2022.7.29

グルメ

「ど迫力!」噂のウニの冷製パスタ…お手頃価格で濃厚な道産ウニたっぷり【札幌】

SASARU編集部

北海道素材で作るイタリアンは、本当に美味しい!

世界三大漁場のひとつに包まれた北海道。とても個性豊かな海域は、抜群の豊かさを誇ります。また畑も、豊富な降雪による水の豊かさと多彩な土壌により、複雑な旨味の強い野菜やフルーツができる日本最強の食糧基地であるのはいうまでもありません。

そんな北海道の土地でイタリアンを作るとどうなるか? おそらく本場イタリアのイタリアンより少し味が複雑で旨味が強くなると思うのです。
ですからあえてシンプルな手法を使って、ダイナミックに素材の美味しさを味わう。それが北海道イタリアンなのではないかと、個人的には考えています。

 

北海道イタリアンのパイオニアの、ウニスパへのこだわり

そんな未来の明るい北海道イタリアンのパイオニアとして、テロワール(その土地ならではのおいしさ)にこだわって頑張ってきたリストランテ&バルが、今回訪問した「ミアボッカ 札幌駅北口店」です。

今日の訪問の目的はずばり、「北海道産塩水ウニの冷製スパゲティ」(通称「ウニスパ」)です。毎年大好評の季節限定メニューで、今年は8月16日(火)までの販売です!

よし、今回はウニの量が倍の「ウニダブル」にしよう!
通常サイズは1,780円(税込)で、ウニダブルはプラス980円(税込)です。

今回のウニは根室産。三方向を海に囲まれ、昆布の産地でもあるので、それを餌とするウニの風味は素晴らしい。エゾバフンウニもムラサキウニも美味しい名産地です。

ど迫力なウニスパ、見参!

「ウニスパ」がテーブルに来て見てびっくり! ウニがパスタからソフトクリームのトッピングのような勢いで盛り上がっています。

実際、ウニはアイスクリームのようです、というのもとても形が崩れやすいのです。
ウニは通常ミョウバンを使わないと、長い間保存ができずに溶けてしまいます。しかし道外の方ではこのミョウバンを使って形が固められたウニを本来だと思ってしまう人もいます。もちろんミョウバンの使用によって風味も変わってしまいます。

今回この「ウニスパ」で使っている塩水ウニは、海水と同じ塩分濃度の水にむき身を浮かせるというものです。
この方法でウニ本来の風味を味わえるものの、ミョウバン使用時のように長く保存は効かないという、まさに熱に溶けてしまうアイスクリームのように保存が難しいのです。

北海道のウニは世界最強!

それでは早速食べてみましょう。びっくりするほどのコクのある甘さ! ナッツやパッションフルーツのように濃厚かつ軽やかです。
そして根室の海の旨味をバッチリ感じる。そして目をつぶると思い出す道東に滞在していた幼少期に良く食べていた、根室の昆布やシーフードのミネラルの強い風味を感じます。

私は、昆布を存分に食べて育った北海道のウニはダントツで世界最高のクオリティだと思います。それを風味を損ねない塩水ウニで食べるのですから、おいしいはずです。

細麺の質感がたまらない

パスタは細麺のカペッリーニを使用。アルデンテできっちり冷やされ、そこに塩味とウニの旨味、ハーブの風味が絡んで素晴らしい充実感。それに加えて昆布とホタテのダシで補強された海の恵みの味が、麺にもしっかりまとわりついています。

そのダシの風味がさらに麺を冷たく感じさせて、一層おいしいのです。

ウニはどんぶり飯より冷製パスタで食べた方が美味しいと、この時感じました。

ウニご飯として食べるのであればウニ丼は最高でしょうが、ウニそのものの旨味を純粋に楽しみたいのであれば、熱でクオリティを損ねない細麺の冷製パスタは「ウニスパ」を味わうには最高かもしれません。
(ウニの産地は期間内であっても変わることがあります。ご了承下さい。)
 

冷感も調味料?

