2020.4.14

ファッション

おこもり美容の学び〜 毛穴ケアしていますか?~毛穴の種類~

いくら肌トラブルをメイクで隠そうそしても、根本的なスキンケアが間違っているとメイクも綺麗にのりません。

この暖かくなる時期に気になってくる毛穴。

女性の肌のお悩みで上位をしめるもの。毛穴にも種類があり、その種類によってスキンケアが変わります。

毛穴ケアについて2回に渡りお伝えしていきます。

1回目は、毛穴の種類と間違えたスキンケアについてです。

今日から正しいスキンケアで、ナチュラルメイクでも自信が持てる肌になりましょう!!

そもそも毛穴の役割とは?

毛穴から出る皮脂で、皮膚の潤いを保ち、乾燥を防ぐ
毛穴から出る皮脂で、外的刺激から皮膚を守る
毛穴から、老廃物を出す
毛穴から出る皮脂で、雑菌の増殖を防ぐ
 
このような私達の皮膚にとても大切な役割をしているのが毛穴です。
正しい毛穴ケアをすれば、毛穴はお悩みではなく、美肌をサポートしてくれるのです。

毛穴の種類

毛穴の種類にはいくつかあります。

①開き毛穴

皮脂過剰により毛穴が開いた状態。
皮脂分泌の過剰で起きオイリー肌の人に多いのが特徴です。
水分不足により水分と油分のバランスが崩れることによって現れます。
ホルモンバランスによるものも多く、思春期や、ニキビ肌に多いと言われています。

 
②詰まり毛穴

角質が厚くなり、毛穴が詰まった状態です。
皮脂や汚れは混ざり合って、最初は白い塊になります。鼻に白いプツプツがあるのは、角栓と呼ばれるものです。

また、空気や紫外線にふれやすい鼻の頭では、角栓が酸化されて黒い塊(黒ずみ)になることがあります。
いわゆるいちご鼻と呼ばれるものです。

思春期のうちは、皮脂分泌が多く、この角栓も多く見られます。その時期に、日焼け止めを塗らないで外にいたりすると、徐々に角栓が酸化し、大人になると黒ずみとして気になるという方が多いです。

 
③たるみ毛穴

たるみによって毛穴が帯状になった状態です。

年齢によるものが大きく真皮の老化のため起きる状態です。
コラーゲンが減り、ハリの低下が起こり、毛穴が支えきれなくなるために起きます。

この毛穴は頬によく見られますので、頬の毛穴が気になる方はこのタイプの毛穴になります。

 

あなたの毛穴は大丈夫?

毛穴ケアについて、正しいものを選んでみてください。

 

①はがすタイプの毛穴パックを使って、余分な皮脂を取る

②化粧直しの時に、ファンデーションを重ねると毛穴に詰まるので、油取り紙を使って皮脂を取るだけにする

③睡眠不足は、関係ない

④毛穴の汚れを取りたいので、クレンジングには時間をかけてよく洗う

⑤洗顔後、冷水で肌を冷やして毛穴を引き締める

 

 

正しいものはいくつありましたか?

正解は…

 

 

 

全て間違った毛穴ケアです。

間違えた毛穴ケア

①はがすタイプの毛穴パックを使って、余分な皮脂を取る

昔流行った毛穴パックについてです。
私も高校生の頃はよくやっていました。汚れが取れるのが目に見えて気持ち良いんですよね。

しかし。毛穴パックは周りの皮膚も傷めてしまい、無理に汚れを取るので毛穴に負担になり、余計開いてしまいます。
 

②化粧直しの時に、ファンデーションを重ねると毛穴に詰まるので、油取り紙を使って皮脂を取るだけにする

化粧直しをすることも毛穴ケアに必要です。

余分は皮脂をそのままにしておくと、そこで酸化してしまい、新たな詰まりの原因になります。また、油取り紙は、必要な皮脂まで取ってしまうので、ティッシュやコットンで皮脂を優しくオフすることがオススメです。

 
③睡眠不足は、関係ない

睡眠が十分な人と、睡眠不足の人とでは、睡眠不足の人の方が、毛穴の開きがあるといいうデータがあります。

不規則な生活も毛穴に影響してくるのです。

インナーケアが足りないかな?という方は、以前の睡眠スキンケアの記事を参考にしてみてくださいね!!

睡眠スキンケアとは?
https://sasaru.media/article/fashion/20191001_001/
スリープセレモニーとは?
https://sasaru.media/article/fashion/20191008_001/
 
④毛穴の汚れを取りたいので、クレンジングには時間をかけてよく洗う

肌の乾燥は、毛穴と大きく関係します。

乾燥するとより皮脂分泌は高まります。そのため、クレンジングに時間をかけることは、肌を乾燥させ余計毛穴トラブルの原因となります。


⑤洗顔後、冷水で肌を冷やして毛穴を引き締める

これは、よく聞くことですが、冷水で毛穴が引き締まるのはほんの一瞬だけです。
逆にぬるま湯から冷水の急激な温度変化で、赤ら顔の原因になります。
​毛穴の種類と、間違えた毛穴ケアについておわかりいただけたでしょうか?

