2019.11.5

ファッション

冬美人になりたい。暖房から体を守る!乾燥肌って?

徐々に寒くなり、暖房をつけ始める時期。
1番気になるのは、肌の乾燥。

以前は、顔の乾燥肌についてお伝えいたしましたが、今回は体の乾燥について。

体の乾燥は、皮膚が粉を拭いたり見た目の問題だけではなく、かゆみが出ると仕事のパフォーマンスも下がったり、生活に支障をきたすほど。

本格的な冬が始まる前に、ボディケアを徹底解説します。

乾燥肌とは?

私たちの皮膚の一番外側は表皮とよばれる層があります。

その層の一番上にあるのが「角質層」と呼ばれる層で、この角質層が乾燥と密接な関係があります。角質層の水分量は通常約20~30%。その状態がキープできていれが、肌の乾燥がなく、保湿されている状態になります。
 
この状態が乱れ、角質層の水分が20%を下回った状態が続くと、乾燥肌になります。

乾燥肌とは、私たちの皮膚の中になる、「皮脂膜」「NMF(天然保湿因子)」「角質細胞間脂質」保湿の3大要素に問題が生じることです。
 

私たちの皮膚に大切な保湿要素

皮脂膜:皮脂と汗が混ざったもので、私たちはそれを潤いにして自ら保湿をしています。
天然の保湿クリームとも言われています。


天然保湿因子(NMF):角質の細胞の中にある水分を抱え込む働きをしています。
 

角質細胞間脂質:角質細胞間脂質の主な成分は「セラミド」。
以前の記事えも出てきました。
この角質細胞間脂質は、角質細胞の隙間を埋めつくしており、水分が蒸発するのを防いでくれます。
この隙間が綺麗に整っていると、潤いを保つことができます。

年齢とともに乾燥する?

上記でお伝えした保湿の三大要素は、年齢とともに減少していきます。

このいずれかや複数が減ってきたり、バランスが乱れた状態が続くと乾燥肌になります。

また、女性ホルモンとも関係があり、女性は閉経すると乾燥肌になりやすくなります。
男性より女性の方が、乾燥肌になりやすいのはホルモンバランスも関係してきます。
 
気候の変化だけではなく、年々乾燥しやすくなる私たちの肌を守るためには、保湿剤で外から潤いを与えると同時に日常生活でも意識することがあります。
 

保湿剤は、回数・塗り方・量が決め手!!

保湿剤は、1日1回では、北海道の冬は追いつきません。

最低でも1日2回塗る必要があります。
1日2回、朝と夜。着替えるタイミングで塗ると覚えておくと良いでしょう。

もちろんそれでも乾燥する方は、日中も塗ることを意識しましょう。
種類は、どんなものでも構いません。
 
量の目安は、ボディーローションだと1円玉の大きさで両手2枚分の面積が塗れます。

例えば背中だと、身体の大きさにもよりますが、1円玉2~3枚分の量は必要になることがわかりますね。

 
塗り方は、優しく赤ちゃんに触れるように塗りましょう。

摩擦すればするほど肌は乾燥します。
優しいタッチが基本になります。
 
乾燥肌のしくみがわかると、スキンケアの大切さがわかります。

保湿剤を正しく塗ることが基本になりますが、それだけでは乾燥肌対策のボディケアは足りません。

次回は、具体的に何をすればよいのかをお伝えいたします。

乾燥肌とは?

私たちの皮膚の一番外側は表皮とよばれる層があります。

その層の一番上にあるのが「角質層」と呼ばれる層で、この角質層が乾燥と密接な関係があります。角質層の水分量は通常約20~30%。その状態がキープできていれが、肌の乾燥がなく、保湿されている状態になります。
 
この状態が乱れ、角質層の水分が20%を下回った状態が続くと、乾燥肌になります。

乾燥肌とは、私たちの皮膚の中になる、「皮脂膜」「NMF(天然保湿因子)」「角質細胞間脂質」保湿の3大要素に問題が生じることです。
 

私たちの皮膚に大切な保湿要素

皮脂膜:皮脂と汗が混ざったもので、私たちはそれを潤いにして自ら保湿をしています。
天然の保湿クリームとも言われています。


天然保湿因子(NMF):角質の細胞の中にある水分を抱え込む働きをしています。
 

角質細胞間脂質:角質細胞間脂質の主な成分は「セラミド」。
以前の記事えも出てきました。
この角質細胞間脂質は、角質細胞の隙間を埋めつくしており、水分が蒸発するのを防いでくれます。
この隙間が綺麗に整っていると、潤いを保つことができます。

年齢とともに乾燥する?

上記でお伝えした保湿の三大要素は、年齢とともに減少していきます。

このいずれかや複数が減ってきたり、バランスが乱れた状態が続くと乾燥肌になります。

また、女性ホルモンとも関係があり、女性は閉経すると乾燥肌になりやすくなります。
男性より女性の方が、乾燥肌になりやすいのはホルモンバランスも関係してきます。
 
気候の変化だけではなく、年々乾燥しやすくなる私たちの肌を守るためには、保湿剤で外から潤いを与えると同時に日常生活でも意識することがあります。
 

保湿剤は、回数・塗り方・量が決め手!!

保湿剤は、1日1回では、北海道の冬は追いつきません。

最低でも1日2回塗る必要があります。
1日2回、朝と夜。着替えるタイミングで塗ると覚えておくと良いでしょう。

もちろんそれでも乾燥する方は、日中も塗ることを意識しましょう。
種類は、どんなものでも構いません。
 
量の目安は、ボディーローションだと1円玉の大きさで両手2枚分の面積が塗れます。

例えば背中だと、身体の大きさにもよりますが、1円玉2~3枚分の量は必要になることがわかりますね。

 
塗り方は、優しく赤ちゃんに触れるように塗りましょう。

摩擦すればするほど肌は乾燥します。
優しいタッチが基本になります。
 
乾燥肌のしくみがわかると、スキンケアの大切さがわかります。

保湿剤を正しく塗ることが基本になりますが、それだけでは乾燥肌対策のボディケアは足りません。

次回は、具体的に何をすればよいのかをお伝えいたします。

髙樋沙苗

美容皮膚科看護師

看護師、保健師の他に、日本コスメティック協会認定インストラクターなど美容資格12個を持つ。現在は、札幌市内の皮膚科、美容皮膚科で勤務する傍ら美容講師として活動。スクール講師、道内外のセミナーやメディアを通して、医学的根拠に基づいた正しい美容知識の普及をしている。体の内側と外側からのトータルビューティーを提唱し、ヨガインストラクターとしての活動も行っている。

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