冷たさもまたウニを味わうには必要不可欠な調味料と言えるでしょう。

それだけにフォークも冷たくしてサーブしてくれたのが心にくい。

冷たい触感が心地よいだけではなく、パスタの冷たさをキープしてくれるし、ウニの中に潜む海のミネラルや昆布の香りをいっそう感じる事ができるようにも思います。

ベストペアリングなワインはこれ!

こちらのお店では、ワインはイタリアンとしての個性を活かすため、あえてイタリアワインをメインとしています。個人的にはイタリアワインは主なフランスワインよりも個性が柔らかく、フードペアリングにおいて実力を発揮すると思います。

ヴェネト州のおすすめの白ワイン、MASI(マッジ)がつくる「モデッロ・ビアンコ」(グラス580円、ボトル特別価格2,980円 いずれも税込)をおすすめしてくれました。

亜硫酸塩の影響が弱く、製造工程もヴィーガンに配慮したナチュラル志向のものです。フローラル、レモン、青リンゴ、そしてトマトの旨味を感じるものでした。
葡萄品種はピノグリージョ(ビノグリ)ピノビアンコ(ピノブラン)ヴェルドゥッツォシャルドネなど。

その華やかなワインの中の旨味がウニの旨味と見事につながります。ミネラルとフルーツ感がマッチして、まるで根室の海の中に舌が潜り込んだようです。
お互いの個性が影響し合い、ミネラルやヨード、トロピカルフルーツやベリーのようにウニスパの味が味変を起こします。

特にピノ系の旨味、シャルドネのフルーツ感が際立ちます。低めの温度で飲むとおいしいですね。(ピノグリやシャルドネとシーフードの相性の良さは、最近北海道のワインでも証明されてきています。)

パスタに絡められたダシの旨味とのアンサンブルもばっちり、口福

クラフトビアとのペアリングも良し

クラフトビアと合わせるという選択もあります。
スタッフの方のおすすめは、キリンビールが作るこだわりのクラフトビア、スプリングバレー「オンザクラウド」(650円 税込)。普通のビールのように大麦を使うのではなく代わりに小麦を使う、いわゆるウィートビール(ヴァイツェンタイプ)です。

ホップは、ニュージーランドのものを使用。白ワインテイストを目指したネルソンソーヴィンを使っているのでとても軽やか。普通のウィートビールがバナナや洋梨などのメロウな風味を出すのに対し、このオンザクラウドは柑橘に近いニュアンスを感じます。

ワインと比べて、ウニスパの余韻をスッキリさせる感じが強いです。これもまた快適。

ワインと前菜でも楽しめる

ワインと前菜(オードブル)のみで楽しむこともできるリストランテ&バルですから、それらも充実しています。

今回は「前菜2種盛り合わせ&ドリンクセット」(500円 税込)をオーダー。マリネしたキノコと、ボイルしたブロッコリーでした。ドリンクはコーヒーです。キノコのオリーブオイルとヴィネガーの風味、そしてブロッコリの塩加減が絶妙でした。

月ごとの限定パスタも面白い

今月は、「勇払産鶏とズッキーニのクリームソース レモン添え」(1,280円 税込)が限定パスタとして登場。

まずチキンの質感が本当に緻密でおいしい。そしてクリームソースにレモンを加えることにより、よりもっちりねっとりとしながら風味豊かなパスタへ変身します。白ワインとももちろん良い感じ!

