2022.4.11

グルメ

うま味の秘訣は「アジ&豚骨」…焦がしラード香る"Wスープ"のしょうゆラーメン 蜂屋【旭川】

 スープの一面が“焦がしラード”で覆われている。北海道の旭川市にある「蜂屋」は70年以上の歴史をもつ老舗ラーメン店。同店が提供する一杯は、香ばしい風味が病みつきになる味わいだ。

“焦がしラード”香る一杯


スープに浮かぶ「蜂屋特製焦がしラード」

 お客さんの8割が注文するしょうゆ味。“蜂屋特製焦がしラード”の正体は豚の脂だ。だしを取る時に出てくる脂と背脂を焦がし、透明なラードと合わせる。熱を保つとともに、豚骨の臭み消しにもなっている。
 ベースは豚の背骨やゲンコツとアジを8時間炊いた“Wスープ”。そこに、特製のしょうゆダレを加える。焦がし脂の香ばしさが鼻を抜けるとともに、あっさりスープにパンチ力をプラス。

 さらに、同店は水にもこだわる。スープには旭川の地下水を使用。「ミネラルが豊富で、火を入れると甘みが出るんです」と話す株式会社蜂屋の専務取締役・加藤信晶さん。さっぱりしたスープだが、後味にほのかな甘みも感じる。
 

アジと豚骨の“Wスープ”


店裏の工場で製麺する「自家製中太ちぢれ麺」

 地下水を使用しているのは麺も同じだ。白みがかった麺は、自家製の中太ちぢれ。お店の裏の工場で、その日に使う分のみを製麺する。麺に含まれている水の割合が低いため、水分をよく吸う。スープが染みこみ、しっとりとした食感だ。

しょうゆラーメンは「塩ダレ」無しでは完成しない?

 同店に足を運んだら、「しお (800円 税込)」も是非食べていただきたい。「しょうゆ (800円 税込)」は大人気の一品だが、だしと合わせるしょうゆダレには“塩ダレ”が半分以上入っている。

 レシピは一切公開されていないが、その存在無しでは「しょうゆ」は完成しない。アジのうま味や焦がしラードのパンチ力をより強く感じる一杯だ。
蜂屋 旭川本店
住所:北海道旭川市3条通15丁目
営業時間:午前10時〜午後3時20分
定休日:水曜日
Instagram:@hachiya19471208 

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は公式アカウントなどでご確認ください)

“焦がしラード”香る一杯


スープに浮かぶ「蜂屋特製焦がしラード」

 お客さんの8割が注文するしょうゆ味。“蜂屋特製焦がしラード”の正体は豚の脂だ。だしを取る時に出てくる脂と背脂を焦がし、透明なラードと合わせる。熱を保つとともに、豚骨の臭み消しにもなっている。

アジと豚骨の“Wスープ”

 ベースは豚の背骨やゲンコツとアジを8時間炊いた“Wスープ”。そこに、特製のしょうゆダレを加える。焦がし脂の香ばしさが鼻を抜けるとともに、あっさりスープにパンチ力をプラス。

 さらに、同店は水にもこだわる。スープには旭川の地下水を使用。「ミネラルが豊富で、火を入れると甘みが出るんです」と話す株式会社蜂屋の専務取締役・加藤信晶さん。さっぱりしたスープだが、後味にほのかな甘みも感じる。
 

店裏の工場で製麺する「自家製中太ちぢれ麺」

 地下水を使用しているのは麺も同じだ。白みがかった麺は、自家製の中太ちぢれ。お店の裏の工場で、その日に使う分のみを製麺する。麺に含まれている水の割合が低いため、水分をよく吸う。スープが染みこみ、しっとりとした食感だ。

しょうゆラーメンは「塩ダレ」無しでは完成しない?

 同店に足を運んだら、「しお (800円 税込)」も是非食べていただきたい。「しょうゆ (800円 税込)」は大人気の一品だが、だしと合わせるしょうゆダレには“塩ダレ”が半分以上入っている。

 レシピは一切公開されていないが、その存在無しでは「しょうゆ」は完成しない。アジのうま味や焦がしラードのパンチ力をより強く感じる一杯だ。
蜂屋 旭川本店
住所:北海道旭川市3条通15丁目
営業時間:午前10時〜午後3時20分
定休日:水曜日
Instagram:@hachiya19471208 

(上記の情報は記事作成時点でのものです。最新の情報は公式アカウントなどでご確認ください)

宮森健太朗

グルメライター

食べることが大好きで、北海道の「なまらうまいグルメ」をメインに発信します!アメリカ・ポートランドへ留学中に北海道の魅力に気付き、帰国後インスタグラムにて北海道グルメの発信を開始。ラーメンと中華を中心に縦横無尽に食べ歩いています。SASARUを通して「こんな場所あったんだ!」「これこれ!」というような、北海道の情報をお伝えします!

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