次回は、毛穴の種類別スキンケアについてお伝えいたします!!

そもそも毛穴の役割とは?

毛穴から出る皮脂で、皮膚の潤いを保ち、乾燥を防ぐ
毛穴から出る皮脂で、外的刺激から皮膚を守る
毛穴から、老廃物を出す
毛穴から出る皮脂で、雑菌の増殖を防ぐ
 
このような私達の皮膚にとても大切な役割をしているのが毛穴です。
正しい毛穴ケアをすれば、毛穴はお悩みではなく、美肌をサポートしてくれるのです。

毛穴の種類

毛穴の種類にはいくつかあります。

①開き毛穴

皮脂過剰により毛穴が開いた状態。
皮脂分泌の過剰で起きオイリー肌の人に多いのが特徴です。
水分不足により水分と油分のバランスが崩れることによって現れます。
ホルモンバランスによるものも多く、思春期や、ニキビ肌に多いと言われています。

 
②詰まり毛穴

角質が厚くなり、毛穴が詰まった状態です。
皮脂や汚れは混ざり合って、最初は白い塊になります。鼻に白いプツプツがあるのは、角栓と呼ばれるものです。

また、空気や紫外線にふれやすい鼻の頭では、角栓が酸化されて黒い塊(黒ずみ)になることがあります。
いわゆるいちご鼻と呼ばれるものです。

思春期のうちは、皮脂分泌が多く、この角栓も多く見られます。その時期に、日焼け止めを塗らないで外にいたりすると、徐々に角栓が酸化し、大人になると黒ずみとして気になるという方が多いです。

 
③たるみ毛穴

たるみによって毛穴が帯状になった状態です。

年齢によるものが大きく真皮の老化のため起きる状態です。
コラーゲンが減り、ハリの低下が起こり、毛穴が支えきれなくなるために起きます。

この毛穴は頬によく見られますので、頬の毛穴が気になる方はこのタイプの毛穴になります。

 

あなたの毛穴は大丈夫?

毛穴ケアについて、正しいものを選んでみてください。

 

①はがすタイプの毛穴パックを使って、余分な皮脂を取る

②化粧直しの時に、ファンデーションを重ねると毛穴に詰まるので、油取り紙を使って皮脂を取るだけにする

③睡眠不足は、関係ない

④毛穴の汚れを取りたいので、クレンジングには時間をかけてよく洗う

⑤洗顔後、冷水で肌を冷やして毛穴を引き締める

 

 

正しいものはいくつありましたか?

正解は…

 

 

 

全て間違った毛穴ケアです。

間違えた毛穴ケア

①はがすタイプの毛穴パックを使って、余分な皮脂を取る

昔流行った毛穴パックについてです。
私も高校生の頃はよくやっていました。汚れが取れるのが目に見えて気持ち良いんですよね。

しかし。毛穴パックは周りの皮膚も傷めてしまい、無理に汚れを取るので毛穴に負担になり、余計開いてしまいます。
 

②化粧直しの時に、ファンデーションを重ねると毛穴に詰まるので、油取り紙を使って皮脂を取るだけにする

化粧直しをすることも毛穴ケアに必要です。

余分は皮脂をそのままにしておくと、そこで酸化してしまい、新たな詰まりの原因になります。また、油取り紙は、必要な皮脂まで取ってしまうので、ティッシュやコットンで皮脂を優しくオフすることがオススメです。

 
③睡眠不足は、関係ない

睡眠が十分な人と、睡眠不足の人とでは、睡眠不足の人の方が、毛穴の開きがあるといいうデータがあります。

不規則な生活も毛穴に影響してくるのです。

インナーケアが足りないかな?という方は、以前の睡眠スキンケアの記事を参考にしてみてくださいね!!

睡眠スキンケアとは?
https://sasaru.media/article/fashion/20191001_001/
スリープセレモニーとは?
https://sasaru.media/article/fashion/20191008_001/
 
④毛穴の汚れを取りたいので、クレンジングには時間をかけてよく洗う

肌の乾燥は、毛穴と大きく関係します。

乾燥するとより皮脂分泌は高まります。そのため、クレンジングに時間をかけることは、肌を乾燥させ余計毛穴トラブルの原因となります。


⑤洗顔後、冷水で肌を冷やして毛穴を引き締める

これは、よく聞くことですが、冷水で毛穴が引き締まるのはほんの一瞬だけです。
逆にぬるま湯から冷水の急激な温度変化で、赤ら顔の原因になります。
​毛穴の種類と、間違えた毛穴ケアについておわかりいただけたでしょうか?

次回は、毛穴の種類別スキンケアについてお伝えいたします!!

髙樋沙苗

美容皮膚科看護師

看護師、保健師の他に、日本コスメティック協会認定インストラクターなど美容資格12個を持つ。現在は、札幌市内の皮膚科、美容皮膚科で勤務する傍ら美容講師として活動。スクール講師、道内外のセミナーやメディアを通して、医学的根拠に基づいた正しい美容知識の普及をしている。体の内側と外側からのトータルビューティーを提唱し、ヨガインストラクターとしての活動も行っている。

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