目印はこの看板

場所が少し分かりにくいかもしれません。札幌駅北口から出てすぐ左折し、北7条通りに入ります。信号を超えて、ヨドバシカメラの対向車線側にあります。
赤い入り口が印象的ですが、少し分かりにくいかもしれませんので、よろしければこの印象的なディスプレイを目印にしてください。
(ライター:大山幸彦)

Mia Bocca 札幌駅北口店
住所:札幌市北区北7条西5丁目 ストーク札幌1F
電話: 011-736-6677
営業時間:
平日→
ランチ:午前11時30分~午後3時
ディナー:午後5時〜午後11時
※土曜日 午前11時~午後11時
※日・祝日 午前11時~午後10時
(L.O.:フード1時間前、ドリンク30分前)
席数:59席
駐車場:無
Webサイト:https://www.eastone.co.jp/mia-bocca/
Instagram:miabocca_official

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

北海道イタリアンのパイオニアの、ウニスパへのこだわり

そんな未来の明るい北海道イタリアンのパイオニアとして、テロワール(その土地ならではのおいしさ)にこだわって頑張ってきたリストランテ&バルが、今回訪問した「ミアボッカ 札幌駅北口店」です。

今日の訪問の目的はずばり、「北海道産塩水ウニの冷製スパゲティ」(通称「ウニスパ」)です。毎年大好評の季節限定メニューで、今年は8月16日(火)までの販売です!

よし、今回はウニの量が倍の「ウニダブル」にしよう!
通常サイズは1,780円(税込)で、ウニダブルはプラス980円(税込)です。

今回のウニは根室産。三方向を海に囲まれ、昆布の産地でもあるので、それを餌とするウニの風味は素晴らしい。エゾバフンウニもムラサキウニも美味しい名産地です。

ど迫力なウニスパ、見参!

「ウニスパ」がテーブルに来て見てびっくり! ウニがパスタからソフトクリームのトッピングのような勢いで盛り上がっています。

実際、ウニはアイスクリームのようです、というのもとても形が崩れやすいのです。
ウニは通常ミョウバンを使わないと、長い間保存ができずに溶けてしまいます。しかし道外の方ではこのミョウバンを使って形が固められたウニを本来だと思ってしまう人もいます。もちろんミョウバンの使用によって風味も変わってしまいます。

今回この「ウニスパ」で使っている塩水ウニは、海水と同じ塩分濃度の水にむき身を浮かせるというものです。
この方法でウニ本来の風味を味わえるものの、ミョウバン使用時のように長く保存は効かないという、まさに熱に溶けてしまうアイスクリームのように保存が難しいのです。

北海道のウニは世界最強!

それでは早速食べてみましょう。びっくりするほどのコクのある甘さ! ナッツやパッションフルーツのように濃厚かつ軽やかです。
そして根室の海の旨味をバッチリ感じる。そして目をつぶると思い出す道東に滞在していた幼少期に良く食べていた、根室の昆布やシーフードのミネラルの強い風味を感じます。

私は、昆布を存分に食べて育った北海道のウニはダントツで世界最高のクオリティだと思います。それを風味を損ねない塩水ウニで食べるのですから、おいしいはずです。

細麺の質感がたまらない

パスタは細麺のカペッリーニを使用。アルデンテできっちり冷やされ、そこに塩味とウニの旨味、ハーブの風味が絡んで素晴らしい充実感。それに加えて昆布とホタテのダシで補強された海の恵みの味が、麺にもしっかりまとわりついています。

そのダシの風味がさらに麺を冷たく感じさせて、一層おいしいのです。

ウニはどんぶり飯より冷製パスタで食べた方が美味しいと、この時感じました。

ウニご飯として食べるのであればウニ丼は最高でしょうが、ウニそのものの旨味を純粋に楽しみたいのであれば、熱でクオリティを損ねない細麺の冷製パスタは「ウニスパ」を味わうには最高かもしれません。
(ウニの産地は期間内であっても変わることがあります。ご了承下さい。)
 

冷感も調味料?

冷たさもまたウニを味わうには必要不可欠な調味料と言えるでしょう。

それだけにフォークも冷たくしてサーブしてくれたのが心にくい。

冷たい触感が心地よいだけではなく、パスタの冷たさをキープしてくれるし、ウニの中に潜む海のミネラルや昆布の香りをいっそう感じる事ができるようにも思います。

ベストペアリングなワインはこれ!

