以上の「しずく(230円 税込)」や札幌で有名なチョコレート専門店「SATURDAYS」のチョコを加えた「チョコの雫(320円 税込)」も人気です。

9月には新商品の「ピーカンナッツとチョコの雫(400円 税込)」も登場しています。

AIでパンを識別!?最先端のレジシステムを導入

bakerry harryのレジでは最先端システムのお会計が体験できます。

AIによる画像識別技術を駆使した「BakeryScan(ベーカリースキャン)」は、パンのトレイをカウンターに置くと自動でパンをスキャンし合計金額を表示します。代金はお客さん自らが精算するセミセルフ形式。

こちらのシステム、対面式のレジでは同店が札幌市内初導入とのこと! 修正データを学習し、日を追うごとに精度を上げているのだそうですよ。

店員さんのレジ業務を削減し、その分お客様とコミュニケーションを取ってほしいという土肥さんの思いが体現されています。

実際、お客様と接する店員さんはとても雰囲気がよく、さりげない会話でお会計のちょっとした時間も楽しく過ごすことができ、「元気をもらえるパン屋さん」だなと感じたのでした。

季節に応じた新しいパンも続々登場

取材当日に新発売されたパンも。「ボロネーゼのオープンサンド(写真右  330円 税込)」はスライスしたしずくパンに、国産牛すね肉で作られたボロネーゼがのっています。トマト、チーズの旨みもいい仕事をしており大満足の一品。

また、「おいしい抹茶をいただいたので…」と当日限定で販売されていたのは「栗と抹茶の雫(写真左 270 円 税込)」。季節や素材によって、その日だけの限定品などといったすてきな出会いがあるかもしれません。

地域に愛されるパン屋さんに

「お休みの日などにリラックスした雰囲気で来店してほしい」と話す土肥さん。パンを児童施設に寄贈するなど、社会貢献活動もされてきました。
「地域に愛されるパン屋さん」を目指すbakery harryは、おなかも心も満たされるすてきなお店でした。
bakery harry(ベーカリーハリー)

住所:札幌市中央区南19条西16丁目7-10 BlueTulip内
電話番号:011-522-5552
営業時間:午前9時~午後4時(売り切れ次第終了・冬期は営業時間変更の可能性ありSNSにて要確認)
定休日:休業日はInstagramにて要確認
駐車場:あり(5台)
Instagram:@harry.sapporo

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)
 

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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