スープの一面が“焦がしラード”で覆われている。北海道の旭川市にある「蜂屋」は70年以上の歴史をもつ老舗ラーメン店。同店が提供する一杯は、香ばしい風味が病みつきになる味わいだ。
“焦がしラード”香る一杯
スープに浮かぶ「蜂屋特製焦がしラード」
お客さんの8割が注文するしょうゆ味。“蜂屋特製焦がしラード”の正体は豚の脂だ。だしを取る時に出てくる脂と背脂を焦がし、透明なラードと合わせる。熱を保つとともに、豚骨の臭み消しにもなっている。
ベースは豚の背骨やゲンコツとアジを8時間炊いた“Wスープ”。そこに、特製のしょうゆダレを加える。焦がし脂の香ばしさが鼻を抜けるとともに、あっさりスープにパンチ力をプラス。
さらに、同店は水にもこだわる。スープには旭川の地下水を使用。「ミネラルが豊富で、火を入れると甘みが出るんです」と話す株式会社蜂屋の専務取締役・加藤信晶さん。さっぱりしたスープだが、後味にほのかな甘みも感じる。
さらに、同店は水にもこだわる。スープには旭川の地下水を使用。「ミネラルが豊富で、火を入れると甘みが出るんです」と話す株式会社蜂屋の専務取締役・加藤信晶さん。さっぱりしたスープだが、後味にほのかな甘みも感じる。
アジと豚骨の“Wスープ”
店裏の工場で製麺する「自家製中太ちぢれ麺」
地下水を使用しているのは麺も同じだ。白みがかった麺は、自家製の中太ちぢれ。お店の裏の工場で、その日に使う分のみを製麺する。麺に含まれている水の割合が低いため、水分をよく吸う。スープが染みこみ、しっとりとした食感だ。
しょうゆラーメンは「塩ダレ」無しでは完成しない?
同店に足を運んだら、「しお (800円 税込)」も是非食べていただきたい。「しょうゆ (800円 税込)」は大人気の一品だが、だしと合わせるしょうゆダレには“塩ダレ”が半分以上入っている。
レシピは一切公開されていないが、その存在無しでは「しょうゆ」は完成しない。アジのうま味や焦がしラードのパンチ力をより強く感じる一杯だ。
(ライター:宮森健太朗)
レシピは一切公開されていないが、その存在無しでは「しょうゆ」は完成しない。アジのうま味や焦がしラードのパンチ力をより強く感じる一杯だ。
(ライター:宮森健太朗)
蜂屋 旭川本店
住所:北海道旭川市3条通15丁目
営業時間:午前10時〜午後3時20分
定休日:水曜日
Instagram:@hachiya19471208
(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は公式アカウントなどでご確認ください)
住所:北海道旭川市3条通15丁目
営業時間:午前10時〜午後3時20分
定休日:水曜日
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“焦がしラード”香る一杯
スープに浮かぶ「蜂屋特製焦がしラード」
お客さんの8割が注文するしょうゆ味。“蜂屋特製焦がしラード”の正体は豚の脂だ。だしを取る時に出てくる脂と背脂を焦がし、透明なラードと合わせる。熱を保つとともに、豚骨の臭み消しにもなっている。
アジと豚骨の“Wスープ”
ベースは豚の背骨やゲンコツとアジを8時間炊いた“Wスープ”。そこに、特製のしょうゆダレを加える。焦がし脂の香ばしさが鼻を抜けるとともに、あっさりスープにパンチ力をプラス。
さらに、同店は水にもこだわる。スープには旭川の地下水を使用。「ミネラルが豊富で、火を入れると甘みが出るんです」と話す株式会社蜂屋の専務取締役・加藤信晶さん。さっぱりしたスープだが、後味にほのかな甘みも感じる。
さらに、同店は水にもこだわる。スープには旭川の地下水を使用。「ミネラルが豊富で、火を入れると甘みが出るんです」と話す株式会社蜂屋の専務取締役・加藤信晶さん。さっぱりしたスープだが、後味にほのかな甘みも感じる。
店裏の工場で製麺する「自家製中太ちぢれ麺」
地下水を使用しているのは麺も同じだ。白みがかった麺は、自家製の中太ちぢれ。お店の裏の工場で、その日に使う分のみを製麺する。麺に含まれている水の割合が低いため、水分をよく吸う。スープが染みこみ、しっとりとした食感だ。
しょうゆラーメンは「塩ダレ」無しでは完成しない?
同店に足を運んだら、「しお (800円 税込)」も是非食べていただきたい。「しょうゆ (800円 税込)」は大人気の一品だが、だしと合わせるしょうゆダレには“塩ダレ”が半分以上入っている。
レシピは一切公開されていないが、その存在無しでは「しょうゆ」は完成しない。アジのうま味や焦がしラードのパンチ力をより強く感じる一杯だ。
(ライター:宮森健太朗)
レシピは一切公開されていないが、その存在無しでは「しょうゆ」は完成しない。アジのうま味や焦がしラードのパンチ力をより強く感じる一杯だ。
(ライター:宮森健太朗)
蜂屋 旭川本店
住所:北海道旭川市3条通15丁目
営業時間:午前10時〜午後3時20分
定休日:水曜日
Instagram:@hachiya19471208
(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は公式アカウントなどでご確認ください)
住所:北海道旭川市3条通15丁目
営業時間:午前10時〜午後3時20分
定休日:水曜日
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2019年初夏に誕生した「SASARU」編集部では北海道民や北海道外に住む道産子、北海道が大好きな方…多くの人の心に刺さる北海道の話題や、つい押ささってしまう情報を集めています。編集部では、読んでくれる皆さんの日常生活に「SASARU」が染み入るように、日々企画を考え取材をしています。 読まさる記事、見ささる記事が、皆さんの心にささりますように。