こちらのお店では、ワインはイタリアンとしての個性を活かすため、あえてイタリアワインをメインとしています。個人的にはイタリアワインは主なフランスワインよりも個性が柔らかく、フードペアリングにおいて実力を発揮すると思います。

ヴェネト州のおすすめの白ワイン、MASI(マッジ)がつくる「モデッロ・ビアンコ」(グラス580円、ボトル特別価格2,980円 いずれも税込)をおすすめしてくれました。

亜硫酸塩の影響が弱く、製造工程もヴィーガンに配慮したナチュラル志向のものです。フローラル、レモン、青リンゴ、そしてトマトの旨味を感じるものでした。
葡萄品種はピノグリージョ(ビノグリ)ピノビアンコ(ピノブラン)ヴェルドゥッツォシャルドネなど。

その華やかなワインの中の旨味がウニの旨味と見事につながります。ミネラルとフルーツ感がマッチして、まるで根室の海の中に舌が潜り込んだようです。
お互いの個性が影響し合い、ミネラルやヨード、トロピカルフルーツやベリーのようにウニスパの味が味変を起こします。

特にピノ系の旨味、シャルドネのフルーツ感が際立ちます。低めの温度で飲むとおいしいですね。(ピノグリやシャルドネとシーフードの相性の良さは、最近北海道のワインでも証明されてきています。)

パスタに絡められたダシの旨味とのアンサンブルもばっちり、口福

クラフトビアとのペアリングも良し

クラフトビアと合わせるという選択もあります。
スタッフの方のおすすめは、キリンビールが作るこだわりのクラフトビア、スプリングバレー「オンザクラウド」(650円 税込)。普通のビールのように大麦を使うのではなく代わりに小麦を使う、いわゆるウィートビール(ヴァイツェンタイプ)です。

ホップは、ニュージーランドのものを使用。白ワインテイストを目指したネルソンソーヴィンを使っているのでとても軽やか。普通のウィートビールがバナナや洋梨などのメロウな風味を出すのに対し、このオンザクラウドは柑橘に近いニュアンスを感じます。

ワインと比べて、ウニスパの余韻をスッキリさせる感じが強いです。これもまた快適。

ワインと前菜でも楽しめる

ワインと前菜(オードブル)のみで楽しむこともできるリストランテ&バルですから、それらも充実しています。

今回は「前菜2種盛り合わせ&ドリンクセット」(500円 税込)をオーダー。マリネしたキノコと、ボイルしたブロッコリーでした。ドリンクはコーヒーです。キノコのオリーブオイルとヴィネガーの風味、そしてブロッコリの塩加減が絶妙でした。

月ごとの限定パスタも面白い

今月は、「勇払産鶏とズッキーニのクリームソース レモン添え」(1,280円 税込)が限定パスタとして登場。

まずチキンの質感が本当に緻密でおいしい。そしてクリームソースにレモンを加えることにより、よりもっちりねっとりとしながら風味豊かなパスタへ変身します。白ワインとももちろん良い感じ!

目印はこの看板

場所が少し分かりにくいかもしれません。札幌駅北口から出てすぐ左折し、北7条通りに入ります。信号を超えて、ヨドバシカメラの対向車線側にあります。
赤い入り口が印象的ですが、少し分かりにくいかもしれませんので、よろしければこの印象的なディスプレイを目印にしてください。
(ライター:大山幸彦)

Mia Bocca 札幌駅北口店
住所:札幌市北区北7条西5丁目 ストーク札幌1F
電話: 011-736-6677
営業時間:
平日→
ランチ:午前11時30分~午後3時
ディナー:午後5時〜午後11時
※土曜日 午前11時~午後11時
※日・祝日 午前11時~午後10時
(L.O.:フード1時間前、ドリンク30分前)
席数:59席
駐車場:無
Webサイト:https://www.eastone.co.jp/mia-bocca/
Instagram:miabocca_official

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

SASARU編集部

2